『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

『藤川優里の八戸ふるさと大使』 八戸観光コンペンション協会とトレたびのタイアップ企画。八戸生まれ、八戸育ち。港町八戸の魅力を知り尽くした八戸ふるさと大使の藤川優里さんが、知る人ぞ知るふるさとの魅力をたっぷりご紹介します。

第9回 八戸産の魚介類をふんだんに使用&八戸流は二度美味しい! 冬の“新”風物詩「八戸ブイヤベース」

新鮮な海の幸に恵まれて育ち、ふとしたときに母の魚料理が食べたくなる。
そんな私も、いざ自分で魚料理をするとなると身構えてしまう1人です。
全国的に、子供の魚離れや、魚料理への抵抗感が課題とされていますが、
八戸も例外ではないのかもしれません。
そんな八戸で、昨年冬から熱を帯びているのが『八戸ブイヤベース』。
若い女性たちにも気軽に魚料理に親しんでもらおうと、
有志が企画した新しい八戸の冬の風物詩です。

 

八戸を代表するフレンチやイタリアンなど市内の飲食店13店舗が協力し、
それぞれに特色を出したブイヤベースを提供しています。
八戸ブイヤベースの最大の特徴といえるのが、4種類以上の地魚を使用すること、
また、すべてのお店で、魚介をいただいた後の残りのスープを生かした
“締めの一品”を出してくれるということ。
最高の食材からじっくりとしみだしたお出汁を十分にすったリゾットやニョッキ、
パスタ等はコトバに言い尽くすことができません。

 

八戸の市場の活気やにぎわいは、冬も衰えることはなく、
イサバのカッチャ(朝市のお母さん)達が自慢の品をこれでもかと並べ、
威勢よく声を上げています。
濃厚でしっかりとしたコクのあるアンコウ、脂ののったキンキン、
ふっくらとして弾力のあるタラをはじめ、イカ、アイナメ、メバル、シュリ貝……。
その魚介類の豊富さと新鮮さ、熟成時期をみるシェフたちの目、腕により、
最高の一品をお届けできることをお約束します。

 

ニースやマルセイユといった海外の素敵な港町で辛口ワイン片手に、
気軽にブイヤベースをつついている。
八戸ブイヤベースがはじまり2年目となり、そんな光景が
太平洋の港町・八戸では当たり前のものになりつつあります。

藤川優里
青森県八戸市生まれ。平成19年4月、27歳の若さで八戸市議選に立候補して当選。以来、医療・福祉・防災などの専門分野で活躍している。平成21年9月より「八戸ふるさと大使」として、八戸市の魅力を全国に発信。趣味は写真撮影・登山・釣り・DVD鑑賞。座右の銘は「花よりも花を咲かせる土になれ」。

旬な情報

「八戸ブイヤベースフェスタ2013」八戸産の魚介のうまみが凝縮した多彩なブイヤベースを食べ比べ!

 八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上、野菜(ハーブ類、にんにく、トマト等)も地元産のものをできるだけ使用している「八戸ブイヤベース」。八戸の魚介類のおいしさを再発見してもらうことを目的に昨年から開催。今年も、八戸市内ホテル・レストラン13店舗の腕利きのシェフたちが独自の八戸ブイヤベースを完成させ、2013年3月31日まで提供中だ。
 各店とも、八戸ブイヤベース・ルールの“八戸流は二度おいしい!”に沿って二度おいしい食べ方を提案していて、残ったスープにご飯とタコを加えて“ポルトガル風おじや”に仕上げたり、八戸名物のせんべいを割り入れて“八戸せんべい汁風”にしたり。食べ比べが楽しい内容になっている。
 期間中には、限定スペシャルディナーや各店のお食事券が当たるキャンペーンなども実施されている。

「八戸ブイヤベースフェスタ2013」の
  詳細はコチラ

バックナンバー

このページのトップへ