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まだまだ知られざるご当地の味 行って食べたい!ニッポンA級発掘グルメ

vol.1 柏崎の鯛茶漬け [新潟県柏崎市]


冬から春にかけてが旬。産卵前の身が桜色に染まるため、サクラダイとも呼ばれる

柏崎は県内有数の漁獲高。
伝統的なタイ漁の方法である五智(ごち)網などで水揚げされている

姿焼きをのせて米から炊くもの、焼き蒸しして混ぜ込むものなど、工夫を凝らした鯛めしもご当地料理

日本海沿岸トップクラスの鯛の漁場! 美味なる新名物・鯛茶漬け誕生のヒミツ

 柏崎から出雲崎にかけての沖合は日本海でも屈指の漁場だ。なかでもマダイは、産卵場が笠島沖合にあることから、天然ものが豊富。荒波にもまれ、ほどよくのった脂が自慢だ。周辺の宿では、江戸時代から鯛料理が振舞われてきたという。

 そんな柏崎馴染みの鯛でご当地グルメを作るべく、活動してきた『鯛プロジェクト』。旅館・ホテル・民宿・割烹などを営むメンバーたちが、もともと宴会の締めに出されていた鯛めしや、鯛茶漬けに絞ってメニュー開発に勤しむうち、鯛茶漬けが2010年、『全国ご当地どんぶり選手権』に初参戦で7位に入賞。翌2011年には第3位に、そして2012年には準グランプリを獲得した。また、新潟県内外の40品が揃いご当地グルメを競う『国際ご当地グルメグランプリ』ではグランプリを獲得。これらの実績がご当地・柏崎のみならず、新潟県内、そして全国にまで名をとどろかせ、鯛茶漬けが柏崎の新名物と相成った。

 とはいえ、柏崎の鯛茶漬けは実に多彩だ。鯛をのせ、熱い出汁をかけて食べる。細かな具や出汁のタイプは各店の個性次第という幅の広さだ。ただ、ここ新潟県は日本有数の米処。そこで、鯛茶漬けには必ず新潟県産コシヒカリのツヤピカご飯を使うことが条件のひとつに掲げられた。鯛とご飯の絶妙コンビこそが、柏崎ならではの味を生み出している。

 提供するのは柏崎・刈羽・出雲崎エリアで28店舗。天然マダイが手に入ったときだけ提供する店、予約なしでも食べられる店、鯛を漬けにしたり、焼いた身や刺し身をのせたり、出汁にも工夫を凝らすなど、バラエティに富んでいるのも大きな魅力。店ごとに異なる渾身の味を、思う存分、食べ歩き鯛!

SPOT いざ、鯛茶漬けを食べよう!

鯛茶漬けののぼり旗を掲げる店舗では、各店が趣向を凝らした鯛茶漬けを用意。個性豊かな味こそ、柏崎の鯛茶巡りの醍醐味だ。また、店によってはどんぶり選手権仕様、国際ご当地グルメ仕様の鯛茶漬けを提供する店もある。柏崎ならではの鯛料理を楽しんでもらうべく、毎年バージョンアップを図ったその味は、鯛と柏崎の海の幸がコラボしたり、鯛めしと鯛茶漬け、二つのご当地鯛料理を合体させたり。食べ比べてみるべし!

どんぶり選手権仕様は 鯛三昧の鯛茶漬け|割烹いなほ

柏崎の鯛を使った料理が自慢の割烹。鯛料理は鯛めし、天ぷら、笹蒸し、煮物などなど、20種以上ものレパートリーを誇る。『全国ご当地どんぶり選手権2012』の鯛茶漬けは、鯛めしの上に、鯛の香り揚げ、鯛のなめろうをのせた「三味一鯛茶漬け」。至福の一杯だ。

鯛茶漬け:1260円
営業時間:17:00~22:00、不定休
住所:柏崎市新花町5-29
交通:越後線東柏崎駅から徒歩12分
TEL.0257-24-2043

国際ご当地グルメ仕様は 新潟県No.1に輝いた味|メトロポリタン松島 レストラン漁り火

日本海を一望する展望温泉を持つ宿の一品は、新潟県新発田市で開催された『2011国際ご当地グルメグランプリ』で、見事グランプリを獲得。鯛の香り揚げ、焼いた鯛のほぐし身、柏崎産もずく、いくら、とびっこなど、10種類もの具で彩られている。

鯛茶漬け:840円
営業時間:11:00~18:30LO、無休
住所:柏崎市鯨波乙1828
交通:信越本線鯨波駅から徒歩5分
TEL. 0257-24-5505  店ホームページはコチラ

漬けなど、店オリジナルも楽しみ|和ダイニング 四季彩

各店で工夫を凝らしたオリジナル鯛茶漬けが味わえるのも柏崎鯛茶漬け巡りの愉しみ。この店では、地元・刈羽産コシヒカリに、特製ダレに漬け込んだ鯛をのせて出汁をかけたシンプルスタイル。山椒の香りがアクセントだ。鯛の唐揚げと刺し身がセットなのもうれしい。

鯛茶漬け:600円
営業時間:11:00~21:30、月曜休
住所:刈羽郡刈羽村下高町1663
交通:越後線荒浜駅から徒歩15分
TEL.0257-31-8800  店ホームページはコチラ

ほかにもたくさん! 提供店リストはコチラ コチラ

ACCESS いざ、柏崎へ行こう!

<東京方面から>

JR東京駅または上野駅から上越新幹線「とき」で約90〜120分の長岡駅へ、JR特急北越に乗り換えて25分、もしくは、信越本線に乗り換えて30〜45分の柏崎駅下車(所要時間約3時間10〜45分)

<新潟市内から>

JR新潟駅からJR特急北越で約76分の柏崎駅下車

あなたの出発地+目的地「柏崎」で経路検索するならコチラ コチラ

おトクな「ウィークエンドパス」で行こう!

JR東日本の指定フリーエリア内で、土日から連続する2日間有効の乗り降り自由の乗車券。別途特急券を購入すれば、新幹線も乗車可能です。

<東京都内から通常期に利用した場合>&<ウィークエンドパス利用の場合> コチラ

取材・執筆・構成:佐藤さゆり(teamまめ)
写真提供:柏崎観光協会
※掲載されているデータは平成24年4月現在のものです。

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