急(きゅう) なカーブの 連続(れんぞく) する 路線(ろせん) では、「 振(ふ) り 子式(こしき) 」などカーブで 車体(しゃたい) を 傾(かたむ) けながら 運転(うんてん) する 構造(こうぞう) が 有効(ゆうこう) です。ただし、 電車(でんしゃ) と 違(ちが) って 気動車(きどうしゃ) は 床下(ゆかした) にエンジンを 積(つ) む 構造(こうぞう) のため、「 振(ふ) り 子式(こしき) 」の 導入(どうにゅう) は 難(むずか) しかったのです。JR 四国(しこく) では 鉄道車両(てつどうしゃりょう) メーカーなどと 共同研究(きょうどうけんきゅう) 、1989 年(ねん) に 日本初(にほんはつ) の「 振(ふ) り 子式(こしき) 」 気動車(きどうしゃ) 2000 系(けい) の 開発(かいはつ) に 成功(せいこう) しました。この 技術(ぎじゅつ) はJR 北海道(ほっかいどう) のキハ281 系(けい) などにも 応用(おうよう) されています。