8620 形(がた) は 大正時代(たいしょうじだい) につくられた 蒸気機関車(じょうききかんしゃ) (SL)です。 石炭(せきたん) を 燃(も) やし、 水(みず) から 蒸気(じょうき) をつくり、その 力(ちから) で 走(はし) ります。8620 形(がた) は867 両(りょう) もつくられましたが、 今(いま) 、 本線(ほんせん) を 運転(うんてん) できる 状態(じょうたい) で 残(のこ) っているのはJR 九州(きゅうしゅう) の58654 号機(ごうき) だけ。とても 貴重(きちょう) な 機関車(きかんしゃ) なのです。3 月(がつ) から11 月(がつ) まで、 週末(しゅうまつ) や 祝日(しゅくじつ) を 中心(ちゅうしん) に 九州(きゅうしゅう) の 熊本(くまもと) ~ 人吉間(ひとよしかん) を 往復(おうふく) しています。