『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

  • mixiチェック

『いま話題のスポットを、優雅に楽しくめぐる! 北の大地・札幌でちょっぴりラグジュアリーな旅』 ~北海道札幌市~

皇室ゆかりの“北の迎賓館”で食す話題の「ラーメンサラダ」

 「ラーサラって知ってる?」。自他共に認める北海道在住のグルメな友人から聞かれ、頭の中にたくさんの“?マーク”が舞った。聞けば北海道発祥のご当地グルメで、友人曰く、“B級”ではなく“A級”グルメなのだそうだ。しかも、安くて、美味しくて、ヘルシーらしい。他にも話題のグルメが続々登場していると聞いて、北海道A級グルメを味わう旅に出かけてみた。

 新千歳空港からJR快速「エアポート」で約36分、北の玄関口・札幌に到着する。カニ、ラーメン、スープカレー……。食べてみたいものが次々と目に映るが、まずは友人が絶賛する「ラーサラ」を味わうことにした。  ラーサラとは、「ラーメンサラダ」のことで、開業75周年の老舗ホテル「札幌グランドホテル」のビアホール「BIG JUG」が発祥のご当地グルメだ。25年前の登場以来、地元では定番メニューだったが、近年のご当地グルメブームで話題沸騰し、大ブレークした。

 札幌グランドホテルは故秩父宮殿下が建設を提唱した北海道初の本格的洋式ホテルで、これまで皇室をはじめ、内外のVIPが多数滞在した歴史を持つ。“北の迎賓館”なる異名をもつのもそのためだ。

 サラダ感覚で食べられるラーサラには手もみ風の玉子麺を使用。ニンジン、レタス、トマトなどフレッシュな生野菜とエビ、ムール貝などの魚介が麺を鮮やかに彩る。ドレッシングは、ホテル伝統のフレンチドレッシングと中華ドレッシングをブレンドしたオリジナル。マスタードの風味が実に心地よく、さらに元祖のこだわりというラーサラ用に作られたオリジナルピクルスの酸味が、まったりとしたドレッシングの風味をリセットし、一口目の新鮮な美味しさを最後まで楽しませてくれるのだ。

 ホテルならではの細やかな技もキラリと光る。例えば、皿に敷かれた簀。麺や野菜の余分な水分を落とすことでドレッシングが絡みやすくなり、美味しさがアップするのだそうだ。麺と野菜、ドレッシングの幸福な三位一体に大満足。元祖ラーメンサラダの人気の理由を強く実感できたひとときであった。

札幌グランドホテルのエントランス。“北の迎賓館”の名にふさわしく気品が随所に漂う
昭和29年に昭和天皇・皇后両陛下が宿泊された際に使用された501号室のルームキーホルダー
リニューアルされモダンな雰囲気に生まれ変わった札幌グランドホテルのロビー

動物たちとふれあい、札幌の美味三昧。極上の夢、再び……

 さて、老舗ホテルでプチ・ラグジュアリーな気分を堪能したら、周辺を散策してみよう。ホテルの斜向かいには瀟洒な「旧北海道庁赤れんが庁舎」があるし、西に足を延ばせば「さっぽろ円山動物園」の動物たちが愛くるしさいっぱいで歓迎してくれる。中でも小熊の誕生で話題のホッキョクグマや子連れのリスザルは、ずっと見ていても飽きない。

 小腹が空いてきたところで、「さっぽろスイーツカフェ」に行ってみる。“スイーツ王国さっぽろ”の旬のスイーツを味わえるスポットとして昨年10月にオープン。毎月約5店舗が入れ替わり、各店自慢のスイーツが楽しめるユニークなカフェだ。参加店舗は約100店舗。甘くて優雅なひとときに心がじんわり和んでくる。

 旅の夜はサッポロビール発祥の地で味わうビールで決まりだ。「サッポロビール博物館」のテイスティング・ラウンジでは、生ビールの試飲(有料)が楽しめる。出来たてならではのまろやかな香りと風味にすっかり夢見心地。ほろ酔い気分で札幌グランドホテルに戻り、柔らかいベッドに身を委ねれば、北の大地のラグジュアリーな旅の思い出が、極上の夢として蘇ってくるだろう。

ホッキョクグマやリスザルなど、愛らしい動物たちとのふれあいが楽しいさっぽろ円山動物園
さっぽろスイーツカフェの参加店舗は約100店。月替わりで「さっぽろスイーツ」が味わえる
様々な出来たて生ビールの試飲(有料)が楽しめるサッポロビール博物館

ひと足延ばして! 札幌の奥座敷・定山渓温泉「章月グランドホテル」で源泉かけ流し温泉を満喫

四季折々の渓谷の眺めが楽しめる露天風呂

札幌の奥座敷・定山渓温泉にある老舗温泉宿。渓流に面した客室や人気テレビ番組『料理の鉄人』に出演し、独創的な和食で審査員たちを魅了した藤井料理長の創る季節の会席が評判。自慢の温泉は広々とした露天風呂や檜風呂、岩風呂などがあり、湯量豊富な源泉かけ流し。泉質はナトリウム塩化物泉なので湯冷めしにくく、塩化物泉特有のコーティング効果で浴後のお肌はツルツルになる。神経痛、筋肉痛など一般適応症のほか、切り傷や慢性皮膚病などに適応症が認められる。渓流のせせらぎをBGMにゆったりとしたひとときを過ごせる温泉宿だ。

モデルコース

(1)JR札幌駅
広北海道の玄関口・札幌駅。駅構内には「アピア」「エスタ」「パセオ」「札幌ステラプレイス」の4つのエリアからなる日本最大級のショッピング施設「JRタワー」がある。
(2)北海道ダイニング BIG JUG(ビッグジョッキ)
札幌グランドホテル内のビアレストラン。話題のラーメンサラダをはじめ、北海道自慢の山海の幸や国内大手4社の生ビール、日本酒、ワインなどがカジュアルに楽しめる。炙りコーナーで焼き上げるディナータイムの新鮮な魚介料理も自慢。
■TEL.011-261-3311(札幌グランドホテル)/11:30~14:00(LO)・17:00~21:30(LO)/JR札幌駅から徒歩10分
(3)さっぽろ円山動物園
札幌のオアシス・円山公園内にある動物園。人気のホッキョクグマやリスザル、レッサーパンダなどを間近に観察でき、子供から大人まで楽しめる。「リスザルのエサやり体験」や「カンガルーのドキドキお散歩体験」など動物たちとのふれあい体験メニューは約50種類。
■TEL.011-621-1426/9:00~17:00(11月1日~1月31日は~16:00)、12月29~31日休/600円/地下鉄円山公園駅から徒歩15分
(4)さっぽろスイーツカフェ
平成21年10月にオープンした話題のスイーツカフェ。市内や近郊の洋菓子店が毎月約5店舗入れ替わり、月替わりで各店自慢のスイーツが味わえる。地元の寿珈琲やスイーツが楽しめるイートインスペース(39席)もあり、スイーツ好きの女性たちでいつも賑わっている。
■TEL.011-211-1541/10:00~20:00、無休/地下鉄大通駅から徒歩2分(札幌地下街オーロラタウン内)
(5)サッポロビール博物館
サッポロビール園内にあるビール博物館。1階のテイスティング・ラウンジでは、黒ラベルやクラシック、開拓使麦酒など、様々な出来たて生ビールを有料で試飲できる。所要時間30分のガイドツアーも人気(9:00~17:00に15分間隔でスタート。要申込み)。
■TEL.011-731-4368/9:00~18:00(入館は~17:30)、年末年始休/入館無料、ビール試飲200円~/地下鉄東区役所前駅から徒歩約15分
(6)札幌グランドホテル
平成21年に開業75周年を迎えた北海道初の本格的洋式ホテル。故秩父宮殿下が建設を提唱したという由緒あるホテルで、その格式から“北の迎賓館”とも呼ばれる。老舗ホテルながら、客室やパブリックスペースなどモダンなインテリアが光る。内外のVIPも多く滞在している。
■TEL.011-261-3311/IN15:00・OUT11:00/JR札幌駅から徒歩10分

「ごま風味ドレッシング」と「和風醤油ドレッシング」の2種類を発売

日清食品チルド(株)が“ラーサラ”発祥の「札幌グランドホテル」とのコラボ商品を新発売。小泉哲也総料理長の監修で、ドレッシングはごまとマスタードの効いた「ごま風味」と青じそ風味の「和風醤油」の2種類。麺は手もみ風の生中華麺で、しっかりとしたコシが特徴だ。市販のパックサラダとあわせるだけでも、本場の味が気軽に味わえる。希望小売価格310円(税込)。スーパーのチルド麺売り場で好評発売中。

★詳しくは、日清食品チルド(株)ホームページで。
http://www.nissinfoods-chilled.co.jp/

監修者からのメッセージ

月刊『旅の手帖』4月号誌上でも2ページで掲載!

今回の特別企画を月刊『旅の手帖』4月号(P12-13)でもビジュアルメインに紹介しています。また、巻頭では「寂しくなんかない!こんな“ひとり旅”」をテーマに「春、ひとり旅」特集を掲載。うまいもの、歴史ロマン、さくら&酒蔵、海の幸めぐり、温泉めぐり、焼物の町歩きなど、多彩なひとり旅スタイルを紹介しています。春からGWに向けてのレジャーにオススメの1冊です。特別企画とあわせて、ぜひご覧ください!
定価:580円(税込)
詳細はこちら

撮影=加藤昌人 写真協力=札幌グランドホテル
※掲載されているデータは平成22年3月現在のものです。

このページのトップへ