『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

仙台・宮城は古来、華やかなる伝統文化や美味なる食を誇る北の都として栄えてきた。松尾芭蕉が愛した松島や、“独眼竜”の異名をもつ伊達政宗ゆかりの青葉城址、瑞巌寺(ずいがんじ)などには、今なお多くの観光客が訪れ、活気あふれるモダンな仙台駅周辺などとともに今昔の魅力が味わえる魅力的なエリアだ。
JR6社と宮城県は、昨年10~12月に「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」を開催。『美味(うま)し国、伊達な旅』をテーマに大いに盛り上がった。そして今秋、さらにパワーアップした【伊達な旅】キャンペーンが帰ってくる。
今年のテーマの一つである「グルメ」。仙台名物牛タンや三陸沖で獲れる新鮮な魚介を使った極上寿司はもちろん、近年注目を集めているご当地グルメや、宮城ならではの【伊達】な食材を徹底紹介。そのほか、滞在型の温泉プランや各地の観光イベントも盛り沢山だ。さあ、食材王国みやぎへ行こう!






10月1日~12月31日に仙台市内のホテルに宿泊すると、牛タン専門店で使用できる200円割引券を進呈。仙台観光コンベンション協会・仙台牛たん振興会TEL.022-268-6251
鉄板の上で豪快に焼いて好きなだけ食べる食べ放題Aコース(60分3000円/要予約)など。10月9日~12月23日、平成22年1月8日~3月7日に、松島地区漁業組合隣で実施。松島観光協会TEL.022-354-2618
400年の歴史をもつヘルシーな麺。「うーめんまつり」(9月5日~11月8日)に参加すると、温泉半額券がもらえる。仙台・宮城観光キャンペーン白石市推進協議会TEL.0224-22-1321

三陸沖で獲れる新鮮な旬の白身魚を特製のタレに漬け込み、宮城県産米の寿司飯にのせた豪華なご当地どんぶり!仙台寿司同業組合TEL.022-265-3814
鮭の煮汁で炊いたご飯に鮭とイクラをのせた料理。亘理(わたり)町内でスタンプラリー開催(10月1日~11月30日)。
亘理町観光協会TEL.0223-34-0513
特製のニンニク味噌で味付けした豚のモツを焼いて、ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べるのが、気仙沼流。気仙沼市産業部観光課TEL.0226-22-3438
登米(とめ)市の旅館の女将が考案。野菜と卵でとじた特産の油麩(揚げ麩)がご飯の上にたっぷり。店によって味や具は様々。油麩丼の会TEL.0220-52-2016
宮城県にはあらゆる泉質・環境の名湯・秘湯が揃っている。太平洋に面した絶景温泉や、山里にたたずむ隠れ家温泉。最近では、滞在型の「現代湯治」がブームを呼んでいる。心身をゆったり再生してくれる奥州の名湯で、日頃たまったストレスを発散しよう。

日本国内の11種類の泉質のうち9種類がそろう。奥州三名湯の一つ
仙台駅から車で30分。都心に近い洗練された温泉で、贅沢なひと時を

「奥の細道湯けむりライン」の愛称をもつ陸羽東線の沿線にある「鳴子峡」(鳴子温泉~中山平温泉駅間)は、横綱級の絶景紅葉スポット。紅葉期間中には徐行運転も行なわれ、車窓から色鮮やかな風景が楽しめる。
秋には“絶景車窓”が連続する仙山線。山寺や面白山高原、作並などでは、車内からも息を呑むような錦繍絵巻が楽しめる。沿線には秋保温泉や作並温泉など、良質の泉質を誇る東北屈指の温泉地が点在する。


写真協力:日置真則(陸羽東線)、熊博毅(仙山線)