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秋の風物詩 芋煮の食べ比べ 「日本三大芋煮会 in 津和野」開催!


 島根県の南西に位置する津和野(つわの)町は「山陰の小京都」とも呼ばれ、古くからの武家屋敷が残る美しい町です。昨年、幕末の津和野藩の風情を描いた「津和野百景図」にまつわるストーリーが評価され、日本遺産に認定されました。近代日本哲学の祖・西 周(にし あまね)や日本を代表する文豪・森 鴎外を輩出した町でもあり、情緒あふれる風景のなか、今なお彼らの生家を見ることができます。
 
 津和野町はまた、良質な里芋の産地としても有名です。江戸時代から商家の旦那衆が集まっては、紅葉のなか地酒を酌み交わし、秋の味覚として芋煮を楽しんでいました。そんな津和野で、今秋10月16日(日)、「日本三大芋煮」が集結し、芋煮を食べ比べできるイベント「日本三大芋煮会 in 津和野」が開催されます。限定1200名が無料となっており、当日は殿町町民体育館前にて整理券が配布されます。
 
 ひとくちに「芋煮」といっても、味付けや具材は日本各地でさまざま。交通新聞社発行『旅の手帖』(2013年10月号)で、次の3市町の芋煮を「日本三大芋煮」として紹介したことがきっかけで、3市町の芋煮が広まりました。
 
 山形県中山町の「芋棒煮」は、京都・大阪と山形県とを結ぶ最上川の船頭や商人が、荷揚げや荷待ちの逗留の間、京都から運ばれた棒ダラを地元の里芋と一緒に煮込んで食べたのが始まり。現在は牛肉醤油味の「芋煮」とともに、山形県の秋の風物詩として親しまれています。
愛媛県大洲市の「いもたき」は、秋の夜に月見を兼ねて集まり、屋外で里芋を煮炊きしたもの。藩政時代からの人々の素朴な集いで楽しまれた肴で、今日では鶏がらダシの甘口醤油ベースが主流です。
そして、島根県津和野町の「芋煮」は炙った小鯛でダシをとり、火山灰のなかで育ったきめ細かい里芋に、ゆずの皮を添えて上品に仕上げています。客人へのもてなしにも欠かせない、自慢の郷土料理です。
 
 弥栄(やさか)神社の鷺舞(さぎまい)石見(いわみ)神楽つわの太鼓などの郷土芸能上演や、地酒のふるまい、各地の特産品販売など、盛り沢山の一日。山陰の小京都・津和野で、美しくおいしい日本の秋を堪能しませんか。
 
●開催日時:平成28年10月16日(日)10:00~15:00
●開催地:津和野町本町通り・周辺特設会場(島根県県鹿足郡津和野町)
●整理券配布:殿町 町民体育館前にて当日4回配布(10:30 ・11:30 ・12:30 ・13:30、各先着300名)
●開催地までの交通アクセス:山口線津和野駅から徒歩約10分
●問合せ先:「日本三大芋煮会 in津和野」 実行委員会 事務局 津和野町商工観光課
TEL.0856・72・0652
>詳しくは津和野町公式ウェブサイト

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