THE列車

「○○のはなし」 JR西日本

絶景・美食・おもてなしが人気の山陰本線観光列車

山陰本線西部エリアの絶景と地元の美食が楽しめる列車として登場したのが、新下関駅と東萩駅を結ぶ山陰本線の観光列車「○○のはなし」です。本州最西端の山口県(萩、長門、下関)には、日本と西洋を引き合わせるきっかけとなった歴史が息づくことから、2両編成の列車は1号車が「西洋が憧れる日本(和風)」、2号車は「西洋に憧れた日本(洋風)」をコンセプトとした内装デザインを採用。外観は「洋と和をつないだ海」が2両にまたがり、1号車が緑色、2号車は赤色を地色とし、萩市の果樹で天然記念物の原木が長門市にある「夏みかんの花」と下関市の花である「ハマユウ」がデザインされています。また、見て、聞いて、感じてみたい「はなし」があることから、美しい海岸線とともに、萩(は)、長門(な)、下関(し)の歴史と文化を辿る旅の意味を込めて列車名が決まりました。

下関駅を発車した列車が山陰本線に入ると、進行方向左手に日本海(響灘)の風景が見えてきます。絶景地点では列車が一旦停車しますので、車窓に映る風景をゆっくりと撮影できるのも魅力です。そして、大正ロマン漂う洋風駅舎の萩駅を発車すると、列車はすぐに終着駅の東萩駅に到着します。

鉄道コンシェルジュ・ミスターKのとっておき情報

和と洋をデザインした
2両編成の観光列車

2両編成の列車の外観は、下関寄りの1号車が緑色、東萩寄りの2号車は赤色を下地にした塗色です。1号車と2号車の連結部分は「和と洋をつないだ海」を表現した青色が使用されており、側面から見ると緑色・青色・赤色の3色が美しいグラデーションとなっています。また、この地の歴史を見守ってきた花として、夏みかんの花やハマユウがあしらわれています。

下関寄りの1号車は
内装が和風デザイン

1号車は「西洋が憧れる日本」をコンセプトにした和風車両で、白木を多用した明るい内装となっています。座席は2人用・4人用テーブル席、響灘を向いたカウンター席の3種類があり、絶景を満喫することができます。また、出入口付近には沿線の特産品を展示するガラスケースが設置され、萩焼の茶碗をはじめとする工芸品などを見て楽しめます。

東萩寄りの2号車は
内装が西洋風デザイン

2号車は「西洋に憧れた日本」をコンセプトにした洋風車両で、茶色を主体とした落ち着いた雰囲気の内装となっています。座席は海側・山側ともに響灘を向いた2人掛けのカウンター席で、海側の席からは正面に響灘の絶景が楽しめます。車端に地酒や地ビールなどを販売する販売カウンターがありますので、飲み物をいただきながら車窓の風景を満喫したい人に最適です。

地酒・おつまみを販売する
2号車の販売カウンター

2号車の1号車寄り車端にあるのが、地酒や地ビール、地元産のおつまみ、温かい飲み物、お土産品、オリジナルグッズなどを販売する販売カウンターです。左党であれば地酒の飲み比べをしながら車窓の風景を楽しめます。また、沿線の「はなし」を感じられる車内イベントも用意されており、PRグッズの配布やクイズ大会、紙芝居の上演などが実施されています。

響灘の海の幸が満載!
「夢のはなし弁当」

響灘の絶景を眺めながら味わいたいのが、上り列車(下関→東萩行き)限定(事前予約制)の「夢のはなし弁当」です。高杉晋作も愛した下関の老舗料亭「古串屋」の自信作で、下関名物の「ふく」をはじめ、うに、鯨など響灘の味覚が詰まっています。なお、2019年7~9月、2020年1~2月の期間は、長門にゆかりのある食材を用いた「みすゞのふるさと弁当」が提供されます。

下り列車(東萩→下関行き)では
萩のおつまみとスイーツ

幕末維新の歴史が息づく萩からの下り列車では、萩で最も古い割烹料理店「千代」の板長が厳選した食材でつくる「萩のおつまみセット」や萩の老舗洋菓子店の味を受け継ぐパティシエがつくる「萩のスイーツセット」(いずれも事前予約制)を用意しています。なお、列車は長門市~仙崎間を往復して童謡詩人・金子みすゞ出身地の仙崎駅には約30分間停車しますので、駅周辺の散策が楽しめます。

列車情報

運転日 土曜・日曜・祝日・GWに運転(2019年3月21日、12月28日・29日、2020年1月1日・4日・5日は除く)
運転区間 山陽本線・山陰本線 新下関駅~下関駅~長門市駅~東萩駅間(下りは仙崎駅を経由)
運転時刻
  • 【上り】 新下関駅9:59発 → 東萩駅12:57着
  • 【下り】 東萩駅14:13発 → 新下関駅17:50着

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