THE列車「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」

列車と沿線の見どころ

瀬戸大橋からの眺めが楽しめるトロッコ列車

瀬戸大橋からの眺めを存分に楽しめるのが、爽やかな風が吹き抜けるトロッコ車両を使用した「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」です。アンパンマンと仲間たちを車両の内外にデザインした2両編成の列車は、岡山寄りの1両がトロッコ車両、高松・琴平寄りの1両は座席車両です。どちらの車両も車内にアンパンマンと仲間たちが描かれており、乗っているだけでアンパンマンの世界を楽しむことができます。

岡山駅を発車した瀬戸大橋アンパントロッコ3号は、トロッコ車両の乗車駅となる児島駅までノンストップで快走します。児島駅からトロッコ車両に乗り込むと、列車はトンネルを抜けて瀬戸大橋の上を走ります。瀬戸大橋は道路橋と鉄道橋の二段構造ですが、鉄道が下を走るため、床下窓からは真下に瀬戸内海が眺められます。左右の車窓に瀬戸内海の島々の風景が広がり、そして吹き抜ける爽やかな風を感じるうちに、列車は左手にカーブして坂出駅に到着します。この先は讃岐平野の風景を眺めながら、終点の高松駅を目指します。

鉄道コンシェルジュ ミスターKのとっておき情報

アンパンマンデザインの2両編成の列車

瀬戸内ブルーを基調とした爽やかなデザインを採用した2両編成の列車で、先頭車両の前面には虹とアンパンマンの顔が描かれています。車体側面には、瀬戸内海の島々をイメージした風景の中にアンパンマンと仲間たちが描かれており、列車がホームに入線した瞬間からアンパンマンの世界が広がります。乗車前にはアンパンマンデザインの列車をバックに記念撮影が楽しめます。

キハ185系車両を改造したグリーン車指定席

2両編成の高松・琴平寄りの2号車に連結されるのが、キハ185系を改造したキロ185-26です。車内は天井、座席、カーテンなど、四方がアンパンマンと仲間たちでデザインされているほか、アンパンマンの絵本を集めた「本棚」もあり、アンパンマンの世界を楽しむことができます。おむつ交換のできる多目的室やベビーカー置き場、子ども用便座を備えた洋式トイレの設備があり、小さな子ども連れに対応しています。

爽やかな風が吹き抜ける アンパンマントロッコ車両

2両編成の岡山寄りの1号車に連結されるのが、木の温もりと自然の風が感じられるトロッコ車両(キクハ32形)です。窓ガラスがない開放的な車両で、瀬戸大橋を渡る時に瀬戸内海の潮風を肌で感じることができます。車内には線路が覗ける「床下窓」や子ども用制帽を備えた「記念撮影コーナー」などの楽しい仕掛けがあります。

全車グリーン車指定席 1ヵ月前から指定券発売

「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」は全車グリーン車指定席(定員48席)で、乗車券のほかに普通列車用グリーン券(岡山~高松・琴平間:980円)が必要となります。乗車日の1ヵ月前の10時から全国の駅のみどりの窓口や主な旅行会社で発売します。なお、トロッコ車両への乗車区間は、3号・2号が児島駅~坂出駅間、1号・4号は児島駅~琴平駅間となります。

高松駅・琴平駅から観光スポットを散策

岡山駅から乗車した列車が高松駅・琴平駅に到着後は、駅周辺の観光スポットを散策できます。高松駅からは高松駅2階の「アンパンマンれっしゃ!にこにこステーション」や記念撮影用のアンパンマンベンチ、高松港に近く海が見える広場・公園などがある「サンポート高松」、琴平駅からは「こんぴらさん」で有名な象頭山の中腹に鎮座する「金刀比羅宮」があります。

【もっと先まで】高徳線・徳島線で運転「ゆうゆうアンパンマンカー」

「列車の中で元気に遊びたい!」という子どもたちの想いを実現したのが、高徳線の特急「うずしお9号」と徳島線の特急「剣山5・7・8・10号」に土曜・休日を中心に連結される「ゆうゆうアンパンマンカー」です。車内にはアンパンマンと仲間たちがデザインされた普通車指定席(20席)と、壁や床がクッション素材でできた「プレイルーム」があり、特別な列車旅が楽しめます。瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号は高松駅に夕方着なので、高松に泊まって翌日ゆうゆうアンパンマンカーに乗り継げば、アンパンマン列車を満喫できます。

インフォメーション【瀬戸大橋アンパンマントロッコ】

◎運転日
土曜・休日を中心に運転(12月~3月を除く)
◎運転区間
瀬戸大橋線・予讃線・土讃線 岡山駅~高松駅・琴平駅間
◎運転時刻
【下り】1号:岡山駅11:18発→琴平駅13:09着
    3号:岡山駅15:21発→高松駅17:22着
【上り】2号:高松駅9:13発→岡山駅10:44着
    4号:琴平駅13:16発→岡山駅14:53着

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著者

ライター:ミスターK(結解喜幸)

1953年、東京都出身。出版社勤務を経て旅行写真作家に。鉄道や時刻表のたのしさを知り尽くした鉄道の達人。現在は地酒とつまみを追い求める「飲み鉄」にはまっている。

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