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本日も、列車で女子旅 vol. 7 三重編

Day 1

ピュアな自分を取り戻す

季節を感じながら、伊勢巡礼サイクリング

日々の生活に感謝しようと思っても、忙しい毎日に追われると気持ちに余裕がなくなって、心の汚れがたまる。だから、たまには神様のもとを訪ね、お祈りしないと。神頼みというより、心のお清めかな……。乙女はいつもピュアでなくてはいけないから。聖域に入って、神様を感じ、神殿の前で手を合わせる。それだけで、気持ちが少し軽くなるもの。江戸時代、みんながこぞって参拝した “お伊勢さん” へピュアな自分を取り戻しに行こう。いつもより少し“形式”にのっとって、自転車にのって風を感じながら。

8:37 名古屋駅発「快速みえ1号」

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列車情報

可愛らしいオレンジラインのディーゼルカー。地上駅のなかでは「日本一標高の低い駅」として有名な弥富(やとみ)駅を通り、木曽川、長良川、揖斐(いび)川に架かる長い鉄橋を豪快に渡ってゆく。車窓の見どころは、池の浦シーサイド駅~鳥羽駅間(写真)。海沿いを走り、複雑なリアス海岸の風光明媚(めいび)な風景が映し出される。

運転区間

名古屋駅~鳥羽駅(伊勢鉄道経由)

おすすめのきっぷ

10:18 伊勢市駅着

10:30 伊勢神宮 外宮げくう

伊勢神宮の外宮に祀られているのは、衣食住や産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)さま。天照大御神の食事を司(つかさど)る神様だ。伊勢神宮では「外宮先祭」といって、必ず外宮から祭りを始める。参拝者もそれに倣(なら)うのが習わし――と聞いて、外宮からお参りすることに。高倉山を背にした鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめれば、確かに神域に入ったのだと感じる。

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時間 5~17時(1~4・9月は~18時、5~8月は~19時)
アクセス 参宮線伊勢市駅から徒歩5分

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12:00 伊勢せきや本店 あそらの茶屋

「参宮あわび」を販売する「伊勢せきや本店」。本店2階の「あそらの茶屋」では、朝食の「御饌(みけ)の朝かゆ」が有名だけれど、「昼げのしたく」もぜいたくな気分を味わわせてくれる。メニューは「あわび釜飯」「季節の炊き込みご飯」「姿煮あわび釜飯」……この3択はなかなか難しい。木のおぼんの上に炊き込みご飯、てんぷら、おしんこなどがきれいに並べられている。まさにご馳走(ちそう)、ありがたくいただく。

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時間 7時30分~17時(朝かゆは7時30分~10時、昼げは11時30分~14時30分)、無休
アクセス 参宮線伊勢市駅から徒歩5分

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13:30 月夜見宮つきよみのみや

外宮前観光案内所でレンタサイクル。4時間までならワンコイン500円。4時間以上でも800円とリーズナブルだ。お伊勢さんの正式名称は「神宮」。外宮、内宮だけでなく、別宮から所管社までの125宮社すべてが「神宮」。125宮すべては回れずとも、月夜見尊(つきよみのみこと)が毎晩真夜中に白馬に乗って、豊受大御神に会いに行かれたといわれる「神路通(かみじどお)り」を通って、外宮の別宮・月夜見宮へ向かおう。

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外宮前観光案内所
時間 8時30分~17時
アクセス 伊勢市駅から徒歩10分

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14:30 伊勢河崎商人館

河崎は「お伊勢さんの台所」として栄えたエリア。伊勢河崎商人館には江戸・明治期に建築された蔵7棟、町家2棟を生かした町並みが残り、建物すべてが国の登録有形文化財だ。往時は蔵や町家が川の両岸に建ち並び、船から直接物資を蔵に入れたという。壱の蔵の「商人蔵カフェ」で素材にこだわった手づくりケーキをほおばれば、今にも目の前を「お伊勢参り」に向かう和装姿の人々が通りそう。

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時間 展示9時30分~17時、商人蔵10~17時、火曜休(祝日の場合は翌日)
アクセス 参宮線伊勢市駅から徒歩15分

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15:30 伊勢神宮 内宮ないくう

天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮<こうたいじんぐう>)は約2000年の歴史があり、全国から総氏神として崇められる特別な存在。今回はその特別な存在にもう少し近づこう。五十鈴(いすず)川にかかる宇治橋を渡り、神様のもとへ一歩ずつ進み、外玉垣南御門前(とのたまがきみなみごもんまえ)で参拝する。

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時間 5~17時(1~4・9月は~18時、5~8月は~19時)
アクセス 参宮線伊勢市駅から伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす約20分の内宮前下車

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18:00 ホテルアルティア鳥羽

伊勢志摩のなかでも絶好のロケーションを誇る、地中海風のリゾートホテル。全室オーシャンビューだが、最高ランクの「露天風呂付きエグゼクティブルーム」はホテル最上階で、開放的なテラスと好きな時に入れるプライベート露天風呂でセレブ気分が味わえる。フレンチでも和食でも、伊勢志摩の海の幸も松阪牛も両方を楽しめるぜいたくさ。うまし国、万歳!

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アクセス 参宮線鳥羽駅からタクシーまたは送迎バス10分

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