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京都デスティネーションキャンペーン

「京の冬の旅」開催!

京都を代表する冬の一大観光イベント 京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」が、京都市で平成22年3月まで開催されます。この冬は、大河ドラマ『龍馬伝』の放映と「古都京都の文化財」の世界遺産登録15周年を記念して、「幕末」と「世界遺産」をテーマとした14の非公開文化財が特別に公開。そのほかにもグルメや歴史など京都名物にちなんだイベントが多数行なわれます!

キャンペーンの問合せ●京都市観光協会 TEL.075-752-0227
ホームページ●http://www.kyokanko.or.jp/

キャンペーン期間●平成21年12月1日(火)~平成22年3月22日(月・休)
「京の冬の旅」イベントガイドブックと別冊旅の手帖『京の冬の旅2009→10』

詳しくは、JRの主な駅にあるイベントガイドブック(写真左)、または全国の書店にて発売中の別冊旅の手帖『京の冬の旅2009→10』(880円、写真右)を参照のこと。

幕末の雰囲気と世界遺産の風情あふれる街&文化に酔いしれよう 第44回 非公開文化財特別公開~幕末と世界遺産に出会う冬~

京都でも活躍した坂本龍馬を描く大河ドラマ『龍馬伝』の放映と、「古都京都の文化財」の世界遺産登録15周年。今冬を 彩る2つの話題を記念して、“幕末”“世界遺産”というテーマのもと、普段は見学できない文化財が14ヵ所で公開されます!

公開期間平成22年1月9日(土)~3月22日(月・休) 公開時間10:00~16:00受付終了(16:30閉門)
料金1ヵ所600円
(いずれも団体割引あり)
アイコンの説明 ポイント、注意点 主なみどころ アクセス

※ 特に注記のない寺院は、上記の公開期間・時間・料金となります。
※ 法要など、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
 お出かけ前に、京都市観光協会ホームページをご確認ください。

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)方丈襖絵
幕末期、会津藩主・松平容保(かたもり)がこの寺院に本陣 を構えたのち、近藤勇らが容保に謁見し、新撰組が誕生しました。
  • 方丈襖絵、会津藩の兜幕
  • 地下鉄丸太町駅からバス10分

知恩院 三門(ちおんいん さんもん)

  • 15:40受付終了(16:20閉門)
幕末期に、薩摩藩・島津久光の宿所にもなっていた寺院です。
三門(国宝)は、木造の門として世界最大規模を誇ります。
  • 京都市内を一望できる楼上、宝冠釈迦如来像
  • 地下鉄東山駅から徒歩5分

清水寺 成就院 (きよみずでら じょうじゅいん)

清水寺 成就院 (きよみずでら じょうじゅいん)月の庭
  • 1月30日から公開。2月23日は拝観不可
世界遺産・清水寺の塔頭(たっちゅう)。幕末、西郷隆盛とともに勤皇を志した僧・月照の住坊でもありました。
  • 月照の遺品、池に映る月影が美しい「月の庭」
  • 京阪清水五条駅から徒歩25分

東福寺 退耕庵(とうふくじ たいこうあん)

  • 1月10・11日、2月6・7日、3月6・7・20~22日は拝観不可
関ヶ原の戦い前に、石田三成らが謀議を行なったという茶室がある退耕庵。鳥羽伏見の戦い時には、東福寺が長州藩本陣となったことから、藩士の菩提所ともなりました。
  • 長州出身の品川弥二郎ゆかりの品、戊辰戦争を描いた版画
  • JR東福寺駅から徒歩5分

東福寺 即宗院(とうふくじ そくしゅういん)

  • 1月27日、2月24日は拝観不可
薩摩藩の武将・島津氏久の菩提のために創建。ここで西郷隆盛と僧・月照が倒幕計画を密かに練りました。
  • 隆盛自筆・建立の「東征戦亡の碑」、島津家ゆかりの火鉢
  • JR東福寺駅から徒歩13分

泉涌寺 御座所・霊明殿(せんにゅうじ ござしょ れいめいでん)

泉涌寺 御座所・霊明殿(せんにゅうじ ござしょ れいめいでん)御座所の襖絵
  • 1月18日から公開。1月30日は拝観不可
  • 通常拝観受付15:30まで
  • 別途伽藍拝観料(通常公開部分)
    500円が必要(団体割引なし)
鎌倉時代初期に開山され、間もなく皇室の菩提所となった寺院。幕末には孝明天皇の葬儀が行なわれました。
  • 宮廷生活を伝える御座所の襖絵、孝明天皇をはじめ、歴代天皇位碑を祀る霊明殿
  • JR東福寺駅から徒歩18分

実相院(じっそういん)

狩野派が描いた数々の襖絵を鑑賞できる門跡寺院。幕末期には、謹慎を命じられた岩倉具視(ともみ)が、この寺院の里坊に住みました。
  • 代々の坊官が書き綴った「実相院日記」
  • 地下鉄国際会館駅からバス12分

宝鏡寺(ほうきょうじ)

宝鏡寺(ほうきょうじ)遺愛の品
  • 「京の冬の旅」期間終了後も、「春の人形展」が4月3日まで開催
幕末、公武合体のため徳川家茂(いえもち)に降嫁した皇女・和宮が幼少の一時期を過ごした尼門跡寺院。本堂には、江戸初期の絵師・狩野探幽と現代の画家・河股幸和による新旧の襖絵が並びます。
  • 和宮が遊んだ庭、文箱などの遺愛の品
  • 地下鉄今出川駅から徒歩15分

相国寺 承天閣美術館(しょうこくじ じょうてんかくびじゅつかん)

世界遺産の金閣寺・銀閣寺を末寺とする相国寺の美術館。キャンペーン期間中、金閣寺と銀閣寺の名宝展を特別開催します。
  • 伊藤若冲画「中鶏左右梅図」、焼失前の金閣の頂を飾った鳳凰
  • 地下鉄今出川駅から徒歩8分

仁和寺 金堂・霊宝館(にんなじ こんどう れいほうかん)

  • 2月2・3・14・15日、3月3・4日金堂は拝観不可。
  • 霊宝館のみの特別公開(300円)
世界遺産で、代々皇室から住職を迎えた門跡寺院。鳥羽伏見の戦いの官軍将軍・仁和寺宮にゆかりがあります。
  • 金堂(国宝)の障壁画、阿弥陀三尊像(国宝)、仁和寺宮の軍服
  • JR花園駅から徒歩15分

壬生寺 本堂(みぶでら ほんどう)

  • 2月15日から公開
幕末に新撰組が境内の兵法の調練場としたことで知られる寺。今回は、本堂・文化財展覧室・枯山水庭園などを公開します。
  • 新撰組が訓練に使った境内
  • JR丹波口駅から徒歩12分

東寺 五重塔(とうじ ごじゅうのとう)

東寺 五重塔(とうじ ごじゅうのとう)
  • 9:00から公開。16:00受付終了(16:30閉門)
  • 料金800円(通常公開部分を含む)
世界遺産の東寺境内には、鳥羽伏見の戦い時に官軍の本営が置かれたといいます。今回は徳川家光が再建し、京都のシンボルとして親しまれている五重塔(国宝)を公開。
  • 金堂(国宝)など通常公開部分も同時に見学可
  • JR京都駅から徒歩15分

東寺 小子房(とうじ こしぼう)

東寺 小子房(とうじ こしぼう)「勅使の間」襖絵
  • 1月16日から公開
真言宗最高の秘儀行事であり、平安時代から宮中で行なわれた「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」。現在は、昭和9年再建のこの建物で行なわれています。
  • 「勅使の間」襖絵、造園家・7代目小川治兵衛による庭
  • JR京都駅から徒歩15分

醍醐寺 霊宝館(だいごじ れいほうかん)

  • 1・2月は9:00から公開、15:30受付終了(16:00閉門)。
    3月は9:00から公開、16:30受付終了(17:00閉門)
  • 料金800円(仏像棟拝観料200円を含む)
世界遺産・醍醐寺。開祖・理源大師の1100年御遠忌を記念し、開創期から伝わる寺宝をはじめ数々の名品を収蔵する霊宝館を公開します。
  • 薬師三尊像(国宝)、敷地内で特別公開される仏像棟
  • 地下鉄醍醐駅から徒歩13分
京の冬の旅 スタンプラリー 期間●平成22年1月9日(土)~3月22日(月・休) 特別公開14ヵ所の中から3ヵ所を拝観してスタンプを集めると、指定の場所で“ちょっと一服”(抹茶と京菓子など)の特典が受けられます。
  • スタンプラリー用紙は、JR京都駅ビル2階の京都市観光 案内所または各公開箇所受付で配布しています。
  • そのほか、京都市観光案内所で「くろちく 和柄エコバッグ」にも交換できます。
  • 定期観光バス及び団体(15名以上)を除く、個人でのご利用に限ります。

冬の京都を贅沢に味わい尽くす 「京都『千年の心得』」「食遊菜都 2010 冬」

千年を越える歴史に培われてきた京都の文化や技に触れられる「京都『千年の心得』」や、京の冬の味覚と京都スタイルの「食」を楽しめる「食遊菜都2010冬」など、冬の京都は美食のイベントが目白押し。京都の文化と食を贅沢に味わい尽くしましょう。

※「京都『千年の心得』」「食遊菜都 2010 冬」のプランは全て予約制です。また、他にもさまざまなプランがあります。詳しくはお問合せください。

■京都「千年の心得」 京都で千年を越える歴史に培われてきた文化や技に触れ、日常を忘れてじっくり自分を見つめ直すことができる多彩なプラン。今冬から新たにスタートしました。 お問合せ●京都市観光協会 TEL.075-752-0227  【プランの一例】京の料理人・瓢亭当主が魅せる 京料理いろいろ
■食遊菜都 2010 冬 京料理をはじめとした京の冬の味覚と京都スタイルの「食」の楽しみ方を発信する、毎年好評の「食遊菜都」。この冬も期間中に多数のプランが開催されます。 期間●平成22年1月9日(土)~3月22日(月・休) お問合せ●食遊菜都 2010 事務局 TEL.075-212-2116(平日9:15~18:00)【プランの一例】京料理と舞妓の夕べ

期間限定の楽しいイベントを要チェック!京の冬の旅キャンペーンイベント

キャンペーン期間中には、旅行者が楽しめる様々なイベントが多数開催されます。冬の京都ならではの趣向を凝らした催しに足を運べば、京都の冬旅が一層楽しくなるはずです!

■京都・東山花灯路―2010

■京都・東山花灯路―2010

京都・東山の散策路やその一帯が、約2400基の露地行灯やいけばな作品で華やかに彩られます。周辺の寺院・神社などの特別拝観や伝統芸能の披露など、イベントも行なわれます。
開催日平成22年3月13日(土)~22日(月・休)
時間18:00~21:30
お問合せ京都・花灯路推進協議会事務局 TEL.075-212-8173

■観光ガイドさんと歩く歴史ウォーク~高瀬川、木屋町界隈と坂本龍馬~

土佐藩邸跡や坂本龍馬・中岡慎太郎遭難之地などの石碑が立ち、繁華街として賑わう高瀬川、木屋町界隈を、地元観光ガイド(京都散策愛好会)とともにめぐるウォークです。
開催日平成22年1月10日(日)~3月21日(日・祝)の日曜
時間10:30~12:00(受付は10:00~)
参加料1,000円(坂本龍馬しおり5枚セット付き)
集合場所京阪電鉄 三条駅前 高山彦九郎像前
お問合せ京都市観光協会 TEL.075-752-0227

便利でおトクな列車に乗ろう! 京都へのおでかけにおトクなきっぷ

キャンペーン中の京都へのお出かけには、JRの往復と主要観光地をカバーする交通機関を利用できるフリーエリアがセットになったきっぷを使えば、おトクでラクチン!

のぞみ&京都観光フリーきっぷ
京都観光フリーきっぷ

いずれも、山陽・山陰・四国・北陸・和歌山・福知山・北九州地区発のきっぷ。京都駅までの往復のJRと着地にJRと京都エリアの京阪電車、京都市交通局などの自由周遊区間の乗り放題をセットしました。デスティネーションキャンペーン開催時期限定です。

京の遊々きっぷ

東京・横浜・東海地区からはこのきっぷ! 往復の新幹線指定席と「京都観光一日乗車券(一日券)」がセットになっています。

周遊きっぷ(近江路ゾーン・京阪神ゾーン)

目的地の周遊エリアをカバーする[ゾーン券]に[ゆき券・かえり券]をセットしたセミオーダーメイドのきっぷです。JR線を片道201km以上ご利用になる場合に発売します。

京都散策するなら、この靴!! ハイドロテック・スタイリッシュウォーク

ハイドロテック・スタイリッシュウォーク
memo

カラー:チョコ、ブラック、ヌバックベージュ
サイズ:24.5~27cm、28cm
価格:9,975円
問合せ:SPIインフォメーション TEL.03-5256-7753
商品詳細ページ:http://www.hydrotech.jp/stylishwalk/index.html
通販専用ページ:http://shop-chiyoda.com/

 「京の冬の旅」では、世界遺産を見て回ったり、龍馬ゆかりの地をめぐったりと、自分の足で歩いて、古都の風情を味わってみたいもの。

 そんな京都の街歩きには、長時間歩いていても疲れず、粋でおしゃれなデザイン性を備えたウォーキングシューズが欠かせない。
 そこで、『トレたび』編集室イチオシなのが、チヨダが開発した「ハイドロテック・スタイリッシュウォーク」シリーズ。

 ハイドロテックは、水に強く防水性に優れたハイドロテックス素材を使用し、2003年の発売以来、多くの人に愛されるベストセラーだ。
 スタイリッシュウォークシリーズでは、従来のモデルに加えてさらに悪天候時でもおしゃれで快適なウォーキングを実現してくれる。

スタイリッシュウォークシリーズのポイントをあげてみると……

  • ハイドロテックス素材による防水機能
  • セラミック配合のアウトソールによる防滑機能
  • ダブルカップインソールによるホールド感
  • 衝撃吸収システム
  • 軽量設計
  • 天然皮革採用

などなど、なんと11もの高い機能性を誇る理想のシューズなのだ。
もちろん、ジッパー採用のスタイリッシュなデザインも人気の秘密。

期間限定の非公開文化財特別公開を訪れ、美味しいものを食べ歩き……

快適なウォーキングが欠かせない京都の旅。
ハイカラな龍馬がもしこの靴を見たら、
誰よりも早く履いたに違いない!
さあ、ハイドロテック・スタイリッシュウォークを履いて、
龍馬と世界遺産に沸く京都に出かけよう。

 

イラスト:熊谷江身子

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