『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

  • mixiチェック

元気モリモリ・杜の都と元気みや“ぎ”る宮城へGO! 2泊3日で!Spring has come! 花と湯と味と。伊達なトラベル|松島周辺エリア&県北エリア

キャンペーンの詳細を見る 笑顔咲くたび伊達な旅 仙台・宮城
コース2|山国の雄大な景色といで湯にどっぷり

宮城と岩手、秋田の三県にまたがる標高1627mの栗駒山は、岩手県側では須川岳の呼び名も。夏はワタスゲやシラネアオイなど高山植物が見頃に。例年5月末までは残雪期。
TEL.0228-25-4166(栗原市観光物産協会)

6月は金~日曜に東北本線・陸羽東線を各日一往復運行する「リゾートみのり」。ゴールドと深いエンジ色の車両が漆器のようで渋い。車内には大きな車窓の展望スペースも。古川駅にも停車。仙台9:25発~新庄12:28着、新庄15:00発~仙台17:37着。指定席料510円

ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉の温泉を楽しめる「ハイルザーム栗駒」。施設内には、温泉を使った各種プールも。宿泊場所は通常の客室に加え、「コテージぶなの森」を選択可能。
TEL.0228-43-4100

1日目|栗駒高原|高山植物の楽園が天空で待つ東北の名峰へ

 日本ジオパーク認定を目指し栗原市が活動をするなど、美しい自然景観を残す栗駒山麓。初日はこの栗駒山周辺の旅を楽しもうと、仙台から「リゾートみのり」と東北新幹線を乗り継ぎ、くりこま高原駅に下車。

 ここからは、宮城交通「栗駒山・世界谷地号」か、4日前までに要予約の「栗駒山麓まるかじりバス」、タクシーなどで栗駒山麓に向かおう。世界谷地(やち)原生花園で降りて手軽にニッコウキスゲを観賞するのもよし、健脚の人は、いわかがみ平で降りて往復3時間ほどの中央コースで、プチ登山を楽しむもよし。栗駒山の登山コースでは、6〜7月になると可憐な高山植物がハイカーを迎えてくれる。なお6月は残雪を歩く可能性もあるので、装備の用意と足元にはご注意を。

 夜は温泉を堪能できる「ハイルザーム栗駒」か「新湯温泉くりこま荘」で一泊。「ハイルザーム栗駒」にある露天の檜風呂や岩風呂なら、心からリラックスできるので、ハイキングの疲れもスッと湯にとけていく。

2日目|加美・鳴子|加美富士の山頂で麓でめいっぱい遊ぼう!

 「ハイルザーム栗駒」の送迎バス(予約時に応相談)などで、くりこま高原駅に戻ったら、古川駅まで南下しよう。駅からバスで中新田西町か終点の矢越辺りまで行き、そこからタクシーで約25分進むと「加美富士」の愛称をもつ薬莱山(やくらいさん)の美しい姿が! 標高533mの山はスキー場脇の鳥井登山口からなら、通常1時間弱で山頂まで辿り着ける。快晴時、山頂からは、船形連峰や鳥海山の姿も!

 薬莱山ハイキングのさらなる良さは、下山後、麓の「やくらい薬師の湯」で疲れを癒せるところ。筋肉痛や関節痛、切り傷などの適応症をもつナトリウム-カルシウム・塩化物泉は、まさに軽登山の締めのためのようなお湯だ。

 湯上がり後は、同館の名物・やくらいワサビ丼を。「やくらい山葵栽培園」で無農薬栽培した本ワサビを自分で擦り、だし汁と合わせてご飯にかけて食べれば、鮮烈な香りと風味が鼻孔を駆け抜け、ご飯がわしわしと進む!

 アラウンド薬莱山を満喫したら、古川から陸羽東線に乗って鳴子御殿湯駅へ。各宿それぞれ湯の個性が違う湯治場風情満点の東鳴子温泉で、名湯を堪能しよう。

「やくらい薬師の湯」の人気メニュー、やくらいワサビ丼。ミネラル豊富な湧き水で育てた本ワサビが丸ごと1本ついて500円はお得。
ご飯と、セットの米粉麺にはJA加美よつば産「ひとめぼれ」を使用。

仙台平野の北西部にある丘陵地帯に屹立する美しい山容の薬莱山。山中には原生林と考えられるブナ、サワグルミ、トチノキ林が残る自然豊かな山だ。
TEL.0229-63-6000(加美町商工観光課)

木々の緑を眺めながら、足を伸ばせる「やくらい薬師の湯」の大浴場。広々とした露天風呂や家族風呂も備わる。
TEL.0229-67-3388。9:00~21:00(季節により変動)、6月は3日・17日休。1日利用券800円ほか2時間利用券もあり

6月までの毎週日曜は観光物産協会スタッフなどがハイカラさんに扮し、街中に出没! 教育資料館や警察資料館、遠山之里などが遭遇率高し。とよま振興公社(TEL.0220-52-5566)に予約すれば、同衣装の有料貸し出しも。
TEL.0220-52-4648(登米市観光物産協会)

外廊下の付いたコの字型の教育資料館は、どこか羽を広げたオオワシにも見え、スケールの大きさを感じさせる。震災復旧工事中だが、かなり修復も進み、外観は震災前の姿に戻った。入館見学も可能。
TEL.0220-52-2496 9:00~16:30、無休。400円

およそ30年に、地元旅館の女将が考えだした油麩丼。登米町内では10店舗ほどで味わえる(要予約の店も)。教育資料館すぐ側にある「喰膳 蔵・ら~」は、油麩丼とはっとの両方を提供中。
TEL.0220-52-4648(登米市観光物産協会)

3日目|登米|ハイカラさんが闊歩するレトロな街を時間トラベル

 陸羽東線や気仙沼線を乗り継いで、柳津駅に着いたら、バスで目指すは歴史薫る街・登米(6月30日まではくりこま高原駅から臨時バスも1日6本運行)。明治時代の県庁をはじめ洋風建築や蔵、商家などが多数残る登米は、「みやぎの明治村」とも呼ばれ、散策にもってこい。国重文の教育資料館(旧登米高等尋常小学校)と県重文の警察資料館(旧登米警察署庁舎)のモダンな美しさは必見だ。

 なお、6月までの日曜は「ハイカラさんデー」と銘打ち、「みやぎの明治村」内に着物を着たハイカラさんが登場! 観光の案内や記念撮影もしてくれるので、出会ったら声を掛けてみよう。

 ランチには、断然、郷土の味を。ガッツリ派には、麩を油で揚げた油麩をかつ丼風に調理した、油麩丼がおすすめ。ボリュームがありながら、麩を使っているので実はヘルシーというのがうれしい。約400年前から登米に根付く郷土料理「はっと」も気になるところ。小麦粉を練って薄く伸ばしたものを、醤油仕立てなどの汁で茹で上げたもので、ツルシコ感がやみつきに。

 これにて旅はおしまい……だけれど、もし時間が合えば仙台への帰路で「リゾートみのり」に乗れるチャンスも。小牛田(こごた)駅17時発なので、予定があればライドオンすべし!

みやぎ花ごよみ|世界谷地原生花園

栗駒山南麓の標高669~707m地帯に広がる14.34haの大湿原は、高山植物の宝庫。特にニッコウキスゲが有名で、例年6月下旬~7月上旬は湿原一面が黄色い花で染められる。木道がしっかり整備されているので、歩きやすい。
TEL.0228-25-4166(栗原市観光物産協会)。入園無料

●場所 宮城県栗原市一迫真坂清水堰田
●例年の見頃 6月中旬~7月下旬

●場所 宮城県美里町練牛字29-12-1
(ハニーローズなんごう)
●開催日 6月30日(日)

文・構成=鈴木健太
写真協力=JR東日本、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会、宮城県観光課、登米市観光物産協会、交通新聞サービス
※掲載されているデータは2013年6月現在のものです。

宮城の旅 関連サイト

■宮城の旅 関連サイト

■宮城の旅に便利な割引きっぷ&ツアー

観光の問合せ

宮城県経済商工観光部観光課●TEL.022-211-2822
宮城県観光連盟●TEL.022-221-1864
栗原市観光物産協会●TEL.0228-25-4166
加美町商工観光課●TEL.0229-63-6000
登米市観光物産協会●TEL.0220-52-4648

前のページへ

バックナンバー

このページのトップへ