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  • 博多駅発着/日帰り 幕末から大正レトロ、にっぽんの良き時代へ

博多駅発着/日帰り 話題の新スポット「ペンギン村」も気になる!『幕末から大正レトロ、にっぽんの良き時代へ』福岡県北九州市、山口県下関市

九州の人は浮気しない、つまり九州内で旅をすることが多いという。しかし、関門海峡を超えたすぐ先には、大河ドラマで盛り上がる龍馬ゆかりのスポットや新オープン施設が点在。今回は、下関と門司港の時間旅行へ案内します。

レトロドッグ
「レトロひまわり館」にて1日50食限定販売の門司港レトロドッグ。小倉牛と関門海峡タコを使った門司港レトロバーガー400円も美味。TEL.093-321-6127(レストラン海峡ダイニング)。11:00~17:00、無休。

下関市立長府博物館
下関の歴史と文化をテーマとする「長府博物館」。長府毛利家の遺品や坂本龍馬の書状のほか、長府から出土した長門国鋳銭遺物を見学できる(展示替えもあり)。TEL.083-245-0555。9:30~17:00、月曜休(祝日の場合翌日)。大人200円・大学生100円

海響館 温帯ゾーン
フンボルトペンギンの生息地を再現した海響館「ペンギン村」の「温帯ゾーン」。木道を回遊する形で、ペンギンたちの愛らしい姿を観察できる。TEL.083-228-1100。9:30~17:30、無休。大人2000円、小・中学生900円、3歳以上400円

海響館 亜南極ゾーン
一方、「亜南極ゾーン」には、最大水深6m、水量約700tという世界最大級のペンギンプールを設置。水中トンネルでは、高速で泳ぐペンギンたちの大編隊に驚き!

旅のMEMO

観光の問合せ
門司港レトロ倶楽部●TEL.093-332-0106
下関観光コンベンション協会●TEL.083-223-1144

近代日本の夜明けを見続けた、関門海峡を挟む2つの町

 幕末期や明治・大正を懐古する旅へ出るべく、博多からタイムマシンならぬ鹿児島本線に乗車。まず下車した門司港(もじこう)は、明治22年(1889)に開港した港町である。周辺にはレンガ造りの「旧門司税関」(明治45年築)や「旧大阪商船」(大正6年築)など、レトロな建築がいっぱい。そのレトロな雰囲気を一層盛り上げるのが、小型のディーゼル機関車2台でトロッコ列車の客車2両を挟んで走る、門司港レトロ観光列車「潮風号」だ。2.1kmと日本一短い区間を走る10tの日本一小さな機関車は、最高速度も時速15kmとゆっくり。潮風に吹かれつつ、のんびりと門司港や関門海峡の景色を眺めたい。

 門司港駅に戻ったら、門司港レトロ駐車場の入口横にある「レトロひまわり館」で、平成19年に生まれた「門司港レトロドッグ」600円を買い食い。身が柔らかな小倉牛の肩ロースのステーキ肉を使ったホットドッグは、かぶりつけば肉汁が溢れんばかり!

 次なる目的地は、関門海峡を越えたその先、長府にある。下関の歴史と文化をテーマとした「下関市立長府博物館」では、「特設 龍馬コーナー」にて「寺田屋事件と小倉戦争」をテーマとした特別展を開催(7月27日~10月31日)。坂本龍馬の愛用の飯椀や湯呑、直筆の書状など、『龍馬伝』ファン垂涎の資料がずらり。

 山陽本線を下関まで戻ったら、続いて約550種2万5000点の生き物を展示する「下関市立しものせき水族館 海響館」に向かう。お目当ては、今年3月にオープンした、日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」。「温帯ゾーン」の「ふれあい広場」では、ペンギンとの記念撮影やエサやりなど体験型イベントも盛りだくさん!(人数制限あり)。一方、「亜南極ゾーン」は、世界最大級のペンギンプールが見もの。水中トンネルに入れば、キングペンギンなどがいきいきと泳ぐ姿を、360度から眺めることができるのだ。

 ペンギンの愛らしさに浸った後は、歴史旅行へカムバック。時間が許せば、「幕末宝探し 坂本龍馬発見伝 唐戸編」に参加したい(10:00~16:00、平成22年9月30日まで)。唐戸地区の主要観光施設などに設置されているトレジャーカードを入手し、巌流島で手掛かりとなる二人の人物を探して宝箱のヒントをもらうなど、イベントはワクワクの連続!

 下関駅付近まで戻ったら、龍馬や高杉晋作をはじめ幕末の志士を資金面で援助したという、白石正一郎が奉納した大鳥居がある大歳(おおとし)神社へ。ライトアップで幽玄な趣に浮かび上がる鳥居や階段を心に留め、博多への帰路に就く。

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス
1日目 博多発 7:49 小倉で乗り換え
門司港着 9:48 日本一短い区間を走る門司港レトロ観光列車「潮風号」に乗車。帰りは小倉牛を使った「門司港レトロドッグ」を買い食い
門司港発 11:25 門司で乗り換え
長府着 12:04 バスで「長府博物館」へ。「特設 龍馬コーナー」を見学
長府発 14:06  
下関着 14:21 「海響館」にバスで向かい、3月オープンの「ペンギン村」でペンギン観賞! 駅に戻ったら、勤皇の商人・白石正一郎が奉納した大鳥居のライトアップにうっとり。時間が許せば「幕末宝探し 坂本龍馬発見伝」にもチャレンジ。
下関発 20:11 西小倉で乗り換え
博多着 21:44  

これにRide! これをEat!『門司港レトロ観光列車「潮風号」』

平成16年に廃線となった貨物専用鉄道を、観光列車専用の鉄道として再利用。門司港や関門海峡のすぐ側を走るトロッコ列車のため、潮風が心地よい。バスや渡船と組み合わせて関門海峡を周遊するのに便利。TEL.093-331-1065(平成筑豊鉄道)。9:30~17:00、8月は毎日、9月は土・日曜・祝日と24日に運行。片道大人300円・子ども150円(指定席料別途100円)
詳細はこちら

文:鈴木健太
写真協力:平成筑豊鉄道、レストラン海峡ダイニング、下関市立長府博物館、下関市立しものせき水族館 海響館
※掲載されているデータは平成22年8月現在のものです。

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