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一枚で5回(人)分使えて11500円! 鹿児島から青森まで、小さい春届けます 青春18きっぷで格安鉄道旅行

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仙台駅発着/1泊2日 新幹線開業で人気沸騰中の青森、ハイシーズン前の今が狙い目! 本州最北部ぐるりで、今アツい青森を満喫

東北新幹線の新青森開業で沸く津軽地方。話題のスポットをいろいろ訪ねようと思案していたらJR花輪線、奥羽本線や三セクのローカル線を駆使し本州最北部をぐるり一周する旅行プランが完成!湯あり・食あり・祭りありで、足を延ばした甲斐がありました。


青森ねぶたの歴史や魅力に通年触れられる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は今年1月オープン。ねぶたホールでは5台の大型ねぶたを展示。TEL.017-752-1311。9~4月9:00~18:00(ショップ~18:30、カフェ・レストラン11:00~19:00)、年末年始休。600円


「少しずつたくさんの種類を」「海鮮とお肉両方食べたい」というわがままに応えてくれるのが「のっけ丼」。3月~4月上旬はソイ、ボタンエビなどが旬。TEL.017-734-1311。のっけ丼は7:00~17:00頃(店により異なる)、火曜休


手摺りの意匠などに創業約140年の歴史を感じる、大鰐温泉の「ヤマニ仙遊館」。カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉の湯は神経痛、筋肉痛、疲労回復などに効くと評判だ。TEL. 0172-48-3171。1泊2食1万650円~

峠の湯外観
「大館郷土博物館」では2月10日~3月21日にかけ、慶応元年(1865)作の古今(こきん)雛のほか市内外から寄贈された約20組のおひなさまを展示。3月6日には点茶のサービスも。TEL.0186-48-2119。9:00~16:30、月曜休(祝日の場合翌日)。300円

旅のMEMO

観光の問合せ
八戸観光コンベンション協会●TEL.0178-41-1661
青森観光コンベンション協会●TEL.017-723-7211
大鰐温泉旅館組合(昇泉閣紅葉館)●TEL.0172-48-3231
大館市観光物産プラザ●TEL.0186-57-8380

ねぶた、のっけ丼、あおもり犬。全部青森駅周辺で出会えます

 仙台から青森までのんびりぶらぶら進む旅。盛岡までやってきたら、ここからはIGRいわて銀河鉄道に乗り換え八戸を目指す。同鉄道では青春18きっぷは使えないが、八戸で一度下車した場合、青い森鉄道の八戸~青森間は18きっぷで乗車可能だ(ただし野辺地以外の途中下車は不可)。八戸での約50分間の乗り換え時間を利用し、駅すぐの「八戸魚河岸食堂」で、八戸やその近海で獲れる魚介に舌鼓を打とう。

 青い森鉄道に乗車し青森駅へ向かうと、浅虫温泉駅手前で車窓に陸奥湾が広がり、本州最北部に来たことを実感。青森駅で下車したら、徒歩すぐの青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ向かおう。1階の「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では、祭本番に出陣した5台の大型ねぶたを展示。鮮やかに光る大迫力のねぶたを見ると、8月の本番をどうしても見たくなる! ねぶたの歴史や制作技術を紹介する2階の「ねぶたミュージアム」や、跳ねるように踊るねぶたのハネト体験(土・日曜・祝日のみ、無料)で、ねぶたの熱狂を疑似体験すべし。

 駅からバスで20分の「青森県立美術館」で奈良美智の「あおもり犬」などを鑑賞したら、駅に戻り「青森魚菜センター」へ徒歩移動。ここで楽しむのは、一昨年から始まった「のっけ丼」! オレンジ色の旗の店でどんぶりご飯(普通盛り100円)を買ったら、紺色の旗の店で新鮮な刺身や肉を購入し、思いのままに乗っけると……自分だけの『オーダーメイ丼』が完成するのだ! 地の魚介と市場の人の津軽弁で、青森の旅情に浸る。

 満腹後は、約800年の歴史をもつという大鰐温泉まで南下して一泊。7軒ほどの宿があるが、この日は太宰治が投宿したこともある老舗「ヤマニ仙遊館」へ。無色透明でやわらかい源泉かけ流しの湯に浸かり、少し冷えた体をポカポカ温めたい。

 2日目は県境を越え、忠犬ハチ公の故郷という秋田県山間部の町・大館へ。バス15分の「大館郷土博物館」へ向かい、3月21日まで開催のおひなさま展を鑑賞する。170体を超す押絵雛(おしえびな)に加え、今年は鹿角市花輪から借りた9段の雛飾り(人形は計100体超!)が見どころだ。貴重な雛人形を見学したら、繁華街のある大町に移り、比内地鶏を扱う食事処や昨年末完成の屋台村「ハチ公小径」で昼食を。

 花輪線での帰り道は、扇田駅すぐ裏の「ひない温泉 比内の湯」で仕上げの湯に入ったり湯瀬渓谷の車窓美を眺めたりして、最後までローカル線の旅を楽しみつくそう!

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス
1日目 仙台発 6:00 一ノ関、盛岡で乗り換え。花好きの人は北上駅から北上線に乗り換えて藤根駅で下車し、稲葉湿原のざぜん草を見に行こう。 盛岡では乗り換え時間を利用し、名物駅弁「鮭はらこめし」1000円を購入。
八戸着 11:57 電車の待ち時間を利用し、駅近くの飲食店街「八戸魚河岸食堂」で八戸の旬を味わう
八戸発 12:46  
青森着 14:16 駅からバスで20分の「青森県立美術館」で「あおもり犬」を見たり、駅前の新スポット「青森市文化観光交流施設ねぶたの家 ワ・ラッセ」でねぶたの魅力に触れる。古川市場の「のっけ丼」にも挑戦!
青森発 18:12 弘前で乗り換え
大鰐温泉着 19:35 太宰治が泊まった「ヤマニ仙遊館」で一泊!
2日目 大鰐温泉発 8:04  
大館着 8:34 「大館郷土博物館のおひなさま展」を鑑賞したり、比内地鶏を楽しんだり。昨年末に完成した「ハチ公小径」を散歩
大館発 13:47  
扇田着 13:56 駅すぐに裏にある「ひない温泉 比内の湯」で、平成17年に掘られたばかりの新源泉を堪能
扇田発 16:18 湯瀬渓谷の景色が見所。盛岡、一ノ関で乗り換え
仙台着 22:32  

『沿線で、小さい春、見~つけた♪稲葉湿原のざぜん草 群生地』

花好きにはぜひ寄り道してほしいのが、北上線に乗り換え、藤根駅から北西へ徒歩30分の稲葉湿原。例年3月中旬になると、約5700㎡の湿原のあちこちで、雪の間からざぜん草が花を覗かせる。整備された遊歩道から、かわいい姿を眺めてみよう。見頃は4月中旬まで。TEL.0197-73-5299(藤根自治振興会事務局)

文:鈴木健太
写真協力:ねぶたの家 ワ・ラッセ、青森商工会議所、ヤマニ仙遊館、大館郷土博物館、藤根地区交流センター
※掲載されているデータは平成23年2月現在のものです。

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