『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

  • mixiチェック

冬だもの… ほっこり鉄旅 のんびり温泉ぽっかぽか 青春18きっぷでお湯三昧

  • 札幌駅発着/1泊2日 行きは山線、帰りは海線。道南ぐるり温泉旅
  • 博多駅発着/1泊2日 癒しの名湯でゆったりと。北部九州ぐるり旅

博多駅発着/1泊2日|行きは久留米経由、帰りは大分、別府を経由|癒しの名湯でゆったりと。北部九州ぐるり旅|大分県日田市(天ヶ瀬)、由布市、別府市

博多発、大分の名湯ぐるり旅。行きは久留米から久大本線に入り、天ヶ瀬で下車し温泉に立ち寄り、目指す由布院温泉でのんびり滞在。翌日は大分から日豊本線に入り、別府で下車。お好みの温泉を楽しみ、博多へ帰るおトク旅。


久大本線を行く“Y-DC125”の普通列車。この数字記号の意味は、黄色(YELLOWのY)のディーゼルカー(DIESEL CARのDC)で、125は車両形式であるキハ125形を示す。鮮やかな車体は春風のように快走


観光地にふさわしい雰囲気の由布院駅。待合室はギャラリーにもなっており、また、ホームには足湯(有料)もある。観光案内所も駅舎内にあって、温泉にグルメといった由布院の情報をいろいろと入手できる


由布院温泉、宿の貸切露天風呂。カジュアルからデラックスまで、さまざまな宿がある由布院、なかには一人でも無料で貸切OKの露天風呂を備えた宿もあり、源泉かけ流しの湯にゆったり浸かって、リラックス!


由布院の宿、夕食には「地鶏鍋」も登場。寒い冬、鍋料理でほっこり気分。最近ではお一人様向けプランのある宿も多く、一人で部屋食、マイペースで鍋をつつくのもきっと乙なもの。自分へのご褒美にぜひ!


源泉の数も湧出量も日本一、別府はまさしく日本一の温泉郷。駅近くにも有名な、駅前高等温泉(徒歩2分)や竹瓦温泉(徒歩8分)などがあり、また、湯煙立ち上る鉄輪温泉への路線バスも駅から発着している


湯煙があちこちで立ち上る鉄輪温泉。まるで地区全体が「地獄蒸し」で蒸されているよう。鉄輪温泉は最も別府らしい景観といわれ、温泉施設も各種ある。路地の小さな温泉に立ち寄ってみるのも風情満点

旅のMEMO

観光の問合せ
天ヶ瀬(日田市):あまがせ町観光案内所●TEL.0973-57-2166
由布院:由布院観光総合事務所●TEL.0977-85-4464
別府:別府市観光協会 別府駅案内所●TEL.0977-24-2838
自分にご褒美、プチ贅沢。人気の由布院温泉でのんびり滞在

 ゆく年くる年、年末年始。今年一年、頑張った人は自分にご褒美を、来年こそ頑張る人は自分にお年玉を。慌ただしい日常からひと時離れ、プチ贅沢な温泉旅行に出かけよう。

 天ヶ瀬、由布院、別府。大分県の三大温泉をめぐる旅、博多出発はほどよい時間、ラッシュが終わった10時30分。久留米で久大本線に乗り換えて、まずは天ヶ瀬へ。駅から近い天ヶ瀬温泉で“ほっこりタイム”。

 玖珠川(くすがわ)沿いにある天ヶ瀬温泉。5ヵ所の共同露天風呂(料金100円)も行きやすく駅から徒歩10分以内。いずれも混浴で、タオル類は各自持参、「薬師湯」は女性のバスタオル巻き入浴OKとなっている。ローカルルールやマナーを守った入浴をしたい。

 九州きっての人気温泉地、由布院。本プランでは15時27分の到着としたが、もっと由布院を楽しむのなら天ヶ瀬に立ち寄らず直行を。その場合、由布院着は13時34分、名物スイーツを食べたり、湯の坪街道や金鱗湖(きんりんこ)などの観光もばっちりできる。

 カジュアルからデラックスまで、お一人様向け滞在プランも充実している由布院の宿。お一人様もお二人様もグループ様も、おいしい料理を食べて露天風呂を貸し切って、どーんとのんびりしよう。

温泉天国、別府に立ち寄り、一風呂浴びて「ああ、極楽!」

 “九州の軽井沢”と呼ばれる由布院温泉。標高が高く(由布院駅で海抜453m)、それゆえ朝の空気は凛として清々しい。露天風呂で朝湯に浸かれば気分爽快&リフレッシュ、それはそれは贅沢な旅時間。2日目は、せっかくだからゆっくりの出発としよう。

 由布院11時7分発の普通列車に乗り、大分を経て12時28分に別府到着。別府といえば源泉の数も湧出量もナンバーワン、日本一の温泉郷だ。ここでランチを食べ、一風呂、二風呂浴びてみたい。

 別府、浜脇、観海寺、堀田、明礬(みょうばん)、鉄輪(かんなわ)、柴石(しばせき)、亀川(かめがわ)の8温泉を「別府八湯」と総称し、数あるお風呂はまさに「温泉天国」。ところが別府は、血の池地獄に坊主地獄、地獄原(じごくばる)温泉に地獄蒸しなどなど、実は“地獄だらけ”だったりする。なかでも湯煙があちこちで立ち上る鉄輪温泉が最も別府らしい地獄的?な雰囲気。駅から路線バスの便も多く、温泉施設もいっぱい。鉄輪で地獄の恵みの湯に満たされて、「ああ極楽、極楽!」

 別府でもっと長湯するのなら帰りを遅らせ、別府18時7分発の普通電車に乗車。途中、中津と西小倉で乗り継ぎをし、博多には22時15分の到着。北部九州をぐるりと1周する温泉旅、身も心も癒されます!

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス


博多 発 10:30 鹿児島本線快速(土休日は、10:29発)
久留米 着 11:09 乗り換え(土休日は、11:08着)
久留米 発 11:14 久大本線普通列車
天ヶ瀬 着 12:45 駅周辺の天ヶ瀬温泉で立ち寄り入浴
天ヶ瀬 発 14:29 久大本線普通列車
由布院 着 15:27 街並みを散策し、由布院温泉にゆったり滞在


由布院 発 11:07 久大本線普通列車
大分 着 12:01 乗り換え
大分 発 12:16 日豊本線普通列車
別府 着 12:28 ランチを食べ、湯めぐり
別府 発 16:03 日豊本線普通列車
宇佐 着 17:00 乗り換え
宇佐 発 17:51 日豊本線普通列車
中津 着 18:15 乗り換え
中津 発 18:18 日豊本線普通列車
西小倉 着 19:22 乗り換え
西小倉 発 19:32 鹿児島本線快速
博多 着 20:38 旅の終わり

これも食べてみたい!|鉄輪温泉(別府)の「豚まん」

温泉天国、別府でも、湯煙が盛んに立ち上る鉄輪地区。ここ鉄輪温泉の名物「豚まん」もぜひ食べておきたい。鉄輪らしく地獄釜(温泉の噴気で調理する釜)で蒸しあげた“地獄蒸し”の「豚まん」は、具も皮も手作りという。食べれば優しい味わいでほっかほかに。


これが鉄輪温泉名物、地獄蒸しの「豚まん」。地獄(温泉の噴気)で蒸しあげたふっくら「豚まん」を頬張れば、おいしくて極楽気分。「ここは極楽ですね!」とお店の人に言うと、「夏は地獄よ!」ですって

● 旅人(著者)紹介 相澤秀仁&相澤京子

写真家、パズル作家。「青春18きっぷ」歴はちょうど18年、日本のすべての都道府県を夫婦で3巡している。
著書(夫婦の共著)は写真集『猫ヶ島』、『わらいねこ』をはじめ、『旅してでも食べたい 地もの旬もの回転寿司』など。
ホームページ http://www.aizawa22.com

文・写真:相澤秀仁&京子
※掲載されているデータは平成24年11月15日現在のものです。

前のページへ

バックナンバー

このページのトップへ