ちょうど平安建都1200年を迎えた平成6年に登録された古都京都の文化財。京都市の上賀茂神社・下鴨神社・東寺・清水寺・醍醐寺・仁和(にんな)寺・高山寺・西芳寺・天龍寺・金閣寺・銀閣寺・龍安寺・西本願寺・二条城・延暦寺(滋賀県大津市にまたがる)、宇治市の平等院・宇治上(うじがみ)神社の17の神社・寺院・城だ。
京都には他にも数多くの文化財があるが、登録推薦の際、「建造物・庭園を対象に国内で最高ランクに位置づけられている国宝(建造物)、特別名勝(庭園)を有し、遺産の敷地全域が史跡等に指定されているなど、遺産そのものの保護の状況に優れている」として選定された。
日本人なら誰もが誇る京都の文化財は、世界的にも普遍の魅力を放っている。