こころのさと|“海まち・山ざと”で出会う、山形○4○つのふるさと|羽黒山だけじゃない酒井氏や芭蕉の史跡も

羽黒山参道

参道入口から全長1.7km、2446段の石段を上り、羽黒山山頂を目指す。樹齢350~500年を超す老杉が並ぶ参道は静謐(せいひつ)な雰囲気。石段には33個の彫り物が刻まれ、すべて探せば大願成就するとか。
TEL.0235-62-4727(羽黒町観光協会)


致道(ちどう)博物館 鶴岡公園の西隣に位置し、鶴岡の歴史や文化を紹介。東北地方では珍しい書院庭園である酒井氏庭園や、国指定重要文化財の旧西田川郡役所などが見どころ。山形DC期間中は無休。700円。
TEL.0235-22-1199。9:00~17:00(12~2月は~16:30)

封人(ほうじん)の家 封人(=国境)を守る役人だった新庄領堺田村の庄屋家。松尾芭蕉は大雨のためここで3日間逗留し「蚤虱(のみしらみ) 馬の尿(ばり)する 枕もと」という有名な句を残した。最上町はかつて馬の産地であり、人と馬がひとつ屋根の下で生活していた風景を詠んだもの。8:30~17:00(11月は~16:00)、4~11月公開。250円。
TEL.0233-45-2397