札幌行き豪華寝台特急の先駆け
寝台特急「北斗星」

★上野～仙台〜函館〜札幌

それまでの寝台列車の常識を変えた「北斗星」
　昭和63年の青函トンネルの開業とともにデビューした寝台特急。それまでの寝台特急の常識を覆した豪華客室ロイヤルや、本格フランス料理が味わえる食堂車などが話題を呼んだ。北斗星の成功がカシオペアの誕生につながっており、まさに豪華寝台特急の元祖と言える存在だろう。
　客室は個室が多くとられており、特に2階の客室は、天井の高さまで広げられた窓から星空や北海道の風景を一望できるのでおすすめだ。旅を盛り上げてくれる食堂車でのディナーは事前予約制だが、21時からはパブタイムになり、予約なしで利用できる。

車両＝24系客車


食堂車 車内販売 ロビー シャワー室
＊日により編成に変更あり
＊食堂車（夕食）は要予約、車内販売は21:00～6:30を除く

B寝台個室は奇数が下階、偶数が上階となっており、ロビーとシャワー室は6号車にある。7号車は食堂車で、ディナーを予定している場合はなるべく近くの号車が便利。最後尾の1号車は開放式B寝台で、カシオペアにあるような展望室はない。

運転日

通年

料金

●寝台料金
・A寝台2人用個室ツインデラックス（8号車）＝1室26,700円
・A寝台1人用個室ロイヤル（9・10号車）＝17,180円
・B寝台2人用個室デュエット（3・4・10号車）＝1室12,600円
・B寝台1人用個室ソロ（5・6・9号車）＝6,300円
・B寝台4人用簡易個室Bコンパート（1号車）＝6,300円
・B寝台客車2段式（2・11号車）＝6,300円
●乗車料金（おとな1人分）
（上野〜札幌）運賃17,930円＋特急料金2,940円