トレたび JRグループ協力

2022.11.15ジパング俱楽部ジパング世代はどうしてる? アンケート結果発表【美術館について】

プレゼント応募時にいただいたアンケート回答のなかから、ジパング世代(60代以上)の回答を集計・公開しています。
今回のテーマは【美術館】について。

美術館へ訪れる頻度は?  好きなアーティストは?  印象的な美術館は?
美術館にまつわるエピソードも紹介します。

調査期間:2022年8月15日~9月14日
回答者:ホームページプレゼント 図書カードNEXT 3000円分にご応募いただいた60代~90代の方657名



Q1. 美術館を訪れる頻度は?

1年に1回以上訪れる方が80パーセント超!


2021年度の社会教育調査によると、日本には456の美術館(登録博物館、博物館相当施設にあたる美術博物館)があるそう。

同調査で、もっとも美術館の数が多いのが東京都で45館、長野県が39館、北海道と愛知県がそれぞれ18館。そのほかすべての都道府県に1館以上の美術館があります。

年に1回以上訪れる方が8割を超えるという結果なのは、旅先でも美術館に立ち寄る方が多いからでしょうか?

Q2. どんな作品に興味がありますか?好きなアーティストは?


どんな作品に興味がありますか?(複数選択可) どんな作品に興味がありますか?(複数選択可)

ジャンル不問で回答いただきました ジャンル不問で回答いただきました

西洋画・日本画が人気!

西洋画・日本画と、絵画の人気がうかがえます。

以下は、建築    9.1%・版画    8.8%・工芸    8.1%・染織    6.3%・書    5.8%が続きました。

彫刻や仏像、工芸品は博物館でも鑑賞する方が多いようです。

【仏像鑑賞についてのコメント】

  • 奈良国立博物館の「なら仏像館」は一カ所で多種多様な仏像が観られるので好きです。(70歳 男性)
  • 東京国立博物館」、主に平成館は、その重厚なたたずまいが落ち着く。東洋館では仏像も観られるし、庭園も静かなのでよく行きます。(77歳 男性)

好きなアーティストでも、上位10名は画家!


伊藤若冲筆「葡萄双鶏図」 伊藤若冲筆「葡萄双鶏図」

好きなアーティストは? という問いには、ジャンルを問わず190を超えるアーティストの名前が挙がりました。

そのなかでも多かったのは、クロード・モネ。
フランス・パリ市内の「マルモッタン・モネ美術館」が有名ですが、日本国内でも上野の「国立西洋美術館」や箱根の「ポーラ美術館」などに所蔵されています。
『睡蓮』をモチーフにした池がある庭園、「北川村『モネの庭』マルモッタン」も人気です。

日本のアーティストで人気を集めたのは、江戸時代の画家の伊藤若冲。
そのほか、浮世絵師の葛飾北斎、美人画を得意とする日本画家の上村松園、昭和を代表する風景画で有名な東山魁夷と様々なタイプの画家が上位を占めました。

Q3. 今まで訪れたなかで、印象的な美術館を教えてください。

  • 東京都写真美術館」へ恵比寿駅から行く時、動く歩道があって速く行けることと、雨が降っていてもビルの地下をうまく使って傘なしで行けることが印象的でした。(72歳 男性)
  • 東京国立近代美術館」で対話式案内ガイド(所蔵品ガイド)に参加しました。ガイドさんの説明や逸話でより楽しい時間をもてました。(73歳 女性)
  • 善光寺御開帳の参拝を済ませて、「長野県立美術館」に行きました。5月とはいえ暑いなか、坂を上ってグダグダになって美術館に辿りつきました。しかし、本物の東山魁夷『緑響く』に対面した時、体全体が清涼の空気に包まれている感じがしました。(75歳 男性)
  • 福島県・磐梯朝日国立公園内の「諸橋近代美術館」は、西洋建築を思わせる外観も素敵ですが窓から眺める裏磐梯の緑に心が奪われました。(69歳 女性)
  • 大塚国際美術館」で、友達と1日過ごした記憶があります。絵を観ては休憩でコーヒーを飲んだり、ランチしたりいくら時間があっても足らないくらい。オープンから閉館まで過ごしたのは、自分でもビックリです。(63歳 女性)
  • 中学2年生の時に訪問した「ブリジストン美術館(現・アーティゾン美術館)」。ジャンルにとらわれなくても心を打つ絵画、彫刻に感動しました。その後、美術の先生にその話をすると「上野の西洋美術館も行ってみたら」と言われ訪れました。ロダンの『考える人』が有名ですが、私は『地獄の門』の前で足が動かなくなりました。心を打つ作品は、体全体でも鑑賞できるものだと思いました。(71歳 男性)
  • ある時、諏訪湖のほとりをのんびり散歩中に「原田泰治美術館」に出合いました。感動しました。身体障がいのハンデを克服し、観る人の感動を呼ぶ数々の作品に旅の疲れも忘れました。自身も基礎疾患を有する身です。元気が湧いてきました。(76歳 男性)

海外の美術館のエピソードも

  • ニューヨークの「メトロポリタン美術館」。ゴッホの『自画像』が目の前にあり、至近距離で鑑賞できたうえにツーショットまでできて大感激でした。(63歳 女性)
  • フランスの「オランジュリー美術館」でモネの『睡蓮』を観て大変感動したので、帰国してすぐに実家の池に睡蓮を浮かべました。(64歳 女性)

Q4. 美術館に関するエピソードを教えてください

好きな美術館の話

  • 名古屋にある「古川美術館」。個人収蔵作品を展示する民間美術館として発足。テーマに合わせてシーズンごとに作品を入れ替えて紹介されます。とくに、解説文を記す学芸員の方のコメントが好きです。同じ作品もテーマの視点を変えると違う切り口があり、読んでいて楽しい。また、近くにある「古川美術館分館 爲三郎記念館」で庭園を眺めながらお抹茶をいただくのが至福の時です。(63歳 女性)
  • 岩手県北上市にある「諄子美術館」では、2、3カ月に一度比較的若い作家の作品を鑑賞できて楽しいです。(72歳 女性)
  • 文京区の「永青文庫」がお気に入りで時々行きます。「東京カテドラル聖マリア大聖堂」でパイプオルガンの演奏を聴いたり、「椿山荘」や「関口芭蕉庵」など、目と鼻の先にいろいろ楽しい時間が持てる所があり、ゆっくり楽しめます。(74歳 男性)
  • 風景や植物、野の草花等を水彩画で描いた絵がとくに好きです。「玉村豊男ライフアートミュージアム」は、箱根の小さな美術館ですが、心が安らぐ特別な空間です。(70歳 女性)
  • 東京の中目黒にある、「郷さくら美術館」で「桜百景」として桜を中心とした絵画が展示されていて美しいので好きです。また、美術館に会員登録をしていると展示の紹介のメールが届き、メールを提示すると絵葉書がもらえました。(67歳 男性)

旅先で訪れた美術館の話

  • 観光旅行で、道東の帯広に行った時、「六花の森」に行きました。ガーデン、庭園なのですが、そこには画家坂本直行の記念館、直行山岳館、直行デッサン館、直行絶筆館などがあります。北海道の広大な大地の中で、坂本直行の絵を味わえる幸せに浸ることができました。(63歳 女性)※2022年度の開園期間は終了しています。
  • 長野県へ旅行に行った時、宿泊したところの近くに美術館があることを偶然知り、歩いて行きました。緑の中にこぢんまりと建つ個性的な美術館を観た時、とても驚き感動しました。その場所にある独特の存在感がそれだけでアートを感じさせてくれた美術館でした。(63歳 女性)
  • 夫の転勤で広島県福山市に住んでいた30数年前、「ふくやま美術館」のボランティアに応募して活動させていただきました。週一回でしたが、企画展、常設展を堪能させていただき至福の3年間でした。年に一度、ボランティアの日帰りバス旅行があり、その時に訪れた倉敷の「足立美術館」は、お庭も美しく心が癒やされました。横山大観の一幅の絵に魅せられました。今は遠く離れた茨城県在住ですが、生きている間にもう一度訪れたい美術館です。(71歳 女性)
  • 下田を旅行した時に訪問した「上原美術館​」。自然豊かな森をバックに美術館がひっそりとあり、近代絵画と仏像が広い館内にゆったりと配置されてました。都会の美術館とは違い、来館者で混雑した感じがなく、周りを気にせずに館内を見学できました。こんなに心が洗われた時間はありませんでした。旅先の美術館として、みなさんにもぜひおすすめいたします。(70歳 男性)
  • 三河工芸ガラス美術館」は、愛知県西尾市富山町にあるガラスアートの作品が展示されている美術館です。巨大万華鏡や彫刻鏡の部屋など珍しい作品が多数飾られていて幻想的で美しい作品を観ることができます。一度は訪れる事をすすめます。(69歳 男性)
  • 箱根 芦ノ湖 成川美術館」に初めて足を踏み入れた日のことは今でもはっきり思い出せます。前面にくっきりと富士山が見えた、その景色の素晴らしさ。何時間でもいたい気持ちでした。もちろん作品も素晴らしかったです。あれからいろいろな美術館にいきましたが、ここが一押しの美術館です。(67歳 女性)

箱根 芦ノ湖 成川美術館 展望室からの景色 箱根 芦ノ湖 成川美術館 展望室からの景色

美術館の思い出

  • 娘の大学受験の付き添いで福島市を訪れた、今から18年前の思い出の美術館。受験会場まで見送った後、ホテルまでの帰路に見つけた小さな美術館です。名前は「百点美術館」。百点満点にあやかりお邪魔しましたが、試験とは無縁……百点展示ができたら、の意味らしい。今現在どうなってるのやら。心に残る小さな美術館でした。(66歳 女性)※「百点美術館」はすでに閉館。
  • 美術にまったく興味のない私が、唯一行ったのが名古屋の「名古屋ボストン美術館」です(今はもうないですが)。娘に誘われて行ったのですが、題材が浮世絵だったので、それなりにおもしろく観られました。娘と美術館なんて後にも先にもこれが一度切りです。その時購入した図録は記念に今でも時々眺めます。(78歳 男性)※「名古屋ボストン美術館」は20018年閉館。
  • 中学の時に従姉妹から荻原守衛(もりえ)の『女』という作品の写真をもらい、ずっと実物を観たいと思っていました。今年、仕事を定年退職し、夫と一緒に長野にある「碌山美術館」に行って、実物を観ることが出来ました。(61歳 女性)

まとめ

今回のアンケートでは、国内外の美術館エピソードをたくさんいただきました。
特に海外の美術館のエピソードでは、「あこがれの地についに訪れることができた」という興奮が伝わってきました。

美術館の中には、年齢で入館料金が割引や無料になる施設もあるので、事前に調べておけばおトクに鑑賞することができます。
ジパング倶楽部のサービスを利用して鉄道旅をしてみてはいかがでしょうか?

最後に、美術にまつわる素敵なエピソードを紹介します。

  • 美術館には成人した息子と一緒に行くことが多いですが、彼は作品説明を一字一句丁寧に読みながら先へ行くタイプ。老眼の私は年々厳しくなるばかりですが、よさそうな絵画イベントの時は必ず「行く?」と声をかけてくれるのが嬉しくてメガネをしっかり磨いて準備をします。(62歳 女性)
  • 美術館ではないですが、「奈良ホテル」にある上村松園さんの絵が大好きです。今度、娘がそこで結婚式を挙げる事になり大変楽しみにしています。普段なかなか入ることができない場所なので、じっくり観たいです。そして娘にも感謝です。(69歳 女性)

現在も新型コロナウイルス感染症の対策で、入場制限を設けたり予約制になっている美術館もあるので、訪れる際はあらかじめホームページなどで確認の上、計画を立ててください。

それでは、次回更新もお楽しみに!


次回の「ジパング世代はどうしてる?」のテーマは、「ペットについて」

12月15日更新予定です。


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