2023.07.25ジパング俱楽部小津安二郎ゆかりの松阪でデジタルスタンプラリー実施中【JR東海エリアおでかけニュース】
旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」
本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。
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- ※トップ画像 写真/松竹
日本映画の巨匠・小津安二郎生誕120年を記念したスタンプラリーを実施
『晩春』や『麥秋』、『東京物語』など、数々の名作を世に送り出した、映画監督・小津安二郎。小津監督は1903(明治36)年生まれで、2023年に生誕120年を迎えます。
これを記念して、小津監督と関係が深い全国の各地域では、監督ゆかりのスポットをめぐるスマホアプリを使ったデジタルスタンプラリー「小津めぐり」を来年3月まで実施しています。
小津安二郎が青春時代を過ごした町・松阪
三重県松阪市
「小津安二郎松阪記念館」で展示されている絵画や習字
スタンプラリー開催地のひとつが、小津家の郷里・松阪(当時は三重県飯南郡松阪町)。松阪で青春時代を過ごした小津監督は、この地で出会った映画から、映画の世界を夢見るようになりました。
市内にある「小津安二郎松阪記念館」(「松阪市立歴史民俗資料館」2階)では、松阪時代を中心に、小津監督の人となりや映画とのかかわりを紹介しています。
スタンプラリーでは、「小津安二郎松阪記念館」をはじめ、9カ所あるスタンプスポットのうち5カ所でスタンプを集めると、「松阪市立歴史民俗資料館」の受付でオリジナルグッズがもらえます。
小津安二郎も通ったという旧飯南郡図書館の建物を利用した「松阪市立歴史民俗資料館」
「松阪市立歴史民俗資料館」2階にある小津安二郎松阪記念館
小津安二郎が監督時代、「ここで映画を撮りたいが……」と 語っていたという「御城番屋敷」もスタンプスポット
スタンプスポットで創業400年以上の老舗(しにせ)菓子店 「柳屋奉善」は小津安二郎の日記にも登場
松阪への旅は新型車両の特急「南紀」で
洗練されたスタイルも注目のHC85系
2023年7月1日に新型車両HC85系が投入された特急「南紀」。松阪駅までは名古屋駅から約1時間15分で到着します。
HC85系はハイブリッド方式を採用した車両として、国内初の最高速度時速120キロで営業運転。さらに安全性、快適性を向上し環境負荷を低減させ、国土交通省「日本鉄道大賞」を受賞しました。
次世代の鉄道車両として話題の列車に乗って、快適な旅をお楽しみください。
紹介スポット一覧マップ
文/若井 憲
- ※記事中の情報は2023年7月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
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