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2023.05.25ジパング俱楽部徳川家ゆかりの日光山輪王寺で「徳川家康公坐像」初公開【JR東日本エリアおでかけニュース】

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本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。
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日光山輪王寺「徳川家康公坐像」初公開

栃木県日光市

世界平和を願い家康公に思いを馳せる

栃木県日光市の輪王寺三佛堂(さんぶつどう)では、大河ドラマ放送を記念し、世界の平和を願って「徳川家康公坐像」を公開中です。高さ約22.5センチの厨子に納められた坐像は江戸時代後期の作と伝えられ、平和を導く神「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」として家康公を崇めるためのものであることが窺い知れます。約260年にわたる戦のない時代の礎を築いた家康公の生涯に思いを馳(は)せながら、厳(おごそ)かな居ずまいの坐像を拝観してみませんか。


徳川家康公坐像

期間中には「徳川家康公坐像」初公開記念の限定御朱印の授与もあります

世界文化遺産でもある、徳川家ゆかりの輪王寺

世界文化遺産にもなっている日光。現在は日光東照宮、日光二荒山(ふたらさん)神社、日光山輪王寺の3つの参詣所が「二社一寺」とよばれていますが、明治時代以前には日光山というひとつの霊場でした。江戸時代になると東照宮に徳川家康公が祀られ、家康公の孫である三代将軍家光公が豪華に改修をします。輪王寺は家康公に仕えた天海(てんかい)大僧正が貫主を務め、家光公の霊廟「大猷院(たいゆういん)」を有する寺院です。かくして、日光は徳川将軍家の聖地となったのです。


日光山輪王寺の本堂「三佛堂」


「徳川家康公坐像」初公開

問い合わせ先 0288-54-0531(輪王寺代表)
時間 2024年3月31日までの8時~16時30分(11~3月は8時~15時30分)。無休、但し行事などにより拝観できない日や時間帯あり
交通アクセス 日光線日光駅から東武バス日光「世界遺産めぐりバス」約9分の勝道上人像前下車すぐ
値段 三佛堂単独拝観券400円、三佛堂・大猷院・宝物殿セット券1,000円。初公開記念限定御朱印1,000円

「輪王寺」公式サイト

紹介スポット一覧マップ


文/毛塚貴康

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