【新大阪駅発モデルコース】山口3日間プラン
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「ジパング倶楽部」を利用した、新大阪から山口県の名所を観光列車とともに楽しむ、2泊3日のコースを紹介。
●これだけおトク!の例/山陽新幹線「さくら」 新下関駅→新大阪駅
通常=1万4070円 2割引=1万1250円 2820円おトク! 3割引=9840円 4230円おトク!
- ※通常期の普通車指定席利用の場合です。金額は一例です。前後の行程等により金額が異なる場合があります。
- ※新幹線「のぞみ」を利用する場合は、運賃のみ割引になります。
- ※記事中の情報は2022年3月時点のものです。
- 1日目
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8:41発
新大阪駅
- 新幹線「のぞみ3号」
-
10:33着
新山口駅
-
10:50発
新山口駅
- 観光列車 快速「SLやまぐち号」★
-
12:58着
津和野駅
- 津和野観光
-
15:18発
津和野駅
- 普通列車
-
15:58着
益田駅
- 益田観光
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17:47発
益田駅
- 普通列車
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18:58着
東萩駅
- 【萩温泉郷泊】
- 2日目
-
14:13発
東萩駅
- 観光列車 快速「〇〇のはなし」★
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16:11着
阿川駅
- カフェ「Agawa」
-
16:21発
阿川駅
-
16:27着
特牛駅
- バスで角島大橋へ(16:53着)、帰路はタクシー利用(17:00頃発)
-
17:18発
特牛駅
- 普通列車
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17:51着
小串駅
-
17:53発
小串駅
- 普通列車
-
17:56着
川棚温泉駅
- 【川棚温泉郷泊】
- 3日目
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11:05発
川棚温泉駅
- 普通列車
-
11:43着
下関駅
- 下関観光
-
17:52発
下関駅
- 普通列車
-
18:00着
新下関駅
-
18:08発
新下関駅
- 新幹線「さくら566号」
-
20:23着
新大阪駅
- ※新型コロナウイルス感染症等の影響により、変更となる場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。
- ※2022年3月号『JR時刻表』掲載のダイヤをもとに掲載。主要駅以外は、着時間は表示されていません。★印は毎日運転していない列車(バス)です。
新幹線からSLに乗り換え、山口の旅が始まる!
「SLやまぐち号」、途中の地福駅では停車時間に下車して機関車の撮影もできます
新山口駅で新幹線を降りたら、さっそく観光列車「SLやまぐち号」に乗車。石炭を使った蒸気機関車、レトロに復刻された客車に乗れば、旅の気分が一気に高まります。終着駅の津和野は小京都と称される町。SLのレトロな気分そのままに、水路にコイが泳ぐ町並みを散策できます。ここからは山口線と山陰本線で東萩駅を目指しましょう。途中、益田駅では待ち時間に益田名物「鶏卵饅頭」はいかがでしょう。駅から徒歩約11分の和菓子店「鶏卵堂」で販売しています。
幕末気分に浸れる萩から、「〇〇のはなし」でコバルトブルーの絶景を
萩の町。写真は城下町らしい鍵曲(かいまがり)。夏みかんも名物です
角島大橋。白い砂とコバルトブルーの海を渡ります
東萩駅の近くにある萩温泉郷に宿泊したら、翌日は長州藩の藩庁が置かれ、多くの維新の志士を輩出した萩の町を歩きましょう。世界文化遺産にもなっている「松下村塾」や、藩校の「明倫学舎」などが有名ですが、城下町らしく敵襲に備えた鍵曲(かいまがり)や、夏みかんがあちこちに植えられているのも特徴的な風景です。観光列車「〇〇のはなし」は仙崎駅での停車時間が長めに取られていて、駅前の「道の駅センザキッチン」で地場産品などの購入ができます。阿川駅では約10分の停車時間で、カフェ「Agawa」に行ってみましょう。「〇〇のはなし」運行5周年を記念した商品も期間限定で用意されています。特牛(こっとい)駅で下車したら、角島行きのブルーライン交通バスに乗り、角島大橋へ。乗車して約16分のホテル西長門リゾート入口でバスを降りれば、橋のたもとのビュースポットから絶景を堪能できます。記念撮影を終えたら呼んでおいたタクシーに乗車し、約10分で特牛駅に戻りましょう。列車は川棚温泉駅へ。駅から徒歩約20~30分の川棚温泉では、夕食に名物の瓦そばを出すお宿もあります。
※角島大橋近くのタクシー会社は、神田タクシーTEL083・786・1058。予約がおすすめ。
※角島大橋から特牛駅に戻るバスが来るのは17時22分。川棚温泉着が19時過ぎになりますが、タクシーを使わない行程も可能です。
関門海峡を眺め、歴史のうねりに想いを馳せる下関
右が大正時代築の「旧秋田商会ビル」、左が明治時代築の「下関南部町郵便局」
平家とともに崩じた安徳天皇を祀る赤間神宮。「耳なし芳一」ゆかりの芳一堂もあります
3日目はさまざまな時代の記憶が積み重なる町、下関へ。戦前、大陸との玄関口として栄えた唐戸地区あたりには、今もレンガ造りの建物が点在。下関駅から唐戸までは路線バスで約7分です。幕末に維新の志士、高杉晋作が挙兵したのも下関でした。下関駅から徒歩約20分で高杉晋作像のある日和山公園があります。さらに時代を遡り、江戸時代のはじめ、剣豪の宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘があった巌流島へは唐戸から船で約10分。平安時代、源氏と平家が最後の決戦を行なったのも下関の壇之浦でした。幼くして海へと消えた安徳天皇を祀る赤間神宮までは、下関駅からバス約9分です。見どころ豊富な町なので、興味のあるところは絞っておきましょう。各時代の人たちも見たであろう関門海峡の海景色を眺め、旅は終わります。名物のフグ料理もお忘れなく。
ほかのエリアのモデルコースはこちら
新大阪駅発モデルコースだけではなく、全国のモデルコースをご紹介しています。旅のプロである、会員誌『ジパング倶楽部』編集部が、おすすめの列車や観光地をめぐる旅をご提案します。
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