北海道から九州まで、エリア別「偉人・有名人」ランキングを一挙公開!
2023年3月号「ジパング会員様が選んだ地元のおすすめ、教えます!」特集で紹介しきれなかったおすすめ物件を大発表! 北海道から九州まで、エリアごとに「史跡」「偉人・有名人」「グルメ」「おみやげ」「穴場」「祭り・イベント」のおすすめを順次紹介します。
※トップ画像は甲府駅前にある「武田信玄像」(写真/やまなし観光推進機構)
目次
- 1.北海道エリアランキング
- 2.東北エリアランキング
- 3.関東エリアランキング
- 4.甲信越エリアランキング
- 5.東海エリアランキング
- 6.北陸エリアランキング
- 7.近畿エリアランキング
- 8.中国エリアランキング
- 9.四国エリアランキング
- 10.九州エリアランキング
北海道エリア 偉人・有名人ランキング
北海道のトップ5を紹介します。
同率1位は、「北海道」の名付け親・松浦武四郎
釧路市にある「松浦武四郎蝦夷地探検像」
1818(文化15)年生まれ。16歳で江戸を旅したことをきっかけに諸国をめぐるようになり、その記録は本として出版されました。会員様から「北海道の命名者」とコメントが挙がるように、当時の「蝦夷地」を「北海道」と名付けた張本人。この人がいなければ、北海道はまた違うものになっていたのかも……? 釧路市には「松浦武四郎蝦夷地探検像」があります。
同率1位は、知内町出身の歌謡界、演歌界の大御所・北島三郎
北島三郎
1962(昭和37)年デビュー。『函館の女(ひと)』『まつり』などヒット曲が多数あり、一度は聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか。知内町役場には北島三郎の出生から現在までを紹介する「北島三郎ギャラリー」も。会員様からは「演歌・歌謡界の大御所です」と声が挙がるほど、多くの人が虜に。
3位は、江別市出身の俳優・大泉洋
1973年生まれ。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、俳優業のみならずエッセイの執筆や、最近では『NHK紅白歌合戦』の司会など、多岐にわたる活躍ぶり。会員様からは「面白いし芸達者」「今やなくてはならない存在感のある俳優。バラエティ、喜劇だけでなく、真面目な役も彼の個性を出しながらこなせる」と絶賛の声が挙がりました。
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同率4位は、
札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭・クラーク博士(ウィリアム・スミス・クラーク)
歌手・中島みゆき
同率7位は、
商人・高田屋嘉兵衛
スピードスケート選手・高木美帆
作家・小林多喜二
力士・千代の富士貢
力士・大鵬
北海道知事・鈴木直道
力士・北の富士
編集部からのひとこと
東北エリア 偉人・有名人ランキング
東北エリア(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)のトップ5を紹介します。
1位は、仙台藩祖の戦国武将・伊達政宗
陸羽東線有備館駅前に立つ「伊達政宗公騎馬像」(写真/宮城県観光プロモーション推進室)
「奥州の独眼竜」として知られ、仙台の町の基盤を築き上げたとされる戦国武将。会員様からは「今や宮城県のアイドルです」「現代も地元のシンボル」と宮城を代表する偉人として名が挙がる一方、「もう少し早く生まれていれば天下をとれていたかも」と期待の声も。仙台に移る前に過ごした岩出山地域の宮城県大崎市の陸羽東線有備館駅前には、伊達政宗の騎馬像があります。
2位は、福島県出身の医学者・野口英世
「野口英世記念館」にある胸像
1876年、現在・福島県耶麻(やま)郡猪苗代(いなわしろ)町生まれ。梅毒や黄熱病の細菌研究で世界的な評価を得た医学者には「世界に誇れる英雄であり我々の誇りでもある」「野心と努力の人」「世界の人々を数多く救った偉人だと思い、尊敬している」と、会員様からも賞賛のコメントが寄せられました。生まれ故郷の「野口英世記念館」では、野口英世の生涯と業績を分かりやすく展示しています。
3位は、岩手県出身の詩人、童話作家・宮沢賢治
宮沢賢治記念館
1896年、現・岩手県花巻市生まれ。『雨ニモ負ケズ』『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』など、現在もなお多くの人に愛される作品を生み出しました。会員様からは、「素晴らしい感性の持ち主」「自然への愛を人にも当てはめた」と、賢治の独特な世界観にハマる声が続出。なかには「私の祖父が(宮沢賢治の)最初の教え子だから、親近感がある」というジパング世代ならではのコメントも! あの世界観をより深く知るなら岩手県花巻市の「宮沢賢治記念館」へ。
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4位は、作家・太宰治(青森県)
5位は、プロ野球選手・大谷翔平(岩手県)
6位は、政治家・原敬(岩手県)
7位は、フィギュアスケート選手・羽生結弦(宮城県)
8位は、米沢藩主・上杉鷹山(山形県)
9位は、お笑い芸人・サンドウィッチマン(宮城県)
10位は、版画家・棟方志功(青森県)
編集部からのひとこと
関東エリア 偉人・有名人ランキング
関東エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のトップ5を紹介します。
1位は、埼玉県出身の実業家・渋沢栄一
「渋沢栄一記念館」にある銅像(写真/深谷市)
1840年、現・埼玉県深谷市生まれ。日本の近代社会の基礎を築き、約500の企業の育成に携わったとされる「日本資本主義の父」。大河ドラマの主人公としても記憶に新しいですよね。会員様からは「現在に続く企業をあんなにたくさん立ち上げたなんて!」と、渋沢の功績を讃えるコメントが多く集まりました。埼玉県深谷市の「渋沢栄一記念館」では、渋沢栄一アンドロイドによる講義を聴講することもできます。
2位は、千葉県出身の実測地図を作った人・伊能忠敬
「伊能忠敬記念館」にある掛け軸(千葉県香取市 伊能忠敬記念館所蔵)
1745(延享2)年、千葉県生まれ。江戸時代に蝦夷地から九州まで、17年もの時間をかけて測量し、地図を作成した偉人。全国での測量は隠居後の55歳から71歳まで続けられたとされ、会員様からは「熟年のヒーロー」といったコメントが。まさに会員様と同世代で偉業を成し遂げた人物に、羨望のまなざしが送られました。千葉県香取市佐原にある「伊能忠敬記念館」では隠居してからの勉学と全国測量の行程が紹介されており、その知識欲に触発されることでしょう。
3位は、神奈川県出身の農政家、思想家・二宮尊徳(二宮金次郎)
「報徳二宮神社」にある銅像
1787(天明7)年、現・神奈川県小田原市生まれ。「勤労(きんろう)・分度(ぶんど)・推譲(すいじょう)」という3つの徳行を実行すべきとする「報徳思想」を唱えました。編集部世代からすると、小学校に銅像が置かれていたな……というイメージですが、会員様からは「庶民の生活向上に尽力した」「人生勉強の見本」など、その勤勉さに惹かれたという声が集まりました。神奈川県小田原市の「報徳二宮神社」にはお馴染みの銅像もあります。
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4位は、政治家・小泉純一郎(神奈川県)
5位は、元プロ野球選手・長嶋茂雄(千葉県)
6位は、水戸藩の第2代藩主・徳川(水戸)光圀(茨城県)
7位は、幕臣・勝海舟(東京都)、政治家・吉田茂(神奈川県)
9位は、政治家・田中正造(栃木県)、作家・夏目漱石(東京都)
編集部からのひとこと
甲信越エリア 偉人・有名人ランキング
甲信越エリア(山梨県・長野県・新潟県)のトップ5を紹介します。
1位は、新潟県出身の政治家・田中角栄
浦佐駅前にある田中角栄像
1918(大正7)年、新潟県生まれ。中卒でありながら、内閣総理大臣になり「日本列島改造論」「日中国交正常化」を推し進め、その活躍ぶりは今なお余韻を残しています。会員様は「日本の将来を見通した政治家」「今でも何か大事があれば、角さんだったらどうした?と言われ続けている」「これだけの有言実行の政治家はこれから出ないでしょう」と絶賛。南魚沼市にある上越新幹線浦佐駅前には銅像があります。
2位は、山梨県出身の戦国武将・武田信玄
甲府駅前にある武田信玄像(写真/やまなし観光推進機構)
「甲斐の虎」と称され、治水工事や農業・商業にも尽力した戦国武将。会員様からは「言うまでもありません」「永遠のヒーロー」とコメントが挙がりました。中央本線甲府駅前には武田信玄の像があるほか、同じく甲府市内に「武田神社」などゆかりの地も多数あります。
3位は、長野県出身の思想家・佐久間象山
「象山神社」にある佐久間象山像(右が象山)
1811(文化8)年、長野県出身。江戸で私塾「五月塾」を開き、勝海舟や吉田松陰に西洋の兵学や砲術を教えたとされています。会員様からは「明治維新への日本の改革の先陣を切った人物」と、時代を変えた人物として注目を集めました。象山を祀る長野県長野市松代の「象山神社」の近隣には、象山の功績を讃えた記念館も。
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4位は、戦国武将・上杉謙信(新潟県)
5位は、元帥海軍大将・山本五十六(新潟県)
6位は、戦国武将・真田幸村(長野県)
7位は、長岡藩士・河合継之助(新潟県)
8位は、源氏の武将・木曽義仲(長野県)
9位は、詩人・島崎藤村(長野県)
10位は、力士・御嶽海(長野県)
編集部からのひとこと
東海エリア 偉人・有名人ランキング
東海エリア(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)のトップ5を紹介します。
1位は、愛知県出身の戦国武将・徳川家康
名鉄東岡崎駅近くの徳川家康公象(写真/岡崎市)
現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』でも注目を集める戦国武将。織田や今川の人質をつとめるなど若き日には苦労もありながら江戸幕府を開きました。「戦乱の世を終わらせた」「日本に平和の基礎を築いた」と、太平の世を築き上げた人物として、東海エリアのみならず、東京都の会員様からも評価されました。ゆかりの地が数多く存在する家康ですが、生まれ故郷の愛知県岡崎市には岡崎公園内ほかいくつもの銅像があります。
2位は、愛知県出身の戦国武将・織田信長
「桶狭間古戦場」にある織田信長像(左が信長)
尾張の領主から天下統一を目前に謀反に倒れた戦国時代を代表する武将。多くのエピソードが語られますが、キリスト教をはじめとした南蛮文化を積極的に取り入れるなど、革新的な取り組みを行なったのも魅力のひとつ。会員様からは「戦国時代の革命児」「強くて賢い武将」と評されました。信長の天下統一への足掛かりとなった、名古屋市緑区の桶狭間の古戦場には観光案内所もあり、桶狭間の戦いに詳しくなれるパネル展示など見どころがたくさんです。
3位は、静岡県出身の実業家、技術者で「ホンダ」の創業者・本田宗一郎
本田宗一郎ものづくり伝承館 写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー
1906年、現・静岡県浜松市生まれ。鍛冶屋のかたわら自動車販売店を営む家庭で生まれ育った本田は、15歳で自動車修理工場に入社。終戦後に本田技術工業(通称ホンダ)の前身となる会社を設立し、世界に羽ばたく企業へと成長させました。「仕事に対するやる気・本気が素晴らしい」と感銘を受ける会員様が多く、なかには「若い頃に聞いた講演会で感激しました(50年以上前のことです)」という方も。静岡県浜松市の「本田宗一郎ものづくり伝承館」では、そんな本田の功績を讃え、ゆかりの品々が展示されています。
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4位は、トヨタの創始者・豊田佐吉(愛知県)
同率5位は、
侠客・清水次郎長(静岡県)
外交官・杉原千畝(岐阜県)
同率7位は、
実業家・金原明善(静岡県)
棋士・藤井聡太(愛知県)
同率9位は、
戦国武将・今川義元(静岡県)
戦国武将・明智光秀(岐阜県)
編集部からのひとこと
北陸エリア 偉人・有名人ランキング
北陸エリア(富山県・石川県・福井県)のトップ5を紹介します。
1位は、福井県出身の志士、思想家・橋本左内
「左内公園」にある橋本左内像
1834(天保5)年、福井県生まれ。福井藩士でありながらその活躍は藩を超え、一橋慶喜を将軍に推す活動をしますが、「安政の大獄」にてわずか25歳で処刑されます。会員様からは「政治への大きな貢献は語り継がれるべき偉人」など、その活躍ぶりを賞賛する声が。福井市左内町にある「左内公園」では立像とともに左内が眠っています。
2位は、石川県出身のプロ野球選手・松井秀喜
松井秀喜ベースボールミュージアム
1974年、石川県生まれ。メジャーリーガーとして2009年にはアジア人初のワールドシリーズMVPを受賞するなど、日本を代表する野球選手の一人です。お馴染みの「ゴジラ」という愛称は、1992年のセンバツ大会での活躍ぶりが、新聞紙で「ゴジラ」と大きく報じられたことに由来するのだとか。会員様からは「そりゃもう性格よし、実力あり」「人格的にも素晴らしい」と、その人柄に好意的なコメントが寄せられました。石川県能美市にある、アメリカンな佇(たたず)まいの「松井秀喜ベースボールミュージアム」では、彼の野球人生を知ることができます。
3位は、富山県出身の政治家・松村謙三
晩年の松村謙三
1883年、富山県生まれ。1928年、普通選挙法による初めての総選挙で当選後、5回も中国に渡り、日中国交正常化を推し進めた政治家です。会員様からは「謙虚で崇高な政治家」「清廉潔白な政治家」として票を集めました。松村の生まれ故郷・南砺市福光の「松村記念会館」には、中国紹興市との友好市町締結記念碑が立ちます。
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同率4位は、
小説家・泉鏡花(石川県)
詩人、小説家・室生犀星(石川県)
同率6位は、
漫画家・藤子・F・不二雄(富山県)
実業家・正力松太郎(富山県)
女優・柴田理恵(富山県)
歌手・五木ひろし(福井県)
戦国武将・前田利家(石川県)
編集部からのひとこと
近畿エリア 偉人・有名人ランキング
近畿エリア(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)のトップ5を紹介します。
1位は、京都大学名誉教授の湯川秀樹
「湯川記念館」にある湯川秀樹の胸像
1907年生まれ。生涯のほとんどを京都で過ごし、1934年には中間子についての論文を発表。日本人初のノーベル賞を受賞した物理学者です。会員様からも「日本で初めてのノーベル賞受賞者」というコメントで溢れました。京都大学構内には、湯川の功績を讃える研究機関として「湯川記念館」(研究機関のため通常は立ち入り不可)が設立され、国内外の研究協力・交流の場としての基礎物理学研究所に発展しました。所長の湯川はとくに新しい分野の開拓を激励しました。
2位は、戦国武将で大阪城主の豊臣秀吉
「豊國神社」にある豊臣秀吉像(写真/(公財)大阪観光局)
初代大阪城主の戦国武将。天下統一を成し遂げた人物ながら、信長の草履を温めた、などの逸話もあり、どこか人たらしで世渡り上手なイメージもありますが、「英雄」「自分の才覚で地位を築いた」と会員様からの評価は上々。東海エリア1位の徳川家康と同じくエリアが限定されず、愛知県の会員様からも票を集めました。大阪城内の「豊國神社」には秀吉の銅像が立ちます。
3位は、和歌山県出身で「パナソニックグループ」創業者の松下幸之助
「パナソニックミュージアム」にある松下幸之助像
1894年、和歌山県生まれ。9歳で大阪に単身で奉公するなど苦労もありながら、23歳で「松下電気器具製作所」(現パナソニックグループ)を創業。「雨が降れば傘をさす」など多くの言葉を残した幸之助は、「経営の神様として尊敬されている」と会員様より好評を得ました。大阪府門真市にあるパナソニックミュージアム内の「松下幸之助歴史館」では、幸之助の94年の歴史が学べる展示も。
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4位は、彦根藩主・井伊直弼(滋賀県)
5位は、戦国武将・黒田官兵衛(黒田考高)(兵庫県)
同率6位は、
幕末の医師・緒方洪庵(大阪府)
南朝の武将・楠木正成(大阪府)
国学者・本居宣長(三重県)
編集部からのひとこと
中国エリア 偉人・有名人ランキング
中国エリア(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)のトップ5を紹介します。
1位は、山口県出身の志士、思想家・吉田松陰
萩市の吉田松陰誕生地にある吉田松陰像(松陰は左)
1830(文政13)年、現・山口県萩市生まれ。長州藩の山鹿(やまが)流兵学師範を務める家で育ち、私塾「松下村塾」を開講。多くの維新志士を育てました。明治維新の精神的指導者として会員様からは、「次代を担う人材を育成した」ことが人気のポイントに。「萩市の人は今もって『松陰先生』と呼びます」というコメントもあり、地元を中心に敬愛されていることがうかがえました。萩市の吉田松陰誕生地にはその銅像が立ちます。
2位は、広島県出身の政治家・池田勇人
「広島城」東側にある池田勇人像
1899年、広島県生まれ。「所得倍増計画」をはじめとした高度経済成長政策を推進し、日本を“経済の国”へ押し上げた人物。その獅子奮迅な施策は会員様にも好評で、「戦後の経済高度成長の基礎作りに貢献」「日本の繁栄に努力した」との声が挙がりました。広島県広島市にある「広島城」の東側には、池田勇人の銅像が立ちます。
3位は、岡山県出身の政治家・犬養毅
「吉備津神社」にある犬養毅像
1855(安政2)年、岡山県生まれ。1890年の第1回衆議院議員選挙から計18回も連続で当選し、内閣総理大臣になった翌年の1932年、「五・一五事件」で命を落とします。「五・一五事件」で青年将校から銃口を向けられた際、「話せばわかる」と言った逸話に会員様も強い印象を持っているようで、関連コメントが多く寄せられました。そんな犬養は『桃太郎』に登場する犬のモデルとなった人物の子孫ともいわれ、岡山県岡山市の「吉備津神社」には犬養毅の銅像(写真)が立ちます。
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4位は、政治家・伊藤博文(山口県)
5位は、政治家・岸田文雄(広島県)
6位は、長州藩士・高杉晋作(山口県)
7位は、戦国武将・毛利元就(広島県)
8位は、作家・森鴎外(島根県)
9位は、棋士・大山康晴(岡山県)
10位(同率)は、実業家・大原孫三郎(岡山県)、儒家・山田方谷(岡山県)、陸上競技選手・山縣亮太(広島県)、作家・井伏鱒二(広島県)
編集部からのひとこと
四国エリア 偉人・有名人ランキング
四国エリア(徳島県・香川県・愛媛県・高知県)のトップ5を紹介します。
1位は、香川県出身の発明家・平賀源内
「平賀源内旧邸」にある平賀源内像
1728(享保13)年、香川県生まれ。オランダから持ち込まれたとされる、静電気発生機「エレキテル」を修理・復原したことや、量程器(万歩計)などの発明で知られます。「江戸時代に世界に誇る発明をしている」と会員様からも好評でした。香川県さぬき市の「平賀源内旧邸」には平賀源内の銅像があります。
2位は、香川県出身の真言宗の開祖・弘法大師
「善通寺」の「御影池」にある弘法大師像
2023年、生誕1250年の記念すべき年を迎えた真言宗の開祖。現在の香川県善通寺市出身で、香川県の会員様から「日本が生んだ最高の天才」と好評を得ました。真言宗善通寺派の総本山である香川県善通寺市の「善通寺」では、4月下旬より生誕1250年を記念した大法会が行なわれるほか、オリジナルグッズの販売も。
3位は、愛媛県出身の俳人、歌人・正岡子規
松山市立子規記念博物館
1867(慶應3)年、愛媛県生まれ。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」などの名句を残した、言わずと知れた俳人・歌人です。会員様からは「俳句の革新を進めた」「短命であったが近代俳句等に尽力し、現在も多方面に影響を及ぼしている」との声が。故郷の松山市には、「松山市立子規記念館」があり、子規の生涯を学べます。
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4位は、志士・坂本龍馬(高知県)
5位は、政治家・大平正芳(香川県)
6位は、植物学者・牧野富太郎(高知県)
7位は、作家・瀬戸内寂聴(徳島県)
8位(同率)は、鉄道官僚・十河信二(愛媛県)、プロ野球選手・中西太(香川県)、政治家・大久保諶之丞(香川県)
編集部からのひとこと
九州エリア 偉人・有名人ランキング
九州エリア(福岡県・佐賀県・熊本県・中崎健・大分県・宮崎県・鹿児島県)のトップ5を紹介します。
1位は、鹿児島県出身の政治家、軍人・西郷隆盛
鹿児島市立美術館前にある西郷隆盛像(写真/公益社団法人 鹿児島県観光連盟)
1828(文政10)年、現・鹿児島県鹿児島市出身。明治維新の立役者として、また戊辰戦争では薩摩と長州の連合軍を率いるなど鹿児島のシンボル的存在として、現地の会員様からは「活躍を知ると感謝です」というコメントが寄せられました。西郷の銅像は東京の上野公園のものが有名で、終焉の地とされる鹿児島市城山の銅像からは、力強さが伝わってきます。
2位は、大分県出身の学者・福澤諭吉
「福澤記念館」にある福沢諭吉胸像
1901(明治34)年生まれ。豊前国中津藩士(現在の大分県中津市)・啓蒙思想家・教育者であり、1万円札の顔としてもおなじみです。「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の一文で有名な『学問のすすめ』の著者でもあり、会員様からは「近代日本が誇る思想家」「近代簿記の先駆け」とも。大分県中津市にある「福澤諭吉旧居・福澤記念館」では、福澤諭吉の遺品・遺墨・書籍などが展示され、その一生を知ることができます。
3位は、福岡県出身のタレント・タモリ
タモリが揮毫した福岡市の「春吉橋」(写真/国土交通省 福岡国道事務所)
1945年、福岡県生まれ。ビートたけし、明石家さんまとともに「お笑いビッグ3」といわれ、近年では『ブラタモリ』で垣間見える博識さからも注目を集めています。タモリと同世代ゆえか、福岡県の会員様からは「中学生の後輩」、また「出身高校OBで唯一の有名人」とのコメントが。那珂川にかかる「春吉橋」は、タモリの揮毫による橋名板が設置されています。
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4位は、熊本藩初代藩主・加藤清正(熊本県)
5位は、小説家・松本清張(福岡県)
6位は、政治家・大隈重信(佐賀県)
7位は、歌手・さだまさし(長崎県)
8位は、戦国武将・大友宗麟(大分県)
9位は、外交官・小村寿太郎(宮崎県)
10位は、政治家・大久保利通(鹿児島県)
編集部からのひとこと
まとめ
「地元で誇れる『偉人・有名人』」に投票してくださった会員のみなさま、ありがとうございました。
会員誌とこのランキングで、全国の会員様が名前をあげた偉人・有名人を楽しめたでしょうか。
ゆかりの地を訪れる旅もおもしろそうですね。
- ※文/ジパング倶楽部編集部