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2021.09.27ジパング俱楽部四国在住自然派ライターが選ぶ! 四国 秋の自然スポット4選【御茶ノ水編集室より】

四国でしか出合えない、自然が織り成す風景の数々

会員誌「ジパング倶楽部」を作っている、東京・御茶ノ水の編集室から、誌面では紹介しきれなかった専門家のお話や、取材のこぼれ話など、ここでしか見られない情報を発信していくコーナーです。

今回は、10月号特集「四国をくるり再発見」で自然の魅力溢れる❝四国の右下❞の記事を書いている、四国在住ライター・大村嘉正さんに登場いただきます。

普段から、自然やアウトドアスポーツなどを主なテーマに執筆されている大村さん。この秋行ってほしい、四国自慢のネイチャースポットを教えていただきました!


【教えてくれたのはこの方!】ライター・大村嘉正さん

おおむら よしただ 1967年生まれ、瀬戸内育ち、四国暮らし。

自然、アウトドアスポーツ、暮らし、伝統文化などをテーマに、旅行雑誌や航空機内誌、アウトドア雑誌などに記事を発表。アウトドアの分野ではヒマラヤ登山や、アラスカでのカヤック単独航海(2カ月間)の経験あり。

【徳島県・剣山】登山しなくてもこの絶景!紅葉と霧氷のコラボレーションに酔う


剣山(つるぎさん)の北隣にある丸笹山(まるざさやま)の南斜面。国道438号そばの山肌なので、登山しなくてもこの絶景が見られます 剣山(つるぎさん)の北隣にある丸笹山(まるざさやま)の南斜面。国道438号そばの山肌なので、登山しなくてもこの絶景が見られます

大村さんのコメント

四国第2位の高峰で日本百名山、❝四国の屋根❞といわれる剣山は、じつは霧氷の名所。10月下旬~11月上旬にかけては、燃ゆる秋と白銀とが奇跡のコラボレーションを見せてくれます。
この時期、剣山の周辺は内陸部のため氷点下になりやすく、早起きが必須ですが、かなりの確率で季節の移ろいの絶景に出合えます。
写真は、登山口がある見ノ越(みのこし)と夫婦池(めおといけ)の中間付近で10月下旬に撮影。見ノ越からも見ることができます。

写真の景色が見えるスポットへのアクセス

徳島線貞光駅から剣山登山バス(11月23日までの土・日曜・祝日と11月22日のみ運行、1日2便)約1時間40分の見ノ越下車すぐ。
※霧氷は太陽が高くなると消えるので、見ノ越での宿泊がおすすめです。


剣山・見ノ越周辺の詳細はこちら「大歩危祖谷ナビ」

【高知県・仁淀川】ラフティングで仁淀ブルーを満喫!


仁淀川の魅力すべてが詰まったといえるほど景観がすばらしい、越知町内の仁淀川。バスでのアクセスが可能な中仁淀橋(沈下橋)もあります 仁淀川の魅力すべてが詰まったといえるほど景観がすばらしい、越知町内の仁淀川。バスでのアクセスが可能な中仁淀橋(沈下橋)もあります

大村さんのコメント

国土交通省による「水質が最も良好な河川」に認められている仁淀川。「仁淀ブルー」と称され、その清らかさをアクティビティで満喫するなら、ラフティングなどパドルで漕ぐ小さなボートが、初めての人にはいいでしょう。
なかでも越知町(おちちょう)の仁淀川でのラフティングツアーがおすすめ。透明度の高い流れにのり、深い山間を下ります。秋の山の色もすばらしい。川面は比較的穏やかなので、意外かもしれませんが老若男女が楽しめます。

越知町の仁淀川(中仁淀橋〈沈下橋〉)へのアクセス

土讃(どさん)線佐川駅から狩山口または川渡行き黒岩観光バス約11分の越知駅下車、徒歩約10分。

のんびり川下りが楽しめる越知町のラフティングツアー会社はこちら


【愛媛県・石鎚山】日本の主な植生帯の紅葉をひと目で見わたす


植生の垂直分布の紅葉の展望所は、土小屋の手前の駐車場付近か、土小屋から石鎚山へ登山道を歩くこと約1時間 土小屋からの登山道を歩くこと約1時間先の景色。10月下旬撮影

大村さんのコメント

「西日本最高峰」として知られる石鎚山ですが、私のような自然マニアにとっては、「石鎚山といえば植生の垂直分布だよね」であります。
一気にそびえあがる急峻な山容のため、暖温帯林から冷温帯林を経て亜寒帯林までを観察できる山肌がここに。これって、日本の主な植生帯をひと目で見わたせるということ。つまり、紅葉の色彩の豊かさは絶品です。10月上旬より山頂から紅葉が始まり、11月中旬頃まで紅葉を楽めます。
植生の垂直分布が分かる紅葉の展望所は、土小屋の手前の駐車場付近。土小屋から山頂へ歩くこと約1時間先の登山道からだとより絶景です。

土小屋へのアクセス

予讃線松山駅から久万高原行きJR四国バス約1時間8分の久万中学校前下車後、徒歩約1分の久万営業所から石鎚土小屋行き伊予鉄南予バスに乗り換え約1時間40分の終点下車(運行は4月1日~11月30日の土・日曜・祝日のみ、1日2便)。


石鎚山の詳細はこちら「石鎚山系 公式WEBサイト」

【香川県・有明浜】裸足で砂浜ウォーキング


干潮時の有明浜。 干潮時の有明浜

大村さんのコメント

瀬戸内海では貴重になった、広大な砂の干潟が残る香川県西海岸。なかでも、2キロにわたって白砂の浜が続く有明浜では、干潮時に幅200~300メートルの砂地の干潟が出現します。ここをただ裸足で歩くだけで、なぜか気持ちは朗らかに。
秋から冬にかけてはユリカモメやハマシギなど海鳥を見ることもできるので、双眼鏡を持参するとよいです。

有明浜へのアクセス

予讃線観音寺駅から「観音寺市のりあいバス」五郷高室線に乗り、運転手に「琴弾公園の入り口」と告げて下車(乗車時間約5分)、徒歩約15分。または観音寺駅から車で約10分。


有明浜の詳細はこちら「香川県観音寺市」

次回予告

次回の「御茶ノ水編集室より」は10月25日更新の予定です。
11月号特集「本屋を旅する」で登場いただくコラムニスト・泉麻人さんに本の町・神保町の好きな風景を教えてもらいます。
お楽しみに!!


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