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大河ドラマ『天地人』の主役 「義と愛」の直江兼続 ゆかりの地を訪ねるローカル線の旅

東京からのモデルルート

  • [東京駅]上越新幹線(MAXときで約1時間30分)
  • [越後湯沢駅]上越線(普通22分)
  • [六日町駅]北越急行・信越本線(普通約1時間20分)
  • [直江津駅]信越本線(普通約1時間30分)
  • [長岡駅]
[六日町駅]北越急行・信越本線(普通約1時間20分) [直江津駅]信越本線(普通約1時間30分) [長岡駅]

* 赤丸・ピンク丸の駅名をクリックすると、各エリアのガイドが表示されます。

直江兼続という武将

 背が高くがっしりとした体格、しかも頭脳明晰と伝えられている直江兼続。永禄3年(1560)、越後上田庄(現在の南魚沼市)に生まれ、幼い頃から坂戸城主・長尾顕景(後の上杉景勝)に仕えた。謙信の死後に起きた上杉家の家督争いに兼続は景勝を勝利に導き、その功で奉行に取り立てられ、知将として頭角を現す。「愛」一字を兜の前立てに掲げて駆け巡った戦国武将で、元和5年(1619)、生涯を閉じる。

直江兼続と上杉景勝が幼少期の夢を育んだ生誕の地「南魚沼市」坂戸城から雲洞庵へ

 「義と愛」を体現した知将・直江兼続の面影を求めてのローカル線の旅は上越線六日町駅から始まる。六日町駅の東に見える山塊が坂戸(さかと)山で、兼続と上杉景勝(かげかつ)が幼少期の夢を育んだ土地だ。

 まずは六日町駅から徒歩1分、「愛・天地人博南魚沼」の博覧会会場を訪ねよう。大河ドラマ『天地人』のロケ風景、ドラマで使用した道具や衣装などを展示する「大河ドラマゾーン」と、甲冑の着用体験などができる「南魚沼ゾーン」からなり、義と愛を貫いた兼続のふるさとが実感できる施設だ。

 博覧会会場の向かいにある南魚沼市役所前の広場には「上杉景勝公・直江兼続公主従のレリーフ」があるので、こちらも立ち寄っておきたい。

 駅の東2kmにある坂戸城跡から直江兼続公伝世館のある銭淵(ぜにぶち)公園、さらに駅の南4kmにある雲洞庵(うんとうあん)にも足をのばしたい。雲洞庵は景勝、兼続主従がともに学んだ古刹で、参道の石畳の下には法華経が書かれた小石が敷かれ、お参りするとご利益があると伝えられていることから、「雲洞庵の土踏んだか」の有名な言葉がある。

 なお、直江兼続の生誕地を半日で巡るバスツアー「兼続号」が六日町駅から出ているので、おすすめしたい。

南魚沼市 アクセス&インフォメーション

アクセス●
JR上越線六日町駅下車。「愛・天地人博 南魚沼」へは六日町駅から徒歩1分。坂戸城跡、銭淵公園へは徒歩約20分。雲洞庵へは車で15分。
バスツアー「兼続号」●
12月27日までの毎週土・日・月曜、六日町駅東口に8:45集合、12:00六日町駅解散の半日コース。「愛・天地人博」会場、直江兼続公伝世館、坂戸城跡、雲洞庵など。ツアー料金1500円の他、3カ所の見学料金1100円が必要。前日までに六日町観光協会TEL.025-770-1173へ要予約。
観光ガイド「天地人ガイドの会」●
坂戸城跡散策、雲洞庵など1名から有料で案内してくれる。申込みは南魚沼市天地人推進事務局へ。
問合せ●
南魚沼市天地人推進事務局TEL.025-773-6702

曹洞宗の古刹・雲洞庵。山門をくぐると本堂正面まで石畳が続く。宝物殿では謙信の頭巾、景勝の書簡などの寺宝が見学できる。拝観300円。TEL.025-782-0520

南魚沼市役所前にある上杉景勝公・直江兼続公主従のレリーフ。向かって左が景勝、右が兼続

坂戸城跡の碑。城主の御館があったといわれる

標高634mの坂戸山。この山塊全体が山城だった。景勝・兼続は幼少の頃、この坂戸城で過ごし、「義と愛」の心を育てた

越後お発ち飯(おたちめし)

上杉家中では、飯を炊く大釜が据えられると、出陣の前触れとなり、兵士たちは奮い立ったという。そんな戦国の食事を甦らせたのが「越後お発ち飯」で、お発ち飯認定基準を遵守する加盟15店でいただける。
問合せは「お発ち飯」実行委員会(湯沢町商工会)TEL.025-784-2522

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