『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

列車と駅レンタカーが セットでおトク!  夏こそレール&レンタカー旅
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花づくし北海道|(鉄道)札幌 → 帯広・旭川 → 札幌(車)帯広・富良野・旭川など

ファーム富田

6月下旬~7月下旬、15haの広大な土地にラベンダーが咲き誇り、遠望には十勝岳連峰という、まさに北海道ならではの雄大な風景が楽しめる。花のベールが続く「彩りの畑」も必見。7~8月8:30~18:00(時期により異なります)、無休。無料。
TEL.0167-39-3939

紫竹ガーデン

十勝平野の田園地帯に広がる観光ガーデンで、15000坪の庭に約2500種の花々が咲く。ここの樹木はすべて社長である紫竹昭葉さんが自ら植えて育てたというから驚きだ。4月24日~10月31日8:00~18:00、期間中無休。500円。
TEL.0155-60-2377

ニングルテラス

作家・倉本聰氏がプロデュースしたクラフトショップ。北海道に住む妖精・ニングルが出てきそうな富良野の森の中で、散策しながらショッピングが楽しめる。
12:00~20:45(7・8月は10:00~)不定休。入場無料。
TEL0167-22-1111(新富良野プリンスホテル)

大雪 森のガーデン

季節感あふれる花々が回廊のように続く「森の花園エリア」が7月7日にオープン。北海道を代表するガーデナー・上野砂由紀さんがデザインした“花園”をゆっくり楽しみたい。2014年には園内に「森の迎賓館」「ウェルカムガーデン」もオープン予定。
詳細未定(7月7日~9月30日 無料公開)
TEL.01658-2-4058(上川町産業経済課)

花満開の北海道ドライブに出発!

 北海道の代表的なガーデンが集中している十勝~富良野~旭川を結ぶ全長約200kmは「北海道ガーデン街道」と名付けられ、今、注目を集めている。その個性豊かなガーデンだけではなく、夏の北海道はまさに花盛り。駅からレンタカーを借りて花づくしの北海道旅へ出かけよう。まずは、帯広の「紫竹ガーデン」からスタート。現在86歳になる社長・紫竹昭葉さんが一人で築き上げてきた幸せの花園で、6~7月はシャクヤク、ヘメロカリス、ルピナスなどが迎えてくれる。

 帯広から富良野に移動したら、新富良野プリンスホテルに併設する「ニングルテラス」へ向かおう。木の切り株を模した手づくりロウソクなど、かわいいクラフトとたくさん出会える。しかも日が落ちるとイルミネーションが灯り、まさにショップ名にふさわしい妖精・ニングルの世界だ。

 翌日は富良野の代名詞「ファーム富田」でラベンダーの香りに包まれたい。パッチワークの路なども通れば、花咲くドライブウェイ! そこから一気に旭川へ向かい、「大雪 森のガーデン」(7月7日オープン予定)に立ち寄ろう。ガーデンに隣接してフレンチの巨匠・三國清三氏と北海道イタリアンの第一人者堀川秀樹氏がコラボする「フラテッロ・ディ・ミクニ」もオープンするので、旅の味覚にも華を添えたい。


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1,890おトク!

札幌→帯広・旭川→札幌:
・乗車券 5,290円(通常6,620円)
・特急券 4,920円(通常5,480円)
*合計357.0km
*特急おおぞら、特急スーパーカムイ利用

帯広駅|8:00~20:00(11~3月9:00~)乗り捨て可 TEL.0155-23-1920
旭川駅|8:00~20:00(11~3月~19:00)乗り捨て可 TEL.0166-23-2498

札幌駅⇒スーパーとかち⇒帯広駅(駅レンタカー)⇒紫竹ガーデン(帯広)⇒ニングルテラス⇒富良野(宿泊)

ファーム富田(富良野)⇒パッチワークの路(富良野)⇒旭川⇒大雪 森のガーデン(上川町)⇒旭川駅(駅レンタカー返却:乗り捨て)⇒スーパーカムイ⇒札幌
※無理なく2泊3日でプランを組むのもオススメ!

ビッグスケール青森!|(鉄道)東京 ⇔ 新青森(車)五所川原・鯵ヶ沢・深浦など

黄金崎
不老ふ死温泉

日本海が目の前に迫る、絶景の源泉かけ流しの露天風呂。潮風に当たりながら入浴していると、どこまでも続く水平線に吸い込まれそうになる。日帰り入浴8:00~最終受付15:30(海辺の露天風呂)、高波の場合はクローズ、600円。
TEL.0173-74-3500

立佞武多の館

青森県五所川原市で8月4~8日に開催される「立佞武多」を祭り以外でも体感できる。
立佞武多展示室9:00~19:00(10~3月は~17:00)、600円(美術展示ギャラリー300円、セット800円)
TEL.0173-38-3232

焼きイカ通り

鰺ヶ沢町の海岸線沿いに並ぶイカのカーテン。青森ではイカは一年中獲れるが、特に美味しいのは7月から8月だ。

深浦マグロステーキ丼

青森県での本マグロ漁獲量1位の深浦町が、自信を持って提供するマグロ尽くし御膳。刺身だけなく、ジンギスカン鍋で焼いたマグロを3種のタレで味合う。全店1200円
マグロステーキ丼が食べられる店はコチラ
TEL.0173-74-2111(深浦マグロ料理推進協議会事務局)

気持ちまでビックサイズになる、青森シーサイドドライブ

 この夏は“ビッグサイズ”の青森・シーサイドドライブへ出かけよう。まずは五所川原にある「立佞武多(たちねぷた)の館」へ向かう。“ねぶた”と言えば、青森ねぶたや弘前ねぷたが有名だが、高さ最大で20mのねぶたと聞けば、興味を持つだろう。今や有名になった五所川原の立佞武多だが、その“ビックサイズ”ぶりを実感したことのある人はまだ少ないのでは? 天井を貫くようにたつ立佞武多を、4階から順番にスロープで降りて細部まで見学しよう。

 立佞武多の大きさを体感したら、次は日本海側へ抜ける。鰺ヶ沢の夏の風物詩は国道101号線沿いの通称“焼きイカ通り”。「イカのカーテン」。干したイカがずらりと並び、なんともユニークな風景だ。もちろん、香ばしい香りを漂わせながら焼きイカも売られている。この匂いに勝てる人はそうそういない。焼イカをほおばりながら、「黄金崎不老ふ死温泉」へ向かおう。言わずとしれた「不老ふ死温泉」は海と一体となったダイナミックな露天風呂。ここで宿泊すれば、日本海に沈む夕日を眺めながらゆったりと寛げる。

 翌日、朝からひと風呂浴びて潮騒に耳を傾ければ、これまた旅の醍醐味。そして、6月14日からスタートした「深浦マグロステーキ丼」を食せば、気持ちまでビックになるはず。実は、深浦は青森県での本マグロ漁獲量1位なのだ。新青森駅周辺まで戻ったら、最後に「山内丸山遺跡」で縄文文化のスケールの大きさに触れるのもいいだろう。


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5,300おトク!

東京⇔新青森:
・往復乗車券 15,780円 (通常19,740円)
・往復特急券 12,060円 (通常13,400円)
*往復1427.4m
*東北新幹線はやて利用

新青森駅|8:00~20:00(12~3月~19:00) 乗り捨て可 TEL.017-761-5515

東京駅⇒新青森駅(駅レンタカー)⇒立佞武多の館(五所川原)⇒イカのカーテン(鰺ヶ沢)⇒黄金崎不老ふ死温泉(宿泊)

黄金崎不老ふ死温泉(深浦の鮪ステーキ丼に舌鼓)⇒山内丸山遺跡⇒新青森駅(駅レンタカー返却)⇒東京駅

富士山を 陸から、湖から、温泉から|(電車)名古屋 ⇔ 三島(車)沼津・山中湖など

水陸両用バス
KABA

山中湖の景観を路上から、そして湖から満喫できる水陸両用バス。2013年春より新型車両も投入され、さらに山中湖の謎を解き明かすツアーも新たなストーリーが加わった。予約受付7:30~20:00、無休。要予約。大人2,000円。
富士急コールセンター0555-73-8181 空席があれば当日乗車も可(当日専用TEL.090-6160-4696/8:00〜16:00)

カウンターで寿司食いねェ in 沼津

寿司のおいしさ、楽しさを味わうにはカウンター席が一番! ということで、沼津市では沼津港や駅周辺など28軒(2013年6月20日現在)の寿司屋に協力を得て、カウンター寿司を一律3,150円で提供している。内容はお店により異なる。
協力店はコチラ

御殿場プレミアム・アウトレット

富士山の麓に広がる国内最大級のアウトレットセンター。観覧車や子ども向け遊具も併設。
10:00~20:00(12~2月は~19:00)、2月第3木曜休
TEL.0550-81-3122

紅富士の湯

ここの魅力はなんといっても露天風呂から望む富士山の眺望。特に檜の湯は37℃前後のぬる湯になっており、のぼせることなくゆっくり富士山を観賞できる。 10:00~最終受付20:30、火曜休(祝日、GW、7~9月、年末年始は無休)、700円。
TEL.0555-20-2700

富士山の楽しみ方いろいろ!静岡&山梨富士山ウォッチング

 富士山の世界文化遺産登録も決まった。そこで三島駅から沼津港へ向かい、さらに山中湖へ抜ける富士山“三昧”ドライブを提案。静岡側の富士山と山梨側の富士山、両方を拝み、寿司を食べ、買い物をして、湖上遊覧と盛りだくさんの内容だ。

 まずは三島駅から新鮮な寿司を食べるために沼津港へ向かう。沼津港の寿司屋のカウンターに座って、握りたての寿司に舌つづみ…。こんな贅沢ができるのも沼津市が「カウンターで寿司食いねェ in 沼津」キャンペーンを組んでいて、協力店ならおまかせコースが一律3,150円で食べられるから。お腹が満足したら、富士山の撮影スポットとして有名な大瀬崎まで足をのばしてもいい。その後は御殿場へ向かい、富士山の麓にある御殿場プレミアム・アウトレットでブランド品をお得に手に入れよう。

 翌日は世界文化遺産の構成要素にもなっている山中湖や忍野八海を遊び尽くしたい。2011年より山中湖で運行されている水陸両用バスKABAはおすすめ。湖畔沿いの無料駐車場にレンタカーを止めて、乗車してみたい。山中湖の湖畔沿いを走行したあと、そのまま湖に入り遊覧船になるのだから驚く。最後は「紅富士の湯」で季節により、気候により、さまざまな表情を見せる富士山を心ゆくまで眺めよう(天候により富士山が見られない場合もあります)。


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2,540おトク!

名古屋⇔三島:
・往復乗車券 6,880円 (通常8,620円)
・往復特急券 7,120円 (通常7,920円)
*往復490.6km
*東海道新幹線ひかり利用

三島駅|8:00~20:00(1月1~3日9:00~18:00)
乗り捨て可 TEL 055-971-1198

名古屋⇒東海道新幹線ひかり⇒三島駅(駅レンタカー)⇒沼津漁港(カウンターで寿司食いねェ in 沼津)⇒大瀬(静岡側の富士山)⇒御殿場プレミアム・アウトレット⇒山中湖(宿泊)

山中湖:水陸両用バスKABAで湖上へ⇒忍野八海⇒紅富士の湯(温泉から冨士山)⇒三島駅(駅レンタカー返却)⇒東海道新幹線ひかり⇒名古屋駅

文=崎谷未央(株式会社鳥子)
写真提供=ファーム富田、石川県観光連盟、金沢市、公益社団法人 鹿児島県観光連盟
※掲載されているデータは2013年6月現在のものです。
※運賃等は繁忙期で計算。
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