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滋賀県東近江市



琵琶湖の東側、近江盆地のほぼ中央に位置する東近江市・五個荘(ごかしょう)地区は、古来より交通の要衝として栄え、江戸時代後期以降、明治・大正・昭和にかけて、近江商人を数多く輩出し、その屋敷が残っている。期間中、屋敷内や近江商人博物館など8施設では江戸から現代までの雛人形を展示。中江準五郎邸では、東日本大震災の被災地へ贈呈する創作雛人形「絆雛」などを展示。東近江市が誇る雛匠、東之湖(とうこ)氏作の雅な雛人形は時間を忘れて見入ってしまう。外村(とのむら)宇兵衛邸では宮中を模した御殿雛、外村繁邸では外村家に伝わる歴史あるお雛様、藤井彦四郎邸では大雛壇に雛人形が飾られる。また会期中、「金襴を使った折り雛教室」や「貝合わせ遊びとお茶会」など様々なイベントも開催され、町中が華やかに彩られる。期間中着物で行くと入館が無料に。
滋賀県日野町

800年以上の歴史がある「日野祭」を見るためだけに作られた独特の見物窓「桟敷窓」が多く並ぶ日野町。期間中、桟敷窓のあるお宅をはじめ、各家や商店街で通りに向けて雛人形の展示や雛飾りが200ヶ所で飾られ、のんびり散策しながら一足早い春を感じることができる。3月2・3日には近江鉄道日野駅でにんげんお雛様のお出迎えも。どこか懐かしさを感じる町で雛人形との出会いを楽しもう。
山口県防府市

旧長州藩主毛利家に伝来する美術工芸品・歴史資料約2万点を収蔵、公開している毛利博物館。企画展では、江戸時代末につくられた「次郎左衛門雛」の段飾りを中心に、毛利家伝来の雛道具を展示。また実際に用いられた姫君の婚礼道具や、毛利家の女性ゆかりの華やかな衣装もみることができる。大名家ならではの道具の数々に、当時に思いを馳せてみては。
岐阜県恵那市

日本三大山城のひとつ「岩村城跡」を有する岐阜県東南部に位置する恵那市岩村町。城下町は商家の町並みとして国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、歴史の佇まいを色濃く残す家々で、240年前の江戸時代から岩村藩主邸に伝わる古今雛や御殿雛、土雛などが100ヶ所以上で公開される。2013年のテーマは「ゆかしき里 ときめかしき春 君なくは なぞ身よそはむ」。歴史と文化の香り高いあたたかな城下町が迎えてくれる。
愛知県名古屋市

徳川美術館は、徳川家康の遺品を中心に「大名道具」1万件余りを収める美術館。本特別展では御三家筆頭の名にふさわしい質の高い雛人形や雛道具を見ることができる。一つ一つに家紋が入った雛道具や、高さ約2m×幅7mもある雛壇飾りなど、ここでしか見ることの出来ない品々に目を見張る。会期中、春の彩りを盛り込んだ「雛御膳」(2,800円、数量限定、要予約)の提供なども。
長野県山ノ内町湯田中渋温泉郷

多くの文人墨客に愛された名湯・湯田中渋温泉郷では、有志温泉旅館での雛飾りなどが楽しめる。3月24日(日)には雛の祭り稚児成長祈願祭が行われ、湯田中駅前では福まきが行われ菱餅をプレゼント。また、北信濃6市町では「ぶらり北信濃ひな巡り」と銘打ち、人気人形作家・高橋まゆみさんの新作人形リレー展や(山ノ内町は3月23~28日)、豪華賞品があたるスタンプラリーも開催。雪深い北信濃で温泉を楽しみながら春の訪れを感じるイベントに参加しよう。

















※掲載されているデータは平成25年1月現在のものです。