トレたび JRグループ協力

2026.02.12ジパング俱楽部【東山】かつての大仏殿を行く~太閤はんの京都を歩く~|京の冬の旅/京都デスティネーションキャンペーン

「ジパング倶楽部」で旅を楽しもう!

「ジパング倶楽部」は、65歳以上の方なら全国のJR線きっぷの割引、JRホテルグループのホテルを優待料金で利用できるなど、魅力的なサービスが満載です。観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」開催中の京都への旅もおトクに。

デスティネーションキャンペーンとは?

1978(昭和53)年に始まった、自治体や旅行会社などとJR6 社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州。発足当時は国鉄)が協力して開催する国内最大級の大型観光キャンペーンです。
「デスティネーション(Destination)」とは、旅の目的地や行き先のことです。

「京の冬の旅」キャンペーン実施中


2026年1月~3月、京都市ではJRグループ6社と連携したデスティネーションキャンペーンとして、「京の冬の旅」を開催中です。

60回目を迎える今回のテーマは、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公・豊臣秀長と兄・秀吉のゆかりの寺社から非公開文化財の数々を公開。
静かで落ち着いた境内で、凜とした空気のなか、じっくりと京の美に触れてみましょう。

●非公開文化財特別公開・公開期間:2026年1月9日(金)~3月18日(水)



失われた大伽藍に思いを馳せて かつての大仏殿を行く

京都と深い関わりを持つ豊臣秀吉。

わずか8年で姿を消したとされる聚楽第や、天下人の威勢を示す北野大茶湯、奈良の大仏よりも大きかったとされる大仏の造立、そして伏見の城下町――そんな秀吉の足跡を辿る町歩きを紹介する。

秀吉が日本一の高さを目指し築いた大仏殿は、今ではその跡地が残るにとどまる。知られざる、幻の大仏殿の痕跡をめぐろう。




奈良の大仏を超える大きさとされる幻の京の大仏殿

北野大茶湯の翌年。秀吉は世間に自身の威光を示すため大仏殿を造営。大仏の大きさは約19メートルとされ、東大寺の大仏より大きかった。しかし、完成から約一年で地震により一部損壊。秀吉は怒りのあまり大仏に矢を射たとする逸話も残るほど。その後も度重なる災害による倒壊や焼失で再建は断念されたが、現在でも大仏殿の広大さを体感することができる。 

まず参拝したいのが、大仏殿跡地に建ち、秀吉を祀る豊国神社。社殿に手を合わせ、三十三間堂へ向かう。千手観音像はもちろん、豊臣家ゆかりの桃山文化の豪壮な気風を感じる南大門と、「太閤塀」と呼ばれる木骨土造の築地塀も必見だ。そこから真っすぐ北に歩くと「京都国立博物館」。構内には、大仏殿を取り囲んでいた石塁が残る。歩き疲れたら、秀吉が立ち寄ったと伝わる老舗や名物大仏餅を提供する和菓子店で一服を。大仏殿の参拝客に人気であった甘味に舌鼓を打とう。


豊国神社(とよくにじんじゃ)

秀吉ゆかりの宝物も必見


国宝唐門は伏見城の遺構 国宝唐門は伏見城の遺構


秀吉の300年祭に再建された豊国廟 秀吉の300年祭に再建された豊国廟

秀吉を祀る豊国神社の総本社で、1880(明治13)年に大仏殿跡地に再興された。国宝の唐門は伏見城の遺構と伝わる。秀吉の廟所は飛地境内にあり、巨大な五輪石塔が立つ。


豊国神社

問い合わせ先 075-561-3802
時間 境内自由(宝物館は9時~16時30分)
定休日 なし
交通アクセス 京阪電車七条駅から徒歩約10分
値段 境内自由(宝物館500円)
URL https://toyokuni-kyoto.jp/

うぞふすい わらじや

秀吉がたびたび立ち寄った場所に立つ


老舗京菓子店「亀屋良長」に特注して作られている 老舗京菓子店「亀屋良長」に特注して作られている


国産鰻を使った「うなべ」と「うぞふすい」が名物 国産鰻を使った「うなべ」と「うぞふすい」が名物

国産鰻料理専門店。秀吉が大仏殿建立の様子を大坂から見に来るたびにこの場所に立ち寄り、わらじを脱いでくつろいだという逸話が残る。お土産として秀吉の馬印である「千成瓢箪」がモチーフの和三盆を店頭で購入できる。


うぞふすい わらじや

問い合わせ先 075-561-1290
時間 11時30分~14時・17時~19時
定休日 火曜
交通アクセス 京阪電車七条駅から徒歩約3分
値段 無料
URL https://uzofusui-warajiya.kyoto/

京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん)

大仏殿の貴重な遺構が残る


京都ゆかりの文化財約1万5000件を収蔵 ※明治古都館は現在展示休止中 京都ゆかりの文化財約1万5000件を収蔵 ※明治古都館は現在展示休止中


方広寺石塁(国指定史跡)。巨大な岩が使われているのが特徴 方広寺石塁(国指定史跡)。巨大な岩が使われているのが特徴

1897(明治30)年に帝国京都博物館として開館。構内北部の一部が大仏殿を囲む回廊に位置する。館の西と南側に石塁が残るほか、回廊の柱跡の遺構や大仏瓦などの遺物も多数発見された。


京都国立博物館

問い合わせ先 075-525-2473(テレホンサービス)
時間 9時30分~16時30分(金曜は~19時30分)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※臨時休あり
交通アクセス 京阪電車七条駅から徒歩約7分
値段 展覧会により異なる(平常展示「名品ギャラリー」700円)
URL https://www.kyohaku.go.jp/jp/

甘春堂本店(かんしゅんどうほんてん)

当時から愛される大仏餅


「大仏餅」1個160円。やわらかい餅に特製の餡(あん)が包まれている 「大仏餅」1個160円。やわらかい餅に特製の餡(あん)が包まれている


創業160年の歴史を誇る 創業160年の歴史を誇る

1865(慶応元)年創業の京菓子の老舗。かつて方広寺門前で売られ人気を博した「大仏餅」を当時の製法のまま提供する。餅には「京大佛」の焼き印が押されている。


甘春堂本店

問い合わせ先 075-561-4019
時間 9~17時
定休日 年始
交通アクセス 京阪電車七条駅から徒歩約3分
URL https://www.kanshundo.co.jp/

紹介スポット一覧マップ

協力/別冊旅の手帖「京の冬の旅」編集部

デスティネーションキャンペーンをもっと楽しもう!


「京の冬の旅」キャンペーン実施中/別冊旅の手帖発売中

京都デスティネーションキャンペーンの公式ガイドブック。非公開文化財の特別公開を含む、キャンペーン期間中の見どころを紹介した一冊です。全国の書店・ネット書店にて販売中。定価1100円。

https://www.kotsu.co.jp/products/details/016762.html





  • 記事中の情報は2025年11月1日時点のものです。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。