トレたび JRグループ協力

2024.08.23ジパング俱楽部列車で行く裏磐梯弥六沼温泉「裏磐梯高原ホテル」の過ごし方|モデルコース

福島県北塩原村


裏磐梯弥六沼温泉「裏磐梯高原ホテル」に泊まる1泊2日モデルコース

夏のさわやかな水辺や秋の紅葉、一面の雪景色が見られる冬など、四季折々の自然景観が間近に眺められるリゾートホテルが「裏磐梯高原ホテル」。
列車を使って行く、1泊2日のモデルコースを紹介します。

モデルコース概要

猪苗代駅

裏磐梯への入口となる駅


東京から猪苗代に行くには、まず東北新幹線で郡山駅まで行きましょう。郡山駅で磐越西線に乗り換えて40分少々で、猪苗代駅に到着します。

猪苗代湖は日本で4番目に大きい有名な湖ですが、駅は湖岸にあるわけではありませんのでご注意を。ここからは基本的にバスやタクシーで各観光スポットに移動します。観光協会で情報収集するのもいいですね。
駅前にはこのあたり、会津地方の名物である「ソースかつ丼」がおいしい食堂があります。バスの時間を見ながら、ランチにするのもいいでしょう。


駅前にある「あまの食堂」の「ソースかつ丼」


 

バス約6分

野口英世記念館

今につながる感染症との闘いの人生


研究に打ち込んだ生涯を展示でたどります 研究に打ち込んだ生涯を展示でたどります

2004年から使われている千円札の肖像でおなじみの、国際的に活躍した細菌学者・野口英世は、明治時代に現・猪苗代町で生まれました。記念館では保存された生家と、アフリカで黄熱病に倒れるまでの、野口博士の生涯をたどる展示が見られます。

隣接の「野口英世記念感染症ミュージアム」では、現在も脅威である新型コロナウイルス感染症まで、近代医学と感染症の歴史について学ぶことができます。


当時 の姿を残す野口英世生家

併設の「感染症ミュージアム」


問い合わせ先 0242-85-7867
時間 9~17時(11~3月は~16時)
定休日 年末年始
交通アクセス 磐越西線猪苗代駅から金の橋行き会津バス約6分の野口英世記念館前下車すぐ
値段 1200円(12月1日~3月15日は「感染症ミュージアム」閉館のため800円)

 

バス約8分の猪苗代駅から、宿の送迎バス約30分(要予約)

裏磐梯高原ホテル

大自然のそばで上質で快適なホテルステイを楽しむ


猪苗代駅からはバスで裏磐梯の高原へと上がっていきます。路線バスもありますが、「裏磐梯高原ホテル」の宿泊者なら前日までに予約しておけば、猪苗代駅から無料の送迎が受けられます。

大自然の中に佇むホテル館内はクラシカルかつモダンな空間で、館内のアート作家の作品やロビーから雄大な磐梯山を眺めつつくつろげます。チェックインは15時から可能です。

 


スーペリアツインの客室の例

館内ではアーティストによる作品も展示


問い合わせ先 0241-32-2211
交通アクセス 磐越西線猪苗代駅から送迎バス約30分(要予約)
値段 1泊2食2万7150円~
URL https://urabandai-kougen.com/contact/

 

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温泉

磐梯山を一望する極上のひとときを


まずは温泉「展望露天風呂 四季の湯」に向かいましょう。泉質は塩気があって透明な、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。自家源泉に磐梯山の伏流水を加えた湯はやさしい肌ざわり。

そして何よりも素晴らしいのは、露天風呂からの眺望です。ここでは湯船に浸かりながら、磐梯山の景色をじっくりと堪能することができます。

 

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ライブラリーラウンジ

本を開けば、明日の旅がもっと楽しくなる


夕食までの時間、宿泊者が無料で利用できるライブラリーラウンジに行ってみましょう。ここでは裏磐梯周辺の動植物についてや、登山、天体観測など、ここならではの自然を楽しむための本が1800冊以上もあります。

コーヒーや紅茶のサービスとともに、裏磐梯の自然についての”知”を深めるひとときを過ごしましょう。

 

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夕食

洋食と和食、あなたならどっち?


夕食は西洋料理と日本料理のいずれかからお好みで選べます。西洋料理の場合はフレンチのフルコース、日本料理の場合は会席料理でとなります。いずれも地元福島や東北の食材を取り入れ、料理人が技を施した、見た目にも楽しい品々です。

〈宿泊〉

 

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朝食

1日の始まりは食事から


「裏磐梯高原ホテル」では、朝食も和と洋から選べます。

バランスのいい和朝食膳にするか、焼きたてパンが魅力のアメリカンブレックファストにするか。

悩むのもまた楽しいものです。

 

徒歩約5分

五色沼自然探勝路

ホテルから徒歩約5分で行ける


五色沼はその名のとおり、天候や時間帯によって水の色が変わる、大小30ほどの湖沼群です。故障を縫うように歩ける約4キロの自然探勝路が整備されていて、手軽に裏磐梯の自然を楽しめる格好の場です。ただし、裏磐梯では例年12月から3月を中心に積雪があるため、この時期のトレッキングはガイド付きのスノーシューツアー等を検討しましょう。

裏磐梯高原ホテルでは周辺の自然を楽しむアウトドアツアーなど、アクティビティーの受付もしています。
湖や滝、花を見に行くトレッキングのツアーやカヤックのツアー、冬場は銀世界を行くスノーシューツアーなど、季節や好みに応じた内容で、熟練したガイドが案内してくれますので、興味のある方はスタッフに相談してみましょう。

 

徒歩約5分、宿の送迎バス約30分

猪苗代駅

ホテルのバスで駅前まで送ってもらえます。JR線に乗って帰途に就きましょう。

マップ

文/編集部 写真/裏磐梯高原ホテル、猪苗代観光協会、野口英世記念会、裏磐梯観光協会

  • 記事中の情報は2024年8月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。