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日本全国駅弁の旅:牛めし

匠の技 松阪牛物語(加熱式) 松坂駅

ブランド牛の名を冠した豪華駅弁

ぎっしりとご飯を埋め尽くす大切りのすき焼き肉は、味といい食感といいまさに絶品。サシ(霜降り)は口の中でとろけ、思わず笑みがこぼれます。肉の品質にこだわっていて、松阪牛の証明書付きという徹底ぶり。要予約。

てき重(加熱式) 米原駅

甘ダレとショウガが肉にマッチ

ご飯の上には大きくカットした牛肉が3枚。加熱すると白ごま、三つ葉、土ショウガの香りが広がり、秘伝のタレをかけていただきます。ご飯には地元滋賀県で生産された近江米が使用されています。

網焼き牛たん弁当(加熱式) 仙台駅

発芽玄米を使ったヘルシー弁当

仙台発祥と言われる名物料理牛たんの網焼きがアツアツで楽しめます。牛たんは特製塩コショウで味をつけ、冷蔵庫で熟成させた逸品で、一枚一枚網で丹念に焼き、麦飯の上に惜しげもなくのっています。牛たんは歯ごたえがよく、かむほどに旨味が出てきます。

牛肉どまん中 米沢駅

人気も知名度も全国区の名物駅弁

牛肉煮と牛そぼろをご飯の上に敷き詰めたお弁当。肉は甘辛いタレでしっかりと味付けされていて、牛肉煮とそぼろの異なる食感を味わえるのも嬉しいところ。駅弁の名前にもなっている「どまんなか」は山形県のオリジナル米で、牛肉との相性も抜群です。

てんぽに ぎゅうぎゅう弁当 加賀温泉駅

付け合せの小松菜の煮浸しと紅ショウガもいいアクセント

石川の方言「てんぽに(=すごい、とっても)」を冠した新作駅弁。その名の通り、味噌風味に味付けされた能登和牛が加賀棒茶の茶飯の上にたっぷりと乗っています。かみ締めると口いっぱいに広がる和牛の甘み。酒肴としても楽しめる駅弁です。

※掲載されているデータは平成21年1月現在のものです。

次回は、「おもしろ容器(2)」を紹介します。

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