トレたび JRグループ協力

2023.11.08

  • 旅行商品

あいち・尾張の醸造スポットを巡る「あいち醸造たんのうバス」運行中!

薫り高い醸造文化にふれる旅が気軽に楽しめる!

ジェイアール東海バスでは、名古屋市内から日本酒、みりん、味噌、醤油を製造するリアルな現場を巡ることのできる定期観光バス「あいち醸造たんのうバス」を期間限定で運行中。
運行日は2023年12月16日までの特定日で、太平洋フェリーの「きそ」号(苫小牧~仙台~名古屋)の運航日にあわせた設定となっています。フェリーの名古屋港到着と接続するダイヤなので、下船後スムーズにバスに乗車することが可能です。また、途中の名古屋駅新幹線口でも乗降できるので、フェリーと乗り継ぎをしない方もご利用いただけます。
運賃は大人5,500円(小学生以下は半額)で、立ち寄り施設では、見学や試飲、お買物を満喫することができます。

わずか半日で醸造の魅力に触れることができる充実の行程をレポート!


あいち醸造たんのうバス
11:00発

名古屋フェリーふ頭

  • 太平洋フェリー「きそ」号は名古屋港10:30着
11:40着

名古屋駅新幹線口

  • フェリーふ頭からバス乗車の場合は、ここで自由昼食
12:30発

名古屋駅新幹線口【①番のりば】

13:10着

甘強酒造

  • みりん・日本酒を醸造する蔵。見学・試飲・お買い物が楽しめます!
14:30発

甘強酒造

15:05着

佐藤醸造

  • 味噌・醤油を醸造する蔵。見学・試飲・お買い物が楽しめます!
16:25発

佐藤醸造

17:00着

名古屋駅新幹線口【①番のりば】

  • 名古屋駅降車の場合は、ここでバス下車
17:10発

名古屋駅新幹線口【①番のりば】

17:50着

名古屋フェリーふ頭

  • 太平洋フェリー「きそ」号は名古屋港19:00発

北海道・東北から太平洋フェリーでらくらくアクセス!

仙台港から21時間40分の船旅を終えて名古屋に着くと、フェリーターミナルの目の前に中型バスが到着。このバスが老舗の醸造スポットを巡る「あいち醸造たんのうバス」です。
愛知県は日本酒、みりん、味噌、醤油といった発酵食品が盛んに作られてきた日本有数の醸造地帯。県内のいたるところに醸造所があり、地域に根差した老舗の蔵が数多く存在しています。
醸造とは簡単に説明すると麹を使用して米や大豆といった原料を発酵・熟成させる伝統的な食品の作り方のこと。それぞれの蔵で継承されてきた技術の粋・醸造の文化を体験できるのが「あいち醸造たんのうバス」の魅力!フェリーを下船したその足でバスに乗り込み、名古屋市からほど近い尾張西部の醸造文化を辿る旅が始まります!


名港西大橋をくぐり入港する「きそ」号

フェリーを下船して通路を渡れば名古屋の地!


名古屋フェリーふ頭からバスの旅がスタート

名古屋高速を都心方面へ進む車窓から「きそ」号の全景が!

フェリーふ頭を出発したバスは約40分で名古屋駅に到着。ここでは自由昼食となるので、50分の昼食時間を利用してぜひ名古屋めしを堪能しましょう!


下車時に次の出発時間の案内もあるので安心!

名古屋駅で発車を待つ「あいち醸造たんのうバス」

名古屋駅からいよいよ醸造現場の見学に出発!

「あいち醸造たんのうバス」は名古屋駅からも乗降可能!名古屋駅からの乗客も合流して、定刻通り12時30分に1番のりばから発車。まずは最初の目的地である蟹江町の「甘強酒造(かんきょうしゅぞう)」を目指して西へ向かいます。


名古屋駅は1番乗り場から発車

名古屋駅からの乗客も乗り込み出発!


車内では途中の買い物に便利なノベルティ前掛け風エコバックを配布

蔵に向かう途中にいくつかの川を渡り蟹江町へ

江戸時代の創業から作り続ける本みりんで有名な「甘強酒造」へ

名古屋駅を出発して約40分。到着したのは、蟹江町で150年以上続く醸造所の「甘強酒造(かんきょうしゅぞう)」。蟹江川のほとりに建つ事務所や本宅・本蔵などは登録有形文化財で、外から建物を眺めるだけでも蔵の歴史を感じられます!ここで見学するのはみりん・日本酒を実際に醸造している蔵。みりんを作るための釜や製麹機などの大型の設備を間近で見ることができます。


昭和12年築の事務所は今でも現役!(内部は非公開)

屋号の由来は甘みや旨みの強い本物のみりんを造るという想いから


みりんを製造するタンクを見学!タンク内は発酵の最中です

出荷されるみりん商品についての熱い解説


工場の一角で試飲とお買い物が楽しめます

見学後の一杯はまた格別!飲みすぎに注意しましょう

愛知ならではの豆味噌・溜り醤油を作る「佐藤醸造」へ

お次は蟹江町の隣、あま市七宝町へ向かい、地名の「七宝(しっぽう)」を冠した味噌・醤油を明治の創業以来作り続けている「佐藤醸造」を見学します。愛知の味噌・醤油といえば、大豆と塩・水を使用した豆味噌や大豆と少量の小麦を使用して長期熟成させた溜り醤油が有名。今回のツアーでは醤油や味噌を味わいながら基礎知識が学べます!また、蔵に併設されている直売所「あまの蔵」でお買い物を楽しむことができるほか、昔ながらの木桶を使用した古式木桶仕込みの味噌蔵も見学できます。


明るくおしゃれな「あまの蔵」でお買い物が楽しめます

店内には豊富な商品の他に味噌の量り売りも!


味噌汁を味わいながら醤油と味噌について学べます

「しょうゆもの知り博士」の営業部課長の関戸さんが解説


総重量約13トンの木桶が並ぶ壮観な光景

外のベンチでアイスクリームも堪能!

「佐藤醸造」では創業以来からの味噌・醤油作りに加え、高級食パンの製造も手がけています。食パンも味噌・醤油と同じく、発酵が命。「海部のくちどけ」と名付けられた食パンは、しっとりとしたくちどけの良さが特徴で、人気のあまり売り切れてしまうことも。買い逃さないように食パンもチェックしましょう!


直売所の隣には高級食パン「海部のくちどけ」も

くちどけの良いしっとりとした食パンが人気!

あいちが誇る醸造の魅力をしっかり堪能!

2つの蔵での見学・試飲・お買い物を堪能した後、バスは再び名古屋駅へと向かい、ここで今回のバスの旅は一旦終わりとなります。名古屋駅での降車が終わるとバスは終点の名古屋フェリーふ頭に向けて再度出発。仙台・苫小牧行きの「きそ」号に乗り継げるダイヤとなっています。
わずか半日の旅でしたが、しっかりとあいちの醸造の魅力に触れることができました!貴重な体験を満喫できる「あいち醸造たんのうバス」にぜひ乗車してみてはいかがでしょうか。


見学・試飲・お買い物をしっかり堪能!

バスは再び名古屋フェリーふ頭へ

バスの詳しい運転日・時刻については、ジェイアール東海バスのホームページをご覧ください。


フェリーの詳しい運航日・時刻・運賃については、太平洋フェリーのホームページをご覧ください。



「あいち醸造たんのうバス」きっぷの予約・購入の案内

【電話予約】
JR東海バス名古屋旅行センター 0570-048939(10:00~18:30)
【窓口】
JR東海バス名古屋旅行センターにてご購入いただけます。
【Web予約・空席照会】
高速バスネット

  • 「あいち醸造たんのうバス」は、観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」として運行する定期観光バスです。太平洋フェリーとの接続によって、北海道・東北方面との良好なアクセス、地元・愛知の観光資源を活かした行程とバスガイドによる観光案内によって冬季の観光需要喚起を図ります。
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