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2024.01.11

  • グルメ

「ぴよりん」がどら焼きに!産学連携で新たな名古屋土産が誕生!

ジェイアール東海フードサービスのひよこ形スイーツ「ぴよりん」をあしらった新商品、その名も「ぴよどら」が誕生!愛知淑徳大学と和菓子屋「菓匠 花桔梗」の協力による産学連携プロジェクトによって開発され、12月1日より販売しています。


「ぴよりん」とは?

愛知県が誇る地元食材「名古屋コーチン」の卵を使ったプリンをババロアで包んだ、「ひよこ」形の生スイーツです。ほんのり⽢くてなめらかなくちどけが特徴の「ぴよりん」は一つひとつが手作りのため、それぞれ顔の表情が異なっています。ふわふわした見た目がとっても可愛いと評判で、形を崩さずに持ち帰る「ぴよりんチャレンジ」という言葉が生まれるほど、SNSを中心に幅広い世代に人気が爆発。通常は名古屋駅の店舗でのみ販売となっているため即完売となり、入荷時には行列が毎日出来るほどの大人気スイーツです!
※「ぴよりん」はジェイアール東海フードサービス株式会社の登録商標です。

今回の取り組みは、愛知淑徳大学の交流文化学部で観光を専攻する林ゼミに所属する学生らが仕掛け人。名古屋の観光を盛り上げるためには、魅力的なお土産が必要と考え、人気の「ぴよりん」とコラボを模索。一方、「ぴよりん」に「名古屋観光特使」を委嘱している名古屋観光コンベンションビューローは、名古屋の観光を盛り上げるために「ぴよりん」をフックにした本プロジェクトに賛同し、企画開発に協力してきました。

産学連携によって名古屋の新銘菓「ぴよどら」が誕生!

学生らの名古屋の魅力を伝えたいという強い熱意が実を結び、「ぴよりん」との産学連携がスタート。「ぴよりん」の生みの親であるジェイアール東海フードサービス、名古屋観光コンベンションビューローの協力も得て、和菓子屋「菓匠 花桔梗」と共同で商品開発しました。
「ぴよどら」は名古屋にある和菓子屋「菓匠 花桔梗」の焼き菓子「花どら」をアレンジして誕生しました。「ぴよりん」らしさを出すため、どら焼きの中に包まれるつぶ餡の代わりに名古屋コーチンを使用したカスタードクリームを入れたので味は保証付き。甘く濃厚なカスタードともちもちした生地の食感が楽しめます。また、表面には「ぴよりん」の顔が焼き印として押されています。


包装には筆で描かれたような「ぴよりん」のイラストが!

「ぴよどら」は5個入で1,696円。「菓匠 花桔梗」の本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ店のほか、花桔梗オンラインショップでも販売中です。

名古屋の魅力をもっと知ってもらいたいという熱意が「ぴよどら」誕生のきっかけに!

「ぴよどら」販売開始から数週間後。ここまでの歩みをまとめた産学連携新商品開発プロジェクトの成果発表会が2023年12月26日に開催。愛知淑徳大学の林ゼミに所属する学生らによる「ぴよどら」商品開発の過程と販売後の状況を分析したプレゼンテーションが行われました。年の瀬も押し迫る時期でしたが、名古屋観光コンベンションビューローやジェイアール東海フードサービスの関係者が集まり、発表に耳を傾けました。


産学連携新商品開発プロジェクトの成果発表会には「ぴよりん」も同席

今回の商品開発のきっかけとなった「観光におけるお土産の重要性」について、観光を学ぶ学生の視点から分析。名古屋にもっと魅力的なお土産があれば、観光面でのイメージアップにつながるはず!という仮説を導き出しました。魅力的なお土産を生み出すために学生らが考えたのは、Z世代を含めて幅広い層から支持をあつめる「ぴよりん」の起用。「ぴよりん」で新たなお土産を作りたい!という想いが産学連携につながりました。


名古屋にもっと大勢の観光客が来てほしいという想いをプレゼン!

調査したお土産のトレンド情報を基に商品を企画

「ぴよどら」開発は試行錯誤を重ねて、こだわりを形に!

「ぴよりん」の起用が決まり、新たな名古屋の定番土産を目指して開発がスタート。学生らは先行する「ぴよりん」の関連商品と差別化を図ることが重要な要素になると判断。包装を担当する花桔梗のデザイナーと試行錯誤を重ね、時にはプロのデザイナーが作成したデザイン案にダメ出しをしながら、数か月かけて完成させることが出来ました。


時には出来上がったデザイン案にダメ出しも…

名古屋の新たな定番土産を目指した「ぴよどら」の開発で、パッケージデザインは学生たちが最も気を配った部分。キュートで愛らしいのが特徴の「ぴよりん」らしさを残しつつも、可愛いだけでなく名古屋の魅力が伝わるようなお土産を目指し、高級感のある黒を基調としたパッケージにたどり着きました。


パッケージを開くと開発に携わった4社のメッセージが描かれています

「ぴよどら」の発売日当日には学生らが売り場で販売・PRも担い、手ごたえを感じることが出来たとのこと。販売開始から3週間の時点で約2500箱を販売し、一時は製造が間に合わず出荷停止となる事態にもなりました(本記事掲載日時点では再開)。発表の最後には名古屋観光コンベンションビューローと一緒に「ぴよどら」の広報活動を充実させたいと今後の抱負を語りました。Z世代の強みを生かして、SNSを通じた情報発信の拡大や「ぴよどら」と名古屋市内の観光施設のコラボも計画しているそうです。


産学連携で成果が出せたことは関係者の皆さんのおかげと語る林教授

「ぴよりん」が羽ばたき、名古屋の観光が盛り上がる!

今回の産学連携プロジェクトの発表会の後、ジェイアール東海フードサービスの吉村伸一社長は「【ぴよどら】のパッケージや包装のデザインが消費者に可愛いと評価いただけている。【ぴよりん】のコラボについては引き続き実施していきたい」と学生らにエールを送りました。名古屋観光コンベンションビューローの飯田貢理事長は「名古屋にもっと観光客が来てほしいという学生の想いを商品に落とし込むことが出来た。名古屋の名物として【ぴよりん】と【ぴよどら】で名古屋を盛り上げていってほしい」と観光への好影響に期待を寄せています。
ジェイアール東海フードサービスの渡辺幸代担当課長は「【ぴよりん】は皆さまにご愛顧いただいたおかげで、名古屋名物になることが出来た。一方で、持ち運びに課題があり、新商品を開発することも必要と受け止めている。その中で、今日の発表は今後の商品開発に大いに参考になった」と語り、ぴよりんの生みの親として新商品開発に意欲を示す一面も。発表を終えた学生らの表情から、今回の産学連携の成功が伺える発表会となりました。


「ぴよどら」のさらなる飛躍を目指して頑張ります!

2024年も「ぴよりん」からますます目が離せなくなりそうです。「ぜひ一度、もう一度、名古屋に」お越しください!


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