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2025.02.28

  • その他

新鮮な鹿児島県産食材を東京で堪能! JR九州荷物輸送

レストラン企画「Discover Hidden KAGOSHIMA」が始動

JR九州では現在、九州新幹線を活用した荷物輸送「はやっ!便」を展開。博多〜鹿児島中央間最速2時間35分という速達性を活用し、鮮魚や地域特産品など即日輸送を行っています。そんな中、株式会社FARMER YOUが鹿児島県からの委託を受け、レストラン企画「Discover Hidden KAGOSHIMA」をプロデュース。全国8店舗のレストランで鹿児島県産食材を使用した期間限定メニューを展開するのに際し、都内レストランへの食材輸送の一部に、JR九州の「はやっ!便」を活用し、さらにヤマト運輸の貨物専用機による輸送を組み合わせて、鹿児島〜東京における最短輸送ルートを構築。最速達での輸送を実現させます。


お客さまだけでなく、九州の新鮮な食材も載せて走る九州新幹線「つばめ」


荷物輸送中の様子。専用のカートにて新幹線ホームに持ち込んで“乗車”させる

乗車中は施錠管理ができる業務用室にて保管

通常、鹿児島から都内への輸送は翌々日以降の到着が基本となる中、このスキームを利用すれば、鹿児島中央駅18:59発の「つばめ334号」に間に合うように駅構内「みどりの窓口」内に設置されている受付窓口へ荷物を運び入れれば、羽田空港へ翌日3:15には到着し、その日の店舗オープンに十分に間に合う輸送ルートとなります。なお、ヤマト運輸貨物専用機は24時間運用が可能な北九州空港〜羽田空港間に発着することから、博多〜北九州空港間はトラック輸送を利用するかたちです。

このプロジェクトの利点として、生産者と店舗単位という個人間での輸送が可能である点、生鮮品の場合、発注から荷物到着までのタイムラグが少ないことから、ロスのない新規発注が行える点のほか、これまで生産地周辺のみで消費されてきた地元に根付いた食材や鮮魚などを高鮮度のまま輸送できる点が挙げられます。


「夕方に現地を発っても速達性があるため、現地での食材加工なども余裕を持って行える」と新幹線輸送のメリットを説明するJR九州 鉃道事業本部 新山夏江さん


都内レストランで提供されるメニュー。鹿児島県の味を楽しみたい

都内での鹿児島県産食材を使用したメニューは、東京都目黒区の「RIVERSIDE CLUB」にて「ツキノヒガイとローストトマトのペペロンチーノ」(3月1日〜25日)、東京都港区の「AZABUDAI HILLS CAFE」にて「初鰹のカルパッチョ」(3月1日〜31日)などが提供され、それぞれに使用される月日貝、初鰹が九州新幹線とトラック、航空機を乗り継いで東京の店舗までやってきます!
この機会にぜひ、味わってみてくださいね。

  • 文/村上悠太
  • 写真/JR九州、村上悠太
  • 掲載されているデータは2025年2月現在のものです。
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