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2025.09.08

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清瀬市「夢空間」復活プロジェクト!第2弾 ~内装を完全修復し、豪華客車の趣を復元するべくクラウドファンディングを実施します~

幻のロマン客車「夢空間」の鼓動を、再び

東京都の北部に位置する清瀬市では、日本の豪華客車のパイオニアであり、日本鉄道史においても貴重な「夢空間」車両のうちダイニングカーとラウンジカーを譲り受け、オリジナルの姿に修復し、連結して保存・活用を実施予定です。
また、夢空間車両の内装修復費用をクラウドファンディングとして現在募集中です。

清瀬市「夢空間」復活プロジェクトとは?

「夢空間」は製造されてからすでに35年以上が経過し、車両が劣化しており、一刻も早い修復作業が必要です。

また、「夢空間」をオリジナルの姿に戻すためには、清瀬市までの輸送・設置費用、内装リニューアル、外装塗装、ひびの入ったフロントガラスの交換、空調・電装系の修理、失われたパーツ制作など、さまざまな費用がかかることが判明。
さらに車両の修復と保存について、全国の鉄道車両を保存・活用されている事例から、車両を覆う屋根が必須であること、定期的なメンテナンスや清掃などについて、保存会やボランティアの力を借りながら保存活動をしていること、クラウドファンディングの実施を通じて費用の一部を賄っていることがわかりました。

清瀬市でも、貴重な車両を保存・活用するために『清瀬市「夢空間」復活プロジェクト』を立ち上げました。
昨年8月には復活プロジェクト第1弾として、車両の搬出入費用の一部に充当することを目的としたクラウドファンディングを実施し、車両を新三郷から清瀬市へと無事に搬出・設置し、外装塗装をほぼ完了しています。
今回は「夢空間」の内装修復費用の一部に充当する目的でのクラウドファンディングを実施します。

「夢空間」とは?

豪華客車のパイオニアとして、東日本旅客鉄道株式会社発足後、唯一完全新製された24系客車で1号車の食堂車「ダイニングカー」、2号車のラウンジカー「クリスタルラウンジ・スプレモ」、3号車の寝台車「デラックススリーパー」の3両1組で構成され、それぞれ緑、赤、青を基調とした鮮やかな外観をしています。
近未来の新たな寝台特急のあり方を目指して1989年3月に登場した豪華客車です。1両1両が異なる製造所・有名百貨店によってデザインされ、ラグジュアリーで特別な姿は今なお多くの鉄道ファンの記憶に残っています。

1989年に桜木町駅前にはじめて公開・展示され、その後一般営業運転を開始。予約が困難なほどの人気を誇りましたが、2008年に老朽化を理由に営業運転を終了。廃車となり、1号車と2号車はららぽーと新三郷の敷地内に設置され、3号車は木場のレストラン「アタゴール」に設置されています。
清瀬市では1号車の「ダイニングカー(オシ25 901)」と2号車の「ラウンジカー(オハフ25 901)」を譲り受け、車両内外装の修復、空調や電装系の修理、パーツ類の制作などを行い、往時の雄姿を清瀬市立中央公園内に復活予定です。

今回のクラウドファンディングについて

今回は「夢空間復活プロジェクト」のクラウドファンディング第2弾として実施し、2026年2月には「夢空間」のダイニングカーとラウンジカーをオリジナルの姿に復活させ、2両を連結し屋根をかけた状態でみなさまにお披露目します。

返礼品には、車掌体験やダイニングカーでのフレンチコース食事権など特別な体験をご用意。
また、マルスから発券される乗車券・特急券を忠実に模した「夢空間」オリジナル乗車券レプリカ、ヘッドマークをあしらったオリジナルグッズなど、第一弾でも好評だったグッズを用意しています。
ぜひ支援してゲットしちゃいましょう!


清瀬市「夢空間」復活プロジェクト第2弾:クラウドファンディング

募集期間
2025年11月30日(日) 午後11時まで
目標金額
1,000万円
目的
鉄道車両の内装修復
URL
https://readyfor.jp/projects/yumekuukankiyose4925111-2

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