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2025.09.12

  • イベント

御鎮座1300年の宇佐神宮へ! 自然と神話と豊かな食が息づく大分県宇佐市の魅力

宇佐神宮御鎮座1300年観光PRイベント


2025年、宇佐神宮は御鎮座1300年目を迎えています。大分県宇佐市はこの節目の年を「観光元年」として位置づけ、地域の魅力を国内外に発信することを宇佐神宮御鎮座1300年観光PRイベントで宣言しました。

8月28日(木)、「坐来大分」(東京都千代田区)で開催された本イベントは、宇佐市出身の雅楽演奏者〆野護元(しめのもりゆき)さんの横笛の音色からスタート。披露された「神楽乱声」は宇佐神宮の神事でも演奏される演目です。後藤竜也市長、小野崇之宮司による宇佐市のPRのほか、宇佐市出身のフードプロデューサーの神谷禎恵氏が登場し、宇佐市の歴史、自然、食の魅力について丁寧な紹介が行われました。

大分県屈指のパワースポット宇佐神宮

大分県宇佐市は古代から交通の要衝として栄え、奈良・平安時代には朝廷との深い関わりを持つ宗教都市として発展。近代以降は農業・林業・水産業が調和する循環型地域として評価され、世界農業遺産にも認定されています。

中でも注目したいのが、西暦725年創建、全国に約44,000社ある八幡社の総本宮である宇佐神宮。境内は広大で、本殿と孔雀文磬(くじゃくもんけい)という2つの国宝を有します。参拝作法も独特で、「二拝・四拍手・一拝」という宇佐ならではのスタイル。放生会(ほうじょうえ)、神輿(みこし)、神仏習合の発祥地としても知られていて、歴史好き、神社好きが多く訪れるスポットです。


2025年の宇佐神宮

画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた

宇佐神宮は御鎮座1300年を迎え、記念行事が多数開催されます。
9月には宇佐神楽共演大会や奉祝コンサートのほか、10月には10年に一度の最重要祭儀・臨時奉幣祭(勅祭)が行われます。宇佐神宮の臨時奉幣祭(勅祭)は、天皇陛下の御使いである勅使が参向し、幣帛(へいはく)を奉る催しで、前日には提灯行列や奉祝花火などが行われ、お祭りムード一色に。宇佐神宮の歴史と格式を体感できるや古代宇佐時代祭では、歴史絵巻のような行列も登場。11月には西条石岡だんじりの奉納や、世界平和を祈る神前読経などが予定されており、宇佐の歴史と文化を体感できる1年です。

豊かな食文化


宇佐市内には酒蔵が7件も! 焼酎も日本酒も醸造している酒蔵が多い

地域の食文化を活かした商品開発を行うフードプロデューサーの神谷禎恵氏

イベントでは、宇佐市の“食の魅力”についてもPRが行われました。日本最古のグルメ本『美味求真』にも登場する「安心院(あじむ)すっぽん」は滋味深く上品な味わい。そして、からあげ専門店発祥の地として名高い「宇佐からあげ」は濃厚な鶏の旨味が特徴で、神谷禎恵さん自家製のさわやかな柚子胡椒との相性が抜群です。国内外のコンクールで高評価を得ている「安心院ワイン」には宇佐の豊かな自然と職人技が凝縮!マリアージュした料理の魅力をさらに引きたててくれる逸品です。他にも宇佐泥鰌(どじょう)におおいた和牛、りゅうきゅうなど、宇佐市や大分県の食文化の豊かさを感じることができます。


都内で大分県の食を楽しむなら

「坐来大分」では大分県の特産品を購入することもできる

大分県フラッグショップ「坐来大分」は東京・有楽町にある大分県公式のレストラン型アンテナショップです。「坐来」とは“いながらにして”という意味で、都心にいながら大分の自然・文化・食を体感できる空間として設計されています。関あじ・関さば、豊後牛、かぼすなど旬の食材を大分から直送し、料理長が季節に合わせて提供。隣接するギャラリーでは竹工芸や小鹿田焼などの伝統工芸品も展示され、大分の魅力を五感で味わえる場となっています。

今回のイベントを通して、宇佐市が持つポテンシャルを改めて実感。1300年という長い歴史を誇る宇佐神宮を中心に、岳切渓谷や東椎屋の滝といった美しい自然景観、家族で楽しめるアフリカンサファリ、掩体壕をはじめとする戦争遺構など、宇佐市の魅力はまだまだ盛りだくさん! ぜひ訪ねてみてくださいね。


※トレたび編集室/編
※掲載されているデータは2025年9月現在のものです。

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