トレたび JRグループ協力

2024.08.21ジパング俱楽部ジパング倶楽部会員が選んだ、この秋行きたい! 紅葉名所ランキング2024年|中国エリア

中国エリアの「紅葉名所」ランキング

会員誌2024年3-4月号で質問した「旅行で行くなら、どこの紅葉が見たいですか?」の結果をエリア別に発表!

北海道から九州まで、各地のジパング倶楽部会員様の声をもとに作成した、紅葉名所ランキングです。

中国エリア(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)のベスト3は、嚴島(いつくしま)神社で有名な「宮島」、一度は見たい名園を有する「足立美術館」、美しい姿を誇る名峰「大山」。名所やダイナミックな自然のなかで紅葉を楽しみましょう。

  • トップの画像は、「足立美術館」の枯山水庭

中国エリアランキング

第1位 宮島(広島県廿日市市)

紅葉の見頃:11月中旬〜下旬


紅葉谷公園 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止 紅葉谷公園 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止


紅葉谷公園ライトアップ 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止 紅葉谷公園ライトアップ 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止

大元公園 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止 大元公園 撮影/新谷孝一 ※無断転載禁止

瀬戸内海に浮かぶ宮島は、古くから神の島として崇められてきた聖域です。
平安時代後期に平清盛(たいらのきよもり)によって嚴島神社が造営され、建造物の多くが国宝や重要文化財。1996年に世界遺産にも登録されて国内外から多くの参拝者が訪れますが、紅葉シーズンはさらに魅力が高まります。島内の「紅葉谷(もみじだに)公園」も見どころで、イロハカエデを中心に約700本がみごとな色彩を堪能させてくれるのです。

紅葉谷公園をぐるっと散策する所要時間は30分くらい。この公園を抜けたところに宮島ロープウエーの紅葉谷駅があり、最短約14分で標高433メートルの弥山(みせん)山上(獅子岩駅)へと誘ってくれます。島内にはほかにも大聖院の境内や、大元(おおもと)公園、木比屋谷公園、今伊勢神社の階段など、多様な紅葉スポットが点在しています。

島に宿泊して早朝の散策をすれば、人混みを避け静かに観賞することができます。また、紅葉シーズンには例年日没から20時まで、紅葉谷公園のライトアップも実施されています。


海から見た嚴島神社の大鳥居 ※無断転載禁止 海から見た嚴島神社の大鳥居 ※無断転載禁止


会員様の声
 
  • モミジがいたるところにあり、とてもきれい!
  • 海と鳥居と山の緑とのコントラストが美しい
  • 新婚旅行先だったため思い出深い

宮島

問い合わせ先 0829-44-2011(宮島観光協会)
時間 紅葉谷公園は見学自由
交通アクセス 山陽本線宮島口駅から徒歩約6分の宮島口フェリー乗り場からJR西日本宮島フェリー約10分
URL https://www.miyajima.or.jp

第2位 足立美術館(島根県安来市)

紅葉の見頃:11月中旬〜12月初旬


紅葉に虹が色を添えた枯山水庭 紅葉に虹が色を添えた枯山水庭

優美な日本庭園と、近代から現代の日本画、陶芸、童画などを鑑賞できる「足立美術館」。庭園は約5万坪で、枯山水庭をはじめ、苔庭(こけにわ)、白砂青松庭(はくさせいしょうてい)など四季折々に多彩な表情で来館者を迎えます。

主庭の枯山水庭は、借景の山々が鮮やかに色づき、自然と人工美の心地よい調和を感じさせてくれます。カエデやドウダンツツジが赤く変化しながら彩りを加えてゆく様子は、まさに生きた絵画のようです。

足立美術館は「日本画と日本庭園の調和」をコンセプトに1970(昭和45)年に創設され、日本画の大家・横山大観(よこやまたいかん)のコレクションを多く所蔵することでも知られます。借景との空間に無限の美を感じさせる庭園を愛(め)でた後、優れた日本画コレクションを鑑賞する。そんな極上のアート体験を味わえる、世界に類を見ない美術館です。


会員様の声
 
  • 館内もきれいだけれど、庭園はよく整備されている
  • 一度は行きたい!
  • 紅葉が絵画のように楽しめる

足立美術館

問い合わせ先 0854-28-7111
時間 4〜9月は9時〜17時30分、10〜3月は9〜17時
定休日 なし(新館のみ展示替えのための休館日あり)
交通アクセス 山陰本線安来駅から無料シャトルバス約20分 ※先着順・予約不可
値段 2300円
URL https://www.adachi-museum.or.jp

第3位 大山(だいせん)(鳥取県江府町)

紅葉の見頃:10月下旬〜11月上旬


山麓(さんろく)を染め上げる紅葉 写真/鳥取県 山麓(さんろく)を染め上げる紅葉 写真/鳥取県

「東の富士山、西の大山」と讃(たた)えられるほど、「大山」は美しい姿を誇る名峰です。標高は1729メートルで、中国地方の最高峰。

米子市方面から眺めると円錐(えんすい)状に広がった裾野が富士山のように見えますが、江府町(こうふちょう)側から眺める大山は断崖が横に広がって見えるのが特徴です。力強くワイルドな山容を望める場所は多くありますが、南壁のビューポイントとして人気を呼んでいるのが「鍵掛峠(かぎかけとうげ)」です。

標高約910メートルに位置する鍵掛峠展望台から見上げると、険しく立ちはだかる断崖と柔らかな色の紅葉の対比が秀逸。植生が豊かな大山は、ブナ、ナナカマド、ナラ、カエデなどが一斉に色づく、「七色の紅葉」がクライマックスです。


会員様の声
 
  • 雄大な山を感じる
  • まるで屛風絵のよう。とにかく美しい
  • 登山も楽しめる

大山・鍵掛峠

問い合わせ先 0859-75-6007(江府町観光協会)
交通アクセス 伯備(はくび)線江尾(えび)駅から車で約20分
URL https://daisen-japan-heritage.jp/

紅葉名所ランキング一覧マップ

文/北浦 雅子

【注意事項】

  • 記事中の情報は2024年8月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。