トレたび JRグループ協力

2024.04.11

  • イベント

新幹線貸切イベント列車「日本グランプリ号 supported by 鈴鹿サーキット」実施レポート!

F1日本グランプリ開催に際し、JR東海は4月3日に、東京発・名古屋行きの片道で貸切新幹線「日本グランプリ号 supported by 鈴鹿サーキット」を運行しました。

F1ファンを乗せた特別な新幹線!


同列車はツアー商品向けの貸切列車として販売され、単なる鈴鹿サーキットへの移動手段としてだけでなく、車内には中嶋悟氏、鈴木亜久里氏をはじめ、国内を代表するレーシングドライバーたちが同乗。名古屋までの道中は各車をまわり、ツアーに参加したF1ファンたちと交流を実施。新幹線車内ということもあり、普段のイベントなどに比べお互いの距離も近く、個別のサインや記念撮影にも気軽に対応しながら、ファンとの交流を深めました。


また、F1レース開催に際し排出されるCO2の約90%が来場者の移動に由来することから、サーキットへのアクセスに鉄道を利用することで、中長期的に環境への負荷をより低減する効果も期待されています。

8号車グリーン車の一角には即席の「スタジオ」を設営して、この車内だけでしか聞くことのできないトークライブイベント「出張DAZN 新幹線スペシャルライブトークショー」を実施したほか、F1レースで実施される、「ドライバー・オブ・ザ・デイ(DOD)」をイメージした、「ドレッサー・オブ・ザ・デイ」を開催。レーシングスーツを着用して乗り込んだ熱心なファンや、自身でデザインしたインパクトあるヘルメットを着用した参加者らが受賞し、車内ではレーサーたちのサイン入りポスターがプレゼントされました。


今回の取り組みに対し、中嶋悟、鈴木亜久里両氏は、「ファンとの特別な時間を過ごすことができた。他のイベントにはない、密な時間でした」と感想を述べました。2024年10月で開業から60周年を迎える東海道新幹線では、今後も様々な企画が検討されています。

  • 文・写真/村上悠太
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