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2020.07.31

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この夏登場予定のSEA SPICAがいよいよ海上へ! JR西日本が運行に携わる観光型高速クルーザー「SEA SPICA」進水式&運航ダイヤ決定!

JR西日本グループおよび瀬戸内海汽船グループがこの夏就航を目指して造船中の観光型高速クルーザー「SEA SPICA」の外装工事が一通り完了し、造船元である広島県尾道市「瀬戸内クラフト」にて7月8日、初めて海上に船を浮かべる「進水式」がとり行われました。

「SEA SPICA」が初めて海上に浮かぶ「進水式」


SEA SPICA 進水式 安全な航行を祈って行われる進水式


SEA SPICA 進水式 「命名の儀」が終わると隠されていた船名の幕が取られてロゴマークがお披露目です

「進水式」は神事として行われる式典で、厳粛な雰囲気の中「SEA SPICA」の安全な航行を祈念して関係者約50名が参列しました。当日は「SEA SPICA」のデザインを担当した株式会社イチバンセン代表取締役川西康之さん、公式アンバサダー「STU48」のメンバー、石田みなみさん、田中皓子さんも出席し、STU48のメンバー2人は進水式後の「支綱切断」を行いました。


SEA SPICA 進水式 STU48の2人の手によって「支綱切断」が行われると・・・


SEA SPICA 進水式 「SEA SPICA」は元気よく海へ!

この「支綱切断」が行われると「SEA SPICA」はゆっくりと海へと続くスロープを下り、いよいよ初めて海上へ! この海上進水は事前にテストなどは行わず、正真正銘の初進水になります。無事に海上に浮かんだ「SEA SPICA」は、タグボートと呼ばれる牽引船に牽かれて、付近の桟橋に停泊されました。

これからの「SEA SPICA」は? 運航ダイヤは?

「SEA SPICA」は現在、就航に向けて内装工事やエンジンなどの航行装置の調整などが行われています。陸上に比べて、海上に浮かんでいる状態の船は重力のかかり方が異なるため、最終的なバランスを取る作業はこの進水式後でないと行えないのです。


SEA SPICA 進水式 現在も就航に向けて調整が行われています

今回進水式に参加したデザイナーの川西康之さんに今回の感想を伺うと、「あいにくの天気であるものの、外の光で僕らが思い描いていた色が再現できていて一安心です。」と語ってくれました。

現在「せとうちパレット」(https://www.setouchi-palette.jp)公式サイトでは「SEA SPICA」をはじめ最新情報がせとうちエリア全体の観光や楽しみ方がガイドされています。「SEA SPICA」については、実際のクルーズダイヤが発表になっています。


「SEA SPICA」のダイヤ 発表になった「SEA SPICA」のダイヤがこちら(提供:JR西日本)

三原港を目指す「東向き」の船は広島港を8時30分に出航し、海上クルーズや下蒲刈島を経由したのち、三原港に13時15分に到着。折り返しとなる「西向き」は三原港を13:25に出航し、途中一部東向き便とは異なる島に寄港して広島港へ18時に到着するコースになっています。

まもなく始まる瀬戸内の新しい旅のカタチ、今から楽しみです。

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