2020.11.06
- コンテスト
第21回「鉄道のある風景写真コンテスト」 入賞者決定！
日本の四季折々の「鉄道のある風景」を題材に、アマチュアカメラマンから幅広く作品を募集する、第21回「鉄道のある風景写真コンテスト」が今年も実施され、1,154点の応募がありました。
審査の結果、グランプリ（国土交通大臣賞）は、野口 茂樹さん（千葉県）の作品「花火」が選ばれました！そのほか、入賞・入選作品計14点が選出されています。
グランプリ 「花火」野口 茂樹（東日本旅客鉄道 磐越西線 日出谷駅～鹿瀬駅）
撮影者のコメント
「花火が揚がる中、谷間を汽笛を響かせ白煙を棚引かす蒸気機関車。感動しました。」
審査委員長（写真家・猪井 貴志）講評
夜間撮影で最もドラマチックな時間帯は、トワイライトタイムと呼ばれる微妙な時間帯です。その微妙な時間帯に通過するSLを引き立てるため背後に架かる道路の外灯で鉄橋を浮き立たせ、通過時に上がるであろう花火の灯りで山肌のグラデーションを出すなど、この「花火」という作品には作者の細やかな配慮を見ることができました。SL通過時には美しい白煙を残し、窓明かりのぬくもりまでも感じさせてくれました。その上、阿賀野川が見事までの水鏡となりシンメトリー構図のお手本のような素敵な作品になりました。
入賞・入選作品全14点は、鉄道・運輸機構ウェブサイトに掲載されているほか、下記の会場で展示されます。
・京都丹後鉄道 峰山駅：11月2日（月）～12日（木）
・神戸電鉄 谷上駅：11月20日（金）～30日（月）
・つくばエクスプレス 浅草駅：12月4日（金）～16日（水）
ぜひご覧ください！
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