トレたび JRグループ協力

2021.09.30

  • イベント

「SL北びわこ号」京都鉄道博物館で期間限定の特別運行!!

「SL北びわこ号」よ、もう一度! 歴代ヘッドマークも


C56-160と12系客車のスタイルは「SL北びわこ号」そのもの!

「500系新幹線」や「トワイライトエクスプレス」の展示をはじめ、実際に煙を吐きながら走る本物のSLを見学、そしてそのSLが牽引する客車列車に乗車することもできる京都鉄道博物館に、期間限定であの「SL北びわこ号」が帰ってきます!

「SL北びわこ号」は1995年からJR西日本北陸本線の米原駅~木ノ本駅間でイベント列車として運行され、たくさんのファンや子どもたちを魅了してきました。しかし、2020年春季から新型コロナウイルスの影響もあり運行が見合わせられてきました。そして、2021年5月、「SL北びわこ号」の今後の運行が終了することが発表されました。


京都鉄道博物館 本館の入口付近にはJR西日本の歴史的車両が並びます

通常の「ラストラン」と異なり、どこか突然のお別れとなってしまった「SL北びわこ号」。このままではとてもとても残念…ということで、9月30日(木)~10月5日(火)の期間限定で、京都鉄道博物館のSL乗車体験列車「SLスチーム号」の客車を、「SL北びわこ号」で使用されていた「12系客車」に変更して特別運行されます!題して「もう一度会える、『SL北びわこ号』」!


往復1Km、約10分の旅ですが梅小路公園の車窓をゆっくりと眺めることができます

しかも「SL北びわこ号」で使用されていた実際のヘッドマークが期間中、毎日日替わりで機関車に取り付けられるビッグサプライズも!さらには最終日の10月5日(火)には、ヘッドマーク取り付け無しで運行されるので、往年のSL列車のような雰囲気を見ることができます。普段の「SLスチーム号」でも常に専用のヘッドマークを取り付けて運行されているので、「ヘッドマークなし」の姿はとても貴重なワンシーンです。
なお、12系客車を牽引する機関車の予定は、前日からこちら(https://www.kyotorailwaymuseum.jp/enjoying/experiencing/#sl)で確認できます。


12系客車の車内。窓は開けたまま走行するので換気もばっちり! SLの煙の「香り」も楽しめます


小さなテーブルには栓抜きも

12系客車の車内はちょっぴりノスタルジーな雰囲気も漂います


客車側にも実際に使用されていたヘッドマークが取り付けられています


ヘッドマークの取り付けスケジュールはこちら!(牽引機関車や客車、ヘッドマーク等は変更されることがあります)

さらに10月1日(金)からは「SL北びわこ号」で使用され、今回の特別運行でも取り付けられる「SL北びわこ号春夏秋冬ヘッドマーク」と「SLスチーム号ヘッドマーク・開館5周年記念デザインヘッドマーク」をモチーフにした、特製マグネット付きの前売入場券も限定500枚で発売開始!京都鉄道博物館公式Webサイト(https://www.kyotorailwaymuseum.jp/)からチケット購入Webサービス「アソビュー!」にアクセスすることで購入が可能です。この『「北びわこ号」復活&5周年記念グッズ付き入館券』は一般3200円、大学生・高校生3000円、中学生・小学生2500円、3歳以上の幼児は2200円です。

「SL北びわこ号」の汽笛が、初秋の京都・梅小路に響き渡ります!

  • 写真・文/村上悠太
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