2024.02.15ジパング俱楽部「デート」どうしてる？｜ジパング世代はどうしてる？

今回のテーマは【デート】について。

アンケートを募集したのは、ちょうどクリスマス前の時期。
編集部のある東京は、暖かい日が続いたのであまりクリスマス気分ではありませんでしたが、各所で開催されるイルミネーションを見るにはちょうどいい夜が多かったと思います。

今回は、「デート」についてうかがいました。
あえて「恋人やお連れ合い」に限定しませんでしたが、なかなか書きにくいお題だったのか応募数がいつもより寂しい結果に……。

しかし、エピソードは相変わらず楽しいものからグッとくるものまでいただきました。
ジパング世代以外のみなさまの回答も紹介しているので。最後までご覧ください！

※調査期間：2023年11月15日～12月17日
※回答者：「花とみどりのギフト券」にご応募いただいた方　54名

Q1．最近、いつデートをしましたか？

ジパング倶楽部のみなさまは夫婦で入会している方も多いので、1週間以内～3カ月以内で半数以上という結果には納得というところでしょうか。

「ずっと前」「忘れた」と回答された方も約15パーセント。その中には、「食事に行ったけどデートだったのか？」「介護で忙しく、今はできない」といったコメントがついていました。

Q2．今、お出かけデートに誘う・誘われるならどこに行きたい？　何をしたい？

1位の「食事」は定番。誘いやすく誘いにものりやすいので納得の結果です。

旅好きのジパング倶楽部らしいのは、温泉が僅差で2位というところ。親しい中なら嬉しい誘いです。

散策は、町歩き、公園散策、自然を散策するなどバリエーションが豊か。手軽で誰でも楽しめるのもいいところです。

「そのほか」の回答の一部を紹介すると、

スカイツリーのプラネタリウム
リゾートゴルフ場で2バッグデート
富士山一周しながら、写真撮影。地元ならではの名物料理を食べ歩き温泉入浴！

最後のひとつは欲張りすぎのような気もしますが、どれも素敵なデートプランです。

Q3．ふるさとや地元でおすすめのデートスポットは？

おすすめしていただいたデートスポットを地図にまとめました。
スポットと周辺を調べて次のデートの計画の参考にしてください。

Q4．デートの思い出やエピソードを教えてください

高校生の修学旅行で京都に行った夜。当時あこがれていた女子をデートに誘って京都タワーを目指してただひたすら歩き、結局告白に至らなかったことを思い出します。（71歳男性）
「試験対策にノート貸してくれたら一緒に飲みに行ってあげる」と偉そうに私が誘ったのは、真面目な学生だった今の連れ合い。初デートは池袋のイタリアンでした。（68歳女性）
初デート。同級生と神田川のほとりを散策して、湧玉池（わくたまいけ）をめぐり神社でおみくじを引いて互いに交換、見せ合いました。内容は記憶の彼方ですが、ほっこりとした温もりはまだ覚えています。（74歳男性）
学生の時、付き合っていた彼と京都の嵐山にある猿山公園に2人で登りました。少し疲れましたが、山の上からの眺めは素晴らしかったです。下界とは違いお猿さんばかり。彼となんで別れたのか？　今は思い出せませんが、今でも懐かしく、2年前にも行きました。（70歳女性）
2人で初めての映画館。4時間のくらいの映画で、途中にトイレに行きたくなり、我慢していたので内容をまったくおぼえていない。（68歳男性）

40年程前、妻と付き合っている時。梅田から難波へ向かって冬の御堂筋を歩きました。今ほどきれいなイルミネーションもなく……でも楽しかった。今思うと一緒にいるだけで楽しかった。現在でもモーニングを食べに出かけたり、映画を観たりと気楽に出かけています。（72歳男性）
鳥海山の裾野にある牧場で、まだ恋人の頃のデート。作ってきてくれたおにぎりで昼食。ふぞろいでちょっと変だなと思いつつ、食べた。なんと、初めて握ったおにぎりとのこと。今では、いい思い出のひとつです。（69歳男性）
結婚前、ショッピング中に「ちょっと待ってて」と言って彼がいなくなりました。その場で待っていたのですが、なかなか帰って来ないので不安になり、半べそで探しても見つからず、元の場所に戻りました。もう帰ろう、と思ったところに誕生日プレゼントを持って帰ってきました。うれしかったけれど、あの時の不安な気持ちは忘れられません。（65歳女性）
人生初のデートは18歳でした。日付を勘違いし、2時間遅れ、半泣きで待ち合わせ場所に。橋の欄干にもたれて待つ彼を見たときには、涙が出ました。その後、人生の山坂越えて、この11月で結婚40年を迎えました。（65歳女性）

ドライブデートで、「トイレに行きたい」と口に出せず、我慢しているうちに顔がこわばって怒ったような表情だったらしいです。まさか、トイレを我慢してるとは思わず、「何か悪い事を言ったか？　したか？」非常に気になったと後から聞かされました。亡夫との初めてのデートでのことです。（60歳女性）
今は亡き夫と初のデートは阿寒湖。たぶん今頃の季節だったとおもいます。寒さの中にワクワクで、この人と結婚するのかなと確信した日でした。（62歳女性）

初めて、初日の出を見に行ったのは3回目のデートでした。伊良湖恋路ヶ浜で太陽が上がってきて、だんだん空が明るくなってきたのを見ていたら胸が熱くなって自然に涙が出てきました。昇ったお日様に感動して、その場でされたプロポーズに雰囲気でOKしてました。まぁ、結果オーライなので、お日様に祝福された結婚、ということでいいのでしょうかね。（62歳女性）
毎週近くの湿性花園に、毎月数回近くの県民の森に、年に数回妻の好きな俳優の追っかけに、全国各地に2人でデートしています。（69歳男性）
60代になって、手術のために大学病院にかかりました。高速を使って1時間ほどかかる距離です。いつも夫が連れて行ってくれるので、それがわたしたちのデートです。（63歳女性）
今年、秘湯温泉にはまり、湯浴み着用ができる混浴温泉デビューしました。主人とふたりで1時間近く温泉に浸かりながら話をして、次の旅行相談をしています。（56歳女性）
夫婦でデート。コロナ明けで久しぶりにお寺めぐりをしましたが、主人の体調が悪くなって歩けず、本殿のお参りはひとりでしました。とても景色がよいお寺でしたが、下にいる主人を待たせては申し訳ないと、ゆっくり景色を楽しむことができませんでした。（71歳女性）
母の初めてのショートステイの日。大胆にも、主人と播磨の方へ1泊で出かけました。翌日15時には母が帰宅するので、夫婦のデートはほんの数時間だけ。でも、ゆっくり温泉に浸かり（いつ施設から電話で迎えに来いと呼び出されるかハラハラしながら）夕食もいただき、束の間の息抜きができたデートでした。その母も今年5月に天に召され、今は自分の時間ができました。（60歳女性）

編集後記

最近は「昔のことを思い出しながら答えるのが楽しい」と言っていただくこともあるこのアンケート。
今回は、若き日のデートから最近のデートまで、素敵なエピソードをいただきました。

今回も気になるエピソードを紹介します。

「入社してまもなくの頃、目白で待ち合わせして、私は目黒で待っていた。2時間後に会えた。」（71歳男性）

今では携帯電話やスマホのおかげでほぼなくなってしまったすれ違いエピソードですが、山手線の駅でも8駅、10キロ以上も離れているこの距離で、どうして2時間後に会うことができたのか、気になります。

お孫さんとのデートのエピソードも。

「県外に住む小1の孫娘とのデートは、秘密の基地公園めぐりと大好きなパン屋さんカフェでお茶、近所の銭湯のコース。楽しいデート、ラブラブです。」（66歳女性）

これで思い出した個人的な話。
きょうだいがいるので、祖父とも祖母とも2人でお出かけした記憶はほとんどないのですが、幼い頃、祖父と近所の回転ずしに行ったことがありました。会計の時、どういう話の流れか、レジ横で売っていたおもちゃのアクセサリーセットを買ってくれました。500円くらいだったと思いますが「高価なものを買ってもらってしまった……」と、なんだか不安で申し訳ないような気持ちになりました。その祖父も、私が小学生のうちに亡くなってしまったので、今ではこれがはっきり覚えている唯一の思い出になっています。

募集中のプレゼントアンケートにもご参加お待ちしています。
次回の発表は、「2023年下半期のベストバイ」です。お楽しみに。