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2024.03.25ジパング俱楽部AOMORI GOKAN アートフェス 2024「つらなりのはらっぱ」開催|JR東日本エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」

本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。

今月、編集部が注目したJR東日本エリアのニュースは、青森県内の5つの美術館・アートセンターで開催される周遊型の現代アートイベントについてです。


「5館が五感を刺激する」アートイベント、初開催!

青森県青森市・弘前(ひろさき)市・八戸(はちのへ)市・十和田(とわだ)市

現代美術を楽しめる青森県内の美術館・アートセンター5館が連携して開催される「AOMORI GOKAN(アオモリ ゴカン) アートフェス 2024」。各館を「はらっぱ」にたとえた「つらなりのはらっぱ」を共通テーマとして、国内外で活躍する多数のアーティストが参加予定です。多彩な表現方法による作品展示をはじめ、プロジェクトやパフォーマンスの公開などが行なわれます。


「青森県立美術館」 「青森県立美術館」

4市に点在している会場をめぐれば、芸術文化体験と観光の両方を楽しめるのが特徴。

エリア別1日プランなどの周遊モデルコースの提案や、アート鑑賞と自然・文化など各地の魅力に触れられる日帰りバスツアーの毎月実施、スタンプラリーや特典付きパスポートがセットになった公式ガイドブックの販売など、美術館めぐりをより楽しめる情報や企画も充実しています。


「青森公立大学 国際芸術センター青森」 「青森公立大学 国際芸術センター青森」

「弘前れんが倉庫美術館」 ⒸNaoya Hatakeyama 「弘前れんが倉庫美術館」 ⒸNaoya Hatakeyama


「八戸市美術館」 ⒸDaici Ano 「八戸市美術館」 ⒸDaici Ano

「十和田市現代美術館」 「十和田市現代美術館」

現代美術ならではの自由な発想の作品・プログラムが盛りだくさん

アートフェスは「メイン企画」と「共通企画」を中心に、各館で同時開催される展覧会や多彩な関連企画から構成されます。

「メイン企画」では、各館の特徴を生かした展覧会などのプログラムを実施。たとえば「青森県立美術館」での「かさなりとまじわり」をテーマとした作品展示や、「八戸市美術館」の「ジャイアントルーム」で5名のアーティストと来館者が協働する企画などが行なわれます。

「共通企画」では、さまざまな「境界」をテーマに創作を行なう栗林隆(くりばやしたかし)の体験型作品『元気炉(げんきろ)』が、8月から最終日まで各館を巡回。原子炉のような形の構造物内に薬草の香りを帯びた蒸気を充満させるスチームサウナ型の作品で、作品の内部に入ったり周囲に集まったりすることが可能です。

感性を刺激するアート体験や青森県の多様な文化的魅力を堪能する、個性豊かな美術館・アートセンターをめぐる青森の旅をしてみませんか。


5館を巡回。栗林隆 《元気炉》2022年 (《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より Photo:Rai Shizuno 5館を巡回。栗林隆 《元気炉》2022年 (《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より Photo:Rai Shizuno


「青森県立美術館」で展示。参考図版 原口典之 《F-8E CRUSADER》 (「十字路-CROSSROAD」ART BASE 百島広島での展示風景) 2014年 ©ART BASE MOMOSHIMA 「青森県立美術館」で展示。参考図版 原口典之 《F-8E CRUSADER》 (「十字路-CROSSROAD」ART BASE 百島広島での展示風景) 2014年 ©ART BASE MOMOSHIMA

「青森公立大学 国際芸術センター青森」で展示。青野文昭 《ここにいないものたちのための群像 - 何処から来て何処へ行くのか - サイノカワラ 2016》 2014ー2016年 「青森公立大学 国際芸術センター青森」で展示。青野文昭 《ここにいないものたちのための群像 - 何処から来て何処へ行くのか - サイノカワラ 2016》 2014ー2016年


「弘前れんが倉庫美術館」で展示。蜷川実花《花、瞬く光》2022年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery 「弘前れんが倉庫美術館」で展示。蜷川実花《花、瞬く光》2022年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

「八戸市美術館」展示の参考図版。東方悠平 《TENGUBUCKS Cafe in Hue - Coffee Float》 2019年 「八戸市美術館」展示の参考図版。東方悠平 《TENGUBUCKS Cafe in Hue - Coffee Float》 2019年


「十和田市現代美術館」展示の参考図版。アナイス・カレニン《リコマペ》2022年 Photo:竹久直樹 「十和田市現代美術館」展示の参考図版。アナイス・カレニン《リコマペ》2022年 Photo:竹久直樹

基本情報

名称 AOMORI GOKAN アートフェス 2024
開催期間 2024年4月13日~9月1日 ※施設により会期、開館時間、休館日は異なります。
開催場所 青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館 ※ほか、県内各地で連携企画の予定あり。
交通アクセス 【青森県立美術館】 東北新幹線新青森駅から三内丸山(さんないまるやま)遺跡前行きあおもりシャトルdeルートバス「ねぶたん号」約10分。または奥羽本線青森駅から三内丸山遺跡前行き青森市営バス約22分の県立美術館前下車、徒歩約3分
【青森公立大学 国際芸術センター青森】 奥羽本線青森駅から青森公立大学前・モヤヒルズ行き青森市営バスまたはジェイアールバス東北約40分の青森公立大学前下車、徒歩約4分
【弘前れんが倉庫美術館】 奥羽本線弘前駅から小栗山(こぐりやま)(弘前営業所)または狼森(おいのもり)行き弘南(こうなん)バス約5分の住吉入口下車、徒歩約2分。または弘前駅から弘南バス土手町循環バス約7分の中土手町下車、徒歩約4分
【八戸市美術館】 八戸線本八戸駅から徒歩約10分
【十和田市現代美術館】 東北新幹線八戸駅から十和田湖行きジェイアールバス東北おいらせ号約44分の十和田市現代美術館下車すぐ。または八戸駅から元町東行き十和田観光電鉄バス約1時間4分の官庁街通下車、徒歩約5分。東北新幹線七戸(しちのへ)十和田駅から、三本木営業所・十和田市中央行き十和田観光電鉄バス約39分の十和田市現代美術館前下車すぐ
料金 【公式ガイドブック付き5館周遊チケット(電子チケット)】3700円 ※販売予定枚数に達し次第終了。
【メイン企画観覧料】青森県立美術館900円、弘前れんが倉庫美術館1500円、十和田市現代美術館1800円。その他の会場は無料
【公式ガイドブック】1300円
問い合わせ先 017-783-3000(AOMORI GOKAN アートフェス 2024 実行委員会〈青森県立美術館内〉)
URL https://aomori-artsfest.com/

紹介スポット一覧マップ

文/毛塚貴康

  • 記事中の情報は2024年3月時点のものです。
  • 写真はすべてイメージです。
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  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
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