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2026.05.18ジパング俱楽部「富良野・美瑛ノロッコ号」ラストイヤー!富良野のラベンダー畑へ行こう|JR北海道エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」

本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。

1998年から毎年、富良野線を走ってきた「富良野・美瑛ノロッコ号」。老朽化により車両の維持が困難になったため、2026年のシーズンで惜しまれつつも運転を終了します。丘陵地帯や田園風景の中をのんびり運転するトロッコ列車に乗って、初夏の北海道を旅しましょう。


初夏〜秋の風物詩、「富良野・美瑛ノロッコ号」とは?

北海道美瑛町・上富良野町・中富良野町ほか


ディーゼル機関車が牽引する観光列車 ディーゼル機関車が牽引する観光列車

富良野線沿線に広がる緑の丘や花畑を連想させる鮮やかなグリーンやラベンダー色に塗装された観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」。窓が広く風を感じられる開放的なトロッコ車両を、DE15形ディーゼル機関車が牽引して走ります。

6月〜9月に設定された運転日に旭川または美瑛〜富良野駅間を1日3往復。全車指定席でゆったりと乗車しながら、大雪山の裾野に広がる雄大な景色を眺めることができる列車です。
途中、思わず写真を撮りたくなるような風景が広がる場所では速度を落として運転。車掌による地域についてのアナウンスが流れます。

札幌〜富良野駅間を乗り換えなしで移動できる「フラノラベンダーエクスプレス」を併せて利用すれば、旅のプランも立てやすくなります。


開放的なトロッコ車両 開放的なトロッコ車両

フラノラベンダーエクスプレス フラノラベンダーエクスプレス

  • 「富良野・美瑛ノロッコ号」の運転日、停車駅、料金など詳細は公式ホームページをご確認ください。

ノロッコ号沿線の見どころ①/展望花畑 四季彩の丘


きれいに色分けされるよう植えられた花畑が広がる四季彩の丘 きれいに色分けされるよう植えられた花畑が広がる「四季彩の丘」

旭川方面から出発した場合、美瑛駅〜美馬牛(びばうし)駅間で車窓に広々とした丘陵風景が広がります。丘の間に赤い屋根の家がぽつんと立つ場所にさしかかると列車は速度を落とし、絵葉書のような景色を眺めてから美馬牛駅に到着。無人駅を出て田園風景の中を歩くこと約25分、有名な「展望花畑 四季彩の丘」に到着します。

ここは個人の農家が作り上げ、2001年にオープンした場所。総面積約120ヘクタールの土地に農地や花畑、牧場などが広がり、美瑛の名所となっています。
折り重なる丘に季節の花々が咲き続ける風景が美しく、6月はルピナスやカンパニュラ、7月上旬にかけてシャクヤクやキンギョソウ、6月下旬〜8月上旬にはラベンダーなど、切れ目なく次々と見頃を迎える花のじゅうたんが迎えてくれます。
広い園内を見て回るには、約15分かけて一周するトラクターバス(500円)が便利。美瑛産の野菜などを使ったメニューを味わえるレストランや売店、自社や近隣で穫れた農産物直売所、さらにはペンションなど施設も充実しています。


展望花畑 四季彩の丘

問い合わせ先 0166-95-2758
時間 6〜9月は8時40分〜17時30分(アルパカ牧場は終了30分前に閉園)
定休日 12月31日・1日1日
交通アクセス 富良野線美馬牛駅から徒歩約25分
値段 800円(アルパカ牧場は500円)
URL https://www.shikisainooka.jp

ノロッコ号沿線の見どころ②/ファーム富田


ファーム富田の原点「トラディショナルラベンダー畑」 ファーム富田の原点「トラディショナルラベンダー畑」

富良野線には花の見頃にだけ現れる幻の駅があります。それが、ノロッコ号だけが停車する「ラベンダー畑駅」。ここで降りれば、富良野エリアの代表的な花畑のひとつ「ファーム富田」まで徒歩約7分です。
1958(昭和33)年にラベンダー栽培を始めた富田家が育てた花畑はラベンダーが有名ですが、園内には球根や四季咲の花を植えた「花人の畑」、ファーム富田の原点である「トラディショナルラベンダー畑」、宿根草や果樹など多彩な植物が育つ「マザーズガーデン」など、それぞれに名づけられた13の花畑があり、秋にかけて約100種もの花が咲き誇ります。

ラベンダーの見頃は6月中旬〜7月下旬頃。開花時期や花色が少しずつ異なる5品種のラベンダー「濃紫早咲(のうしはやざき)」「ようてい」「おかむらさき」「はなもいわ」「ラバンジン」がバトンタッチしながら咲いていきます。
広い園内には花畑をめぐる遊歩道がいくつもあり、時間や体力に合わせてめぐることができます。ショップやカフェ、ラベンダーオイルの蒸留舎などが点在し、休憩や買い物も楽しむことができます。


もっとも早い6月中旬から色づき始めるラベンダー「濃紫早咲」 もっとも早い6月中旬から色づき始めるラベンダー「濃紫早咲」

ほのかな香りが上品な「ラベンダーソフトクリーム」コーン400円/カップ450円 ほのかな香りが上品な「ラベンダーソフトクリーム」コーン400円/カップ450円


ファーム富田

問い合わせ先 0167-39-3939
時間 9〜17時、7月は8時30分~17時30分(店舗はそれぞれ営業時間が異なる)
定休日 なし ラベンダーイーストの開園は6月20日~7月20日予定
交通アクセス 富良野線ラベンダー畑駅(臨時駅)から徒歩約7分
値段 入場無料
URL https://www.farm-tomita.co.jp

ノロッコ号沿線の見どころ③/北星山ラベンダー園


ラベンダー畑を上空から眺められるリフト ラベンダー畑を上空から眺められるリフト

ラベンダー畑駅で降りたらもうひとつ見ておきたいのが、中富良野町が運営する「北星山ラベンダー園」。ファーム富田やラベンダー畑駅から徒歩15分ほどの場所にあり、中富良野駅へも徒歩10分ほどです。

冬はスキー場として営業しているため、北星山の頂上まで上るリフトがあり、ラベンダー畑を上空から見下ろすことができるのが魅力です。頂上の展望スペースから見わたすと、一面の花畑越しに富良野エリアの田園風景、その向こうには十勝岳連峰の稜線が続く爽快な眺めが広がります。
ラベンダーの見頃は6月下旬〜7月中旬。車窓風景とはまたひと味違った、天空からの景色を楽しめる花畑です。


北星山ラベンダー園

問い合わせ先 0167-44-2133(中富良野町企画課)
時間 6月中旬〜8月31日の9〜17時(上りリフト受付は16時40分まで)
定休日 期間中無休
交通アクセス 富良野線中富良野駅から徒歩約10分
値段 無料(観光リフトは往復700円)
URL https://www.town.nakafurano.lg.jp/hotnews/detail/00000197.html

文/春日明子

  • 記事中の情報は2026年5月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。