トレたび JRグループ協力

2024.04.15ジパング俱楽部ジパング倶楽部割引きっぷの買い方:JR乗車券購入証の事前記入|ジパング旅のヒント

ジパング倶楽部割引きっぷを購入する時には、購入前に「JR乗車券購入証」をご記入いただき、駅や旅行センター・主な旅行会社にお越しください。
購入前に記入を済ませておけば、スムーズに購入することができます。
記入間違いがあった場合も訂正することができます。
なお、一部の駅ではオペレーターと話をしながらきっぷを購入できる券売機でもジパング倶楽部のきっぷを購入できます。


この記事でわかること

・記入前の準備

・JR乗車券購入証の書き方

・書き間違いをした場合の訂正方法


1. 記入前の準備


準備している人の様子

いつ、どの列車に乗るのか再確認しましょう。

  • 旅程は決まっていますか?
  • 割引きっぷの購入条件はクリアしていますか? 
    購入条件はこちら

    指定券類は、乗車券と同時にお求めの場合、ご利用の距離にかかわらず、お求めになれます(ジパング倶楽部割引の乗車券の区間内のものに限ります)。 
    なお、乗車券と特急券を個別に購入される場合は、先に乗車券をご購入ください。 
     

2. 会員様の情報を記入しましょう

準備が整ったら記入をはじめましょう。

  • 黒インキ、又は黒ボールペンで記入してください。
  • 会員様ご自身で記入してください。

    お名前・お電話番号・会員番号の記入と個人・団体の選択は必須です。


    必須項目の画像

    お名前と、お電話番号を記入。
    会員番号(7ケタ)を記入。
    団体旅行に参加する場合は「団体」を○で囲んでください。
    それ以外は「個人」を○で囲んでください。
    • 一部の事務局で発行された更新用会員手帳には、お名前・お電話番号・会員番号が印刷されているものがあります。

    3. 乗車券別の書き方解説

    次にきっぷの情報を記入します。
    駅窓口やオペレーターと話をしながらきっぷが購入できる券売機での購入手続きをスムーズに行なうため、「JR乗車券購入証」は事前にご記入ください。
    「片道」「往復」「連続」とある乗車券については、購入したい乗車券別の記入方法をご紹介します。


    Ⅰ.片道乗車券の場合


    片道乗車券とは

    A 駅からB 駅までの乗車券です。営業キロで201キロ以上の場合、ジパング割引が適用になります。


    【札幌→東京の片道乗車券の記入例】 【札幌→東京の片道乗車券の記入例】

    一連のご旅行で、最初にお乗りになる日をご記入ください。
    片道」を○で囲んでください。
    一連のご旅行で、最初に乗車する駅と、最後に降りられる駅をご記入ください。また「経由」欄には、経由となる主な線名(新幹線を利用するときには「新幹線」)をご記入ください。
    禁煙・喫煙のいずれかを○で囲んでください。
    特急券などを使用する月日をご記入ください。
    乗車される特急列車等の名前をご記入ください。
    乗車される特急列車等の乗車駅(発時刻)と降車駅をご記入ください。
    指定、自由、グリーン、寝台等のいずれかを○で囲んでください。個室寝台をご利用の場合は、個室タイプをご記入ください。
    特急列車または新幹線を複数利用される場合は、ク~サを参考に②~④にご記入ください。

    ※「のぞみ」「みずほ」号の特急券は割引対象外です。記入しないでください。
    ※料金券がいらない列車は、①~④の欄に書く必要はありません。


    Ⅱ.往復乗車券の場合


    往復乗車券とは

    A駅とB駅間で「ゆき」と「かえり」を同じルートで利用する場合の乗車券です。
    有効期限は片道乗車券の2倍です。片道の営業キロが100.1キロ以上の場合、ジパング割引が適用になります。


    【東京⇔新大阪の往復乗車券記入例】 【東京⇔新大阪の往復乗車券記入例】

    一連のご旅行で、最初にお乗りになる日をご記入ください。
    往復」を○で囲んでください。
    一連のご旅行で、最初に乗車する駅と、往路の最後の駅をご記入ください。また「経由」欄には、経由となる主な線名(新幹線を利用するときには「新幹線」)をご記入ください。
    禁煙・喫煙のいずれかを○で囲んでください。
    特急券などを使用する月日をご記入ください。
    乗車される特急列車等の名前をご記入ください。
    乗車される特急列車等の乗車駅(発時刻)と降車駅をご記入ください。
    指定、自由、グリーン、寝台等のいずれかを○で囲んでください。個室寝台をご利用の場合は、個室タイプをご記入ください。
    特急列車または新幹線を複数利用される場合は、ク~サを参考に②~④にご記入ください。

    ※「のぞみ」「みずほ」号の特急券は割引対象外です。記入しないでください。
    ※料金券がいらない列車は、①~④の欄に書く必要はありません。


    片道の営業キロが、601キロ以上の場合は往復割引が適用されます


    往復割引とは

    往復乗車券のうち、ご利用区間の片道の営業キロが、601キロ以上になる場合は、往復割引で「ゆき」「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になり、さらにジパング割引も適用になります。
    ただし、「ゆき券」もしくは「かえり券」のいずれかにのみジパング割引を適用することはできません。


    【東京⇔高松の往復乗車券記入例】 【東京⇔高松の往復乗車券記入例】

    記入の仕方は、往復乗車券と同じです。

    一連のご旅行で、最初にお乗りになる日をご記入ください。
    往復」を○で囲んでください。
    一連のご旅行で、最初に乗車する駅と、往路の最後の駅をご記入ください。また「経由」欄には、経由となる主な線名(新幹線を利用するときには「新幹線」)をご記入ください。
    禁煙・喫煙のいずれかを○で囲んでください。
    特急券などを使用する月日をご記入ください。
    乗車される特急列車等の名前をご記入ください。
    乗車される特急列車等の乗車駅(発時刻)と降車駅をご記入ください。
    指定、自由、グリーン、寝台等のいずれかを○で囲んでください。個室寝台をご利用の場合は、個室タイプをご記入ください。
    特急列車または新幹線を複数利用される場合は、ク~サを参考に②~④にご記入ください。

    ※上記記入例は、寝台列車にご乗車になる場合のものです。この場合、特急料金は割引になりますが、寝台料金は割引になりません。
    ※「のぞみ」「みずほ」号の特急券は割引対象外です。記入しないでください。
    ※料金券がいらない列車は、①~④の欄に書く必要はありません。


    Ⅲ.連続乗車券の場合


    A駅からC駅で折り返すなどしてD駅までというように、片道または往復とはならない場合の乗車券で、1枚目の乗車券の下車駅と、2枚目の乗車券の乗車駅が同一であるものを「連続乗車券」といいます。有効期間はそれぞれの乗車券の合計です。2枚の乗車券の営業キロの合計が201キロ以上の場合、ジパング割引が適用になります。

    記入例は、博多から新幹線「さくら」の普通車指定席で熊本へ行き、三角線の普通列車に乗り換えて三角へ、その後、普通列車で熊本へ行き、新幹線「さくら」の普通車指定席で鹿児島中央へ行く場合。


    【博多→三角、三角→鹿児島中央の連続乗車券記入例】 【博多→三角、三角→鹿児島中央の連続乗車券記入例】

    一連の旅行で、最初にお乗りになる日をご記入ください。
    連続」を○で囲んでください。
    一連の旅行で、最初に乗車する駅と、最後に降りる駅(往復の場合は往路の最後の駅)をご記入ください。また「経由」欄には、経由となる主な線名(新幹線を利用するときには「新幹線」)をご記入ください。
    禁煙・喫煙のいずれかを○で囲んでください。
    特急券などを使用する月日をご記入ください。
    乗車される特急列車等の名前をご記入ください。
    乗車される特急列車等の乗車駅(発時刻)と降車駅をご記入ください。
    指定、自由、グリーン、寝台等のいずれかを○で囲んでください。個室寝台をご利用の場合は、個室タイプをご記入ください。
    特急列車または新幹線を複数利用される場合は、下の欄に続けてご記入ください。

    ※「のぞみ」「みずほ」号の特急券は割引対象外です。記入しないでください。
    ※料金券がいらない列車は、①~④の欄に書く必要はありません。


    Ⅳ.乗車区間が1周してさらに超える場合(連続乗車券)


    乗車区間が1周してさらに超える場合、または乗車区間の一部が重なる場合も、片道乗車券ではなく連続乗車券となります。1周となる駅または重なる駅で打ち切って営業キロなどを計算します。このような場合は片道乗車券ではなく連続乗車券となります。

    記入例は、東京から新幹線「はやぶさ」のグリーン車で仙台へ、その後、仙山線で山形に行き、山形から山形新幹線「つばさ」の普通車指定席で東京に戻る場合。


    【東京→(仙台・山形経由)福島、福島→東京の連続乗車券記入例】 【東京→(仙台・山形経由)福島、福島→東京の連続乗車券記入例】

    一連の旅行で、最初にお乗りになる日をご記入ください。
    連続」を○で囲んでください。
    一連の旅行で、最初に乗車する駅と、最後に降りる駅(往復の場合は往路の最後の駅)をご記入ください。また「経由」欄には、経由となる主な線名(新幹線を利用するときには「新幹線」)をご記入ください。
    禁煙・喫煙のいずれかを○で囲んでください。
    特急券などを使用する月日をご記入ください。
    乗車される特急列車等の名前をご記入ください。
    乗車される特急列車等の乗車駅(発時刻)と降車駅をご記入ください。
    指定、自由、グリーン、寝台等のいずれかを○で囲んでください。個室寝台をご利用の場合は、個室タイプをご記入ください。
    特急列車または新幹線を複数利用される場合は、下の欄に続けてご記入ください。

    ※「のぞみ」「みずほ」号の特急券は割引対象外です。記入しないでください。
    ※料金券がいらない列車は、①~④の欄に書く必要はありません。



    旅行記録証に発行箇所印をもらい購入完了!


    記入が終わったら、会員手帳〈会員証一体型〉を窓口の係員へご提示ください。

    内容を確認の上、きっぷを発売いたします。その際、旅行記録証に旅行回数を証明する発行箇所印を押します。

    なお、一部の駅ではオペレーターと話をしながらきっぷを購入できる券売機でもジパング倶楽部のきっぷを購入できます。

    • JR乗車券購入証はNO.1から順にご利用ください。
    • 2割引で3枚、3割引で17枚(更新会員用は3割引20枚)、上限20回までご利用になれます。
    • また、誤記、汚損、破損等で使用できなくなった購入証は、切り離さず残しておいてください。

    そのほか

    予備のJR乗車券購入証の使い方

    JR乗車券購入証には、予備がついています。
    2割引のものには2枚、3割引のものには3枚、更新会員用には5枚あります。これらの予備は、次の場合にのみお使いいただけます。

    • 1.ナンバーの入ったJR乗車券購入証により購入した乗車券類のすべてを払いもどして、再度乗車券類をお求めになる場合。
    • 2.ナンバーの入ったJR乗車券購入証が誤記、汚損、破損等で使用できなくなった場合。
    • 3.ナンバーの入ったJR乗車券購入証の運賃・料金欄に、必要事項を書ききれない場合。

    書き間違えた時の対応


    記載事項の一部を訂正したい場合は、その訂正箇所に認印を押印してください。認印を所持していない時は、自署(サイン)をしてください。