トレたび JRグループ協力

2021.03.29鉄道185系の思い出をめぐるスタンプラリーに参加してみた

昭和・平成・令和を駆け抜けた40年。185系の思い出にひたってみよう

2021年3月12日。40年走り続けたある車両が惜しまれつつも定期運用の引退を迎えました。
その名は「185系」。特急「踊り子」や「湘南ライナー」、そして臨時快速「ムーンライトながら」など、1981年の国鉄時代から幅広く運用された車両です。古参の鉄道ファンから「青春18きっぷ」を持って全国をめぐった旅人、そして通勤・通学で毎日のように使った人々まで、いろいろな方面から愛されてきました。

このたび、定期運用を終えた185系を懐かしむべく「~スマホでその勇姿を集めよう!~ 185系思い出めぐりスタンプラリー」が開催されています。なんとスマートフォン1台あれば参加できてしまう、まさに新時代のスタンプラリー。185系にお世話になった身としては、この思い出めぐりに参加しない手はありません。というわけで、実際にスタンプを取りに行ってみました。

  • 提供:JR東日本 東京支社

「185系」って何?


特急「踊り子」

185系が登場したのは1981年のこと。今から実に40年前、まだ「JR」が「国鉄(日本国有鉄道)」だったころの話です。
もともと、185系は東海道本線の急行・普通列車に使用されていた車両・153系の置き換えとして計画されていました。しかし、開発段階で盛り込まれたある新機軸が185系の運命を決定づけます。それは、「単に急行・普通列車用の車両を置き換えるのではなく、特急にも対応できる新しい車両を開発する」というもの。この斬新なアイディアは、国鉄史上初めての設計思想でした。


新特急「あかぎ」

そんな新しい車両として開発された185系は、1981年3月に急行「伊豆」や普通列車としてデビューします。そして同年のうちにさっそくL特急「踊り子」が登場、翌1982年には耐寒耐雪構造等を備え新前橋電車区に配置と、まさに「特急・急行列車から通勤・通学時の普通列車まで、幅広い用途に使用できる」というコンセプトに即した活躍を見せました。
さらに、1985年には写真の「あかぎ」をはじめとする上野駅発着の急行列車を格上げした新しいスタイルの特急「新特急」、1986年にはスキー専用列車として冬の風物詩となった「シュプール号」、そして通勤時の着席サービスとして運転を開始した「湘南ライナー」など、これまでになかった形の運用をも可能にする鉄道車両として新時代を築いたのです。


国鉄特急シンボルマーク

185系を特徴づけるのが、先頭車両に取り付けられているこのマーク。オールドファンにはおなじみ、「国鉄特急シンボルマーク」です。
金色と銀色に輝く「翼」をモチーフにするこのエンブレムは1958年以降に国鉄が製造した特急形電車・特急形気動車に取り付けられたもので、かつては新時代の特急型車両の象徴とも言える存在でした。そして今では、長きにわたって人々を運び続けたことの証明として燦然と輝いています。


そんな185系も、2021年3月13日のダイヤ改正で定期運用を引退することとなりました。
といっても、これで永遠に185系の走る姿が拝めなくなるわけではありません。これからは関東エリアを中心に、臨時列車として運用される予定です。
たとえば4月から5月にかけては臨時快速「あしかが大藤まつり1~4号」として、6月には臨時快速「鎌倉あじさい号」としての運転が発表されています。

  • 社会情勢の変化等により、今後の運転計画は変更となる場合があります。

スタンプラリーに行ってみた


185系の思い出を振り返るべく、JR東日本は3月25日から「~スマホでその勇姿を集めよう!~ 185系思い出めぐりスタンプラリー」を実施しています。
スタンプラリーといっても、はんこにインクをつけて手帳に押して……というものではありません。
スマートフォンでQRコードを読み込んでWEB上でスタンプを手に入れるという、「新時代の車両」だった185系を記念するにふさわしい「新時代のスタンプラリー」です。
スマートフォン1台あれば事足りるので、通勤の途中などでも気軽に参加できます。さっそく、スタンプをゲットしに行ってみました。

まずはスタンプをゲット


マップで緑色に塗られているのは「踊り子エリア」

スタンプラリーのQRコードが設置されるのは、185系にゆかりの深い「踊り子エリア」を中心とする17駅です。
さっそく「踊り子」の始発駅のひとつでもある東京駅に行ってみると……。


丸の内地下南口改札外の「動輪の広場」にて、ポスターを発見!
なるほど、ポスターには目立つように2つ、QRコードが印字されています。どちらも同じものなので、どちらを読み取ってもOK。


QRコードでスタンプをゲットするなんて、そんなSFみたいなことができるんでしょうか。ちょっとドキドキしますね。
では、さっそく読み取ってみましょう……!


湘南ライナー」をゲットできました!
ヘッドマークも鮮やかな185系が画面に立ち現れてきます。これ、とってもグッときます。まさか、自分のスマートフォンの中に「湘南ライナー」をゲットできる日が来るとは……。感無量です。ワクワクです。早く次の駅に回りたくなってきた。

まずはクリアファイルをゲットしよう


このようにして駅を周り、スタンプをゲットしていくと、集めた数に応じて賞品が受け取れるようになります。
まずは、「踊り子エリア」に含まれている駅の中から6駅のスタンプを集めて、さらにゴールとなるNewDaysの店舗でSuicaなどの交通系電子マネーを使ったお買い物(税込300円以上)をするともらえるのが、踊り子エリア6駅賞「185系オリジナルクリアファイル(A5サイズ)」(先着5,000名)。このスタンプラリーでしかゲットできません!


185系オリジナルクリアファイル(表)

185系オリジナルクリアファイル(裏)

表には185系のさまざまな勇姿が、そして裏にはおなじみ「国鉄特急シンボルマーク」がデザインされています。うっ、カッコいい。
こんなにたくさん、おそらくいろんな時代に撮られたであろう写真を見ていると、よく乗っていたあのときを思い出してなんだかホロリときてしまいます……。改めて、185系、ほんとに定期運用を引退しちゃったんですね……。

抽選に参加しよう

6駅だけじゃ止まれないですよね。ここから先は、スタンプを集めた数に応じて抽選に応募できるようになっています。
まず、「踊り子エリア」12駅すべてのスタンプを集めると応募できるのが踊り子エリア12駅賞「ありがとう185系 記念プレート」。抽選で100名に当たります。


ありがとう185系 記念プレート

種別札(サボ)を思わせるデザインで作られた、こちらもこのスタンプラリーオリジナルの賞品です。「L特急」のマークと、この独特のフォントが心憎いですね。
しかもなんとこのプレート、鉄製なんです。こちらのツボをわかってるとしか言いようがありません。手触りと重みを楽しんでいるだけで休日が終わること請け合いです。

一方、17駅すべてのスタンプを集めると応募できるのがコンプリート賞「185系 鉄道古物」。抽選で85名に当たります(そう、「ありがとう185系 記念プレート」と合わせて「185名」に当たるのです!)。


A賞 国鉄特急シンボルマーク(エンブレム)…1名

B賞 愛称表示幕(1ロール)…1名

C賞 行先表示幕(1ロール)…5名


D賞 車内の銘板等詰め合わせ…8名 ※写真は一例です。内容はおまかせとなります。

E賞 カーテンセット…30名 ※カーテン・金具・カーテンをまとめるフックの3点セットです。

F賞 帽子かけ…40名

これらはなんとなんと、廃車になった185系から取り外した実際の車両部品。えーっ、そんなのもらっちゃっていいんですか!!
公式HPには「※実際に使用していたものなので、経年劣化等により傷や汚れ等があります。」とありますが、それはむしろご褒美では。テンションが高まります。
古物の内訳は「国鉄特急シンボルマーク(エンブレム)」や「愛称表示幕(1ロール)」といった誰もが欲しがる超貴重アイテムから、「帽子かけ」という実にマニアックなものまで。
185系の帽子かけを家の玄関に装着することを考えると相当ウキウキしてしまいますね。人が来たら絶対に自慢します。

  • 部品の指定や交換はできません。
  • 「コンプリート賞」内の各賞は重複応募できません。

スタンプを集めるごとに思い出がよみがえる

東京駅では「湘南ライナー」がゲットできましたが、駅によってスタンプとなる列車は異なります。これも、幅広く活躍した185系ならでは。
ホームライナーに特急、新特急、急行、そして通勤・通学に使われた普通列車まで様々な顔が出てくるこのスタンプラリーでは、まるでスタンプを一つ集めるたびに乗っていたころの思い出が一つよみがえるような、そんな気持ちになります。
鉄道のオールドファンもかつて日常的に乗っていた人も、愛すべき185系のいろいろな顔を集めてみてはいかがでしょうか。懐かしい記憶と新しい発見が、ともにやってくるかもしれません。

「~スマホでその勇姿を集めよう!~ 185系思い出めぐりスタンプラリー」開催概要

開催期間:
2021年3月25日(木)~5月9日(日)

開催場所:
関東の17駅(東京駅・品川駅・川崎駅・横浜駅・大船駅・小田原駅・湯河原駅・熱海駅・伊東駅・伊豆急下田駅・三島駅・修善寺駅・前橋駅・高崎駅・古河駅・大宮駅・上野駅)
※期間中は始発~終電の時間帯でQRコードの読み取りが可能です。ただし、伊豆急下田駅は始発~22時30分頃までとなります。
 また、最終日は全駅16時までとなります。

賞品:
(1)踊り子エリア6駅賞「185系オリジナルクリアファイル(A5サイズ)」(先着5,000名)
<ゴール店舗>
NewDays アトレ川崎北口店(川崎駅北口改札外)
NewDays シァル横浜店(横浜駅 中央通路)
NewDays 横浜中央店(横浜駅 中央通路)
NewDays 大船南口店(大船駅南口改札外)
NewDays 小田原中央店(小田原駅 JR改札外正面)
NewDays 熱海店(熱海駅改札外「ラスカ熱海」1階)
※引換時間は5月9日(日)までの毎日10~17時です。
※なくなり次第終了となります。

(2)踊り子エリア12駅賞「ありがとう185系 記念プレート」(抽選100名)
(3)コンプリート賞「185系 鉄道古物」(抽選85名)
※応募期間は2021年5月9日(日)23時59分までです。
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。また、賞品は2021年5月下旬以降の発送を予定しています。

  • 必ずSafariまたはGoogle Chromeで開いてください。QRコードリーダーアプリなどで開くと正常に動作しない場合があります。
  • Safariをご利用の方はプライベートブラウズを「オフ」にしてご参加ください。
  • Google Chromeをご利用の方はシークレットモードを「オフ」にしてご参加ください。
  • スタンプラリー参加中はブラウザの履歴データを消さないでください。
  • Cookieの受け入れ設定を有効にしてからご参加ください。
  • スマートフォン端末本体およびSafari・Google ChromeのGPS機能をオンにしてからご参加ください。
  • 推奨環境はiOS12.0以上、Android5.0以上のスマートフォン端末となります。パソコン・タブレット・フィーチャーフォンではご参加いただけません。

185系の写真展も開催中


東京駅のグランルーフでは「メモリアル185系おもいで館写真展」も開催されています。
写真はJR東日本の社員自身が撮影したもの。運転した人や駅で迎えた人の視点から思い出を振り返るのも、なんだか嬉しい気持ちになります。
東京駅には先ほど紹介した通りQRコードも設置されているので、取得するときにこちらにも足を向けてはいかがでしょうか。
もしかしたらあなたの知らない表情の185系と出会えるかも。

「メモリアル185系おもいで館写真展」開催概要

開催期間:
2021年3月25日(木)~5月9日(日)

開催場所:
東京駅 グランルーフ地下1階


写真展の詳細はこちら



メモリアル185 特設サイト

  • 写真・画像はすべてイメージです。
  • QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  • 掲載されている情報は2021年3月現在のものです。
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