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2023.02.13鉄道新幹線って何種類ある?全国を走る全10路線一覧と列車の違いを紹介

全国の新幹線をまとめました

全国の都市を結ぶ「新幹線」。どれくらいの種類があるかご存じですか?
新幹線は同じ路線の中でも、さまざまな種類の列車が走っていて、区別が難しいですよね。

この記事では、全国の新幹線一覧と各路線を走る列車の詳細をご紹介します。

この記事を読むと分かること

  • 全国の新幹線一覧
  • 路線ごとの特徴
  • 新幹線が走っている区間
  • 停車駅
  • 車両
  • そもそも新幹線とは?

全国の新幹線一覧

全国を走る新幹線は全部で10路線です。

路線名 運転区間 列車 車両
北海道新幹線 新青森駅~
新函館北斗駅
はやぶさ
はやて
E5系
H5系
東北新幹線 東京駅~
新青森駅
はやぶさ
やまびこ
なすの
はやて
E5系
H5系
E6系
E2系
E3系
秋田新幹線 盛岡駅~
秋田駅
こまち E6系
山形新幹線 福島駅~
新庄駅
つばさ E3系
1000番代・2000番台
上越新幹線 大宮駅~
新潟駅
とき
たにがわ
E7系
E2系
東海道新幹線 東京駅~
新大阪駅
のぞみ
ひかり
こだま
N700A
N700S
北陸新幹線 高崎駅~
金沢駅
かがやき
はくたか
あさま
つるぎ
E7系
W7系
山陽新幹線 新大阪駅~
博多駅
のぞみ
みずほ
ひかり
さくら
こだま
N700A
N700S
700系7000番代
N700系7000・8000番代
500系
九州新幹線 博多駅~
鹿児島中央駅
みずほ
さくら
つばめ
N700系7000・8000番代
800系
西九州新幹線 武雄温泉駅~
長崎駅
かもめ N700S

同じ路線の中にも何種類か名前の違う列車が走っていますよね。
例えば、東京駅から新大阪駅に向かうとき乗車するのは東海道新幹線ですが、東海道新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」の三つの列車が走っています。

では、「のぞみ」「ひかり」「こだま」はなにが違うのでしょうか?

それは「走る区間」「停車駅」「速さ」の違いです。

それでは、路線ごとに走っている列車と列車ごとの違いをご紹介します。

北海道新幹線


北海道新幹線

北海道新幹線の列車は「はやぶさ」「はやて」の2種類。
東北新幹線と一体的に運行されており、東北新幹線内での最高速度によって、ふたつの愛称があります。

区間:新青森駅〜新函館北斗駅
列車の種類:はやぶさ、はやて

はやぶさ

「320km/h運転可能な盛岡駅以南から直通してくる列車」が北海道新幹線の「はやぶさ」です。新青森駅〜新函館北斗駅間ノンストップ便のほか、木古内駅に停車する列車、奥津軽いまべつ駅と木古内駅の両方に停車する列車があります。


北海道新幹線 はやぶさ/H5系

【使用車両】
E5系、H5系

【はやぶさの停車駅】
新青森駅・奥津軽いまべつ駅(一部列車)・木古内駅(一部列車)・新函館北斗駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)、グリーン車(指定席のみ)、グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系:普通車(U1〜U28編成)A・E席、最前列・最後列、(U29〜U45編成)全席/グリーン車、グランクラス全席
H5系:全席

【車内販売】
なし

はやて

車両は「はやぶさ」と同じで、所要時間も変わりませんが、盛岡駅〜新青森駅〜新函館北斗駅間のみ運行の列車は320km/h運転を行なう区間が存在しないため「はやぶさ」を名乗らず、「はやて」の名称で運行されています。

新青森駅〜新函館北斗駅間と盛岡駅〜新函館北斗駅間に1往復ずつ設定されており、下りは早朝、上りは夜間のみの設定なので、とてもレアな存在となっています。


北海道新幹線 はやて/H5系

【使用車両】
E5系、H5系

【はやての停車駅】
新青森駅・奥津軽いまべつ駅・木古内駅・新函館北斗駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)、グリーン車(指定席のみ)、グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系:普通車(U1〜U28編成)A・E席、最前列・最後列、(U29〜U45編成)全席/グリーン車、グランクラス全席

【車内販売】
なし


北海道新幹線の詳細はこちら


北海道新幹線H5系「はやぶさ」「はやて」についてもっとくわしく

北海道新幹線H5系「はやぶさ」「はやて」 - 新青森駅から北の大地を目指して快走する新幹線。津軽海峡の海底を青函トンネルで通過(THE列車)

東北新幹線


東北新幹線

区間:東京駅〜新青森駅
列車の種類:はやぶさ、やまびこ、なすの、はやて

東北地方の主要都市を結ぶ東日本の大動脈。

グリーン車を超えるグレードのグランクラスを連結した列車があるかと思えば、北関東の通勤路線としても機能する多彩な魅力があります。

運行区間と最高速度及び自由席の有無によって愛称が分かれています。

はやぶさ

全列車が大宮駅〜仙台駅間をノンストップで運行。全車指定席で自由席の設定はありません。


東北新幹線 はやぶさ/E5系

【使用車両】
E5系、H5系

【はやぶさの停車駅】
東京駅・上野駅(一部列車)・大宮駅・仙台駅・古川駅(一部列車)・くりこま高原駅(一部列車)・一ノ関駅(一部列車)・水沢江刺駅(一部列車)・北上駅(一部列車)・新花巻駅(一部列車)・盛岡駅・いわて沼宮内駅(一部列車)・二戸駅(一部列車)・八戸駅(一部列車)・七戸十和田駅(一部列車)・新青森駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列(H5系とE5系の一部編成は全席)

【車内販売】
あり(※グランクラスのサービス詳細はこちら

やまびこ

東京駅〜仙台駅・盛岡駅間で運行されている自由席もある列車です。東京駅〜仙台駅間は停車駅のパターンがとても多く、大宮駅と福島駅のみ停車する列車もあれば、すべての駅に停車する列車もあります。一方、仙台駅〜盛岡駅間は原則としてすべての列車が停車。


東北新幹線 やまびこ/E2系

【使用車両】
E5系、E6系、E2系

【やまびこの停車駅】
東京駅・上野駅(一部列車)・大宮駅・小山駅(一部列車)・宇都宮駅(一部列車)・那須塩原駅(一部列車)・新白河駅(一部列車)・郡山駅(一部列車)・福島駅・白石蔵王駅(一部列車)・仙台駅・古川駅・くりこま高原駅・一ノ関駅・水沢江刺駅・北上駅・新花巻駅・盛岡駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系、E6系:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列(E5系の一部編成は全席)
E2系:なし(一部編成:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列)

【車内販売】
なし

なすの

東京駅〜那須塩原駅・郡山駅間で運行されている、近距離・各駅停車タイプの列車です。下りは夕方から夜にかけて、上りは午前中に多く運行されています。

【使用車両】
E5系、E6系、E2系、E3系

【なすのの停車駅】
東京駅・上野駅・大宮駅・小山駅・宇都宮駅・那須塩原駅・新白河駅・郡山駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系、E6系:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列(E5系の一部編成は全席)
E2系:なし(一部編成:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列)
E3系:なし

【車内販売】
なし

はやて

列車種別としては存在しているものの、現在の東北新幹線では1本も運行されていない幻の列車。

北海道新幹線新青森駅〜新函館北斗駅間の列車が、同区間の最高速度が260km/hであるため「はやて」を名乗っているほか、東北新幹線でも臨時列車として運行される可能性はあるので、時刻表などの案内には今も掲載されています。


東北新幹線の詳細はこちら

秋田新幹線


秋田新幹線

区間:盛岡駅〜秋田駅
列車の種類:こまち

秋田新幹線は盛岡駅から田沢湖駅、角館駅、大曲駅を経て秋田に至る路線で、東京駅〜盛岡駅間は東北新幹線に乗り入れています。秋田新幹線の列車は、すべてE6系の「こまち」。停車駅のバリエーションも少なく、シンプルです。

山形新幹線と同様、在来線の線路幅を拡げて、新幹線車両が直通できるようにした「新在直通特急」、通称「ミニ新幹線」です。

こまち

東北新幹線内は、「はやぶさ」と併結して原則として全列車が上野駅・大宮駅・仙台駅・盛岡駅のみに停車。秋田新幹線内では、田沢湖駅・角館駅・大曲駅の3駅停車が基本ですが、1日4本のみ雫石駅に停車するほか、下り最終の「こまち45号」と上り始発の「こまち6号」は、大曲駅のみに停車します。


秋田新幹線 こまち/E6系

【使用車両】
E6系

【こまちの停車駅】
東京駅・上野駅・大宮駅・仙台駅・古川駅(一部列車)・くりこま高原駅(一部列車)・一ノ関駅(一部列車)・水沢江刺駅(一部列車)・北上駅(一部列車)・新花巻駅(一部列車)・盛岡駅・雫石駅(一部列車)・田沢湖駅(一部列車)・角館駅(一部列車)・大曲駅・秋田駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
A・D席、最前列・最後列/全席

【車内販売】
東京駅~盛岡駅(秋田新幹線の車内販売は東北新幹線内のみで、ソフトドリンク類、菓子類などに限られます。)


秋田新幹線の詳細はこちら

山形新幹線


山形新幹線

区間:福島駅〜新庄駅
列車の種類:つばさ

山形新幹線は、米沢、山形、新庄など、山形県内陸部の都市と首都圏とを結ぶ路線で、東京駅〜福島駅間は東北新幹線に乗り入れています。ただし、実は「山形新幹線」という新幹線は正式には存在しません。山形新幹線は、東北新幹線と在来線の奥羽本線とを直通する列車の愛称なのです。

つばさ

おおむね1時間に1本程度運行されており、日中は山形駅止まりと新庄駅直通が交互に運行されます。

停車駅のパターンはシンプルで、米沢駅と山形駅〜新庄駅間は全列車が停車。日中は、赤湯駅とかみのやま温泉駅にもほとんどの列車が停車します。高畠駅だけは2〜3時間に1本しか停車しません。多くの列車は、東京駅〜福島駅間でE2系「やまびこ」と連結して運行されます。


山形新幹線 つばさ/E3系2000番台

【使用車両】
E3系1000番代・2000番代

【つばさの停車駅】
東京駅・上野駅(一部列車)・大宮駅・宇都宮駅(一部列車)・郡山駅(一部列車)・福島駅・米沢駅・高畠駅(一部列車)・赤湯駅(一部列車)・かみのやま温泉駅(一部列車)・山形駅・天童駅・さくらんぼ東根駅・村山駅・大石田駅・新庄駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E3系:[1000番代(L53〜L55)]なし
   [2000番代(L61〜L72)]普通車:A・D席、最前列・最後列/グリーン車:全席

【車内販売】
あり(東京駅~山形駅間のみ)


山形新幹線の詳細はこちら

上越新幹線


上越新幹線

上越新幹線は、首都圏と、群馬県及び新潟県を結ぶ新幹線です。正式な区間は大宮駅から新潟駅間で、東京駅〜大宮駅間は東北新幹線に乗り入れて東京駅〜新潟駅間で運行されています。

区間:大宮駅〜新潟駅
列車の種類:とき、たにがわ

とき

早朝と深夜の運行を除き、全列車が東京駅〜新潟駅間で運行されている中・長距離輸送向け直通列車です。
そのスタイルは列車によってさまざま。完全各駅停車の列車もあれば、ほぼノンストップの列車もあるなど、さまざまなタイプが混在しています。

【使用車両】
E7系、E2系

【ときの停車駅】
東京駅・上野駅(一部列車)・大宮駅・熊谷駅(一部列車)・本庄早稲田駅(一部列車)・高崎駅(一部列車)・上毛高原駅(一部列車)・越後湯沢駅(一部列車)・浦佐駅(一部列車)・長岡駅(一部列車)・燕三条駅(一部列車)・新潟駅

【座席の種類】
普通車(自由席・指定席)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E7系:全席
E2系:[J52〜J69編成]なし
   [J70〜J75編成]普通車/A・E席、最前列・最後列、グリーン車/全席

【車内販売】
あり

たにがわ

各駅停車タイプの列車で、朝夕を中心に東京駅・上野駅〜高崎駅・越後湯沢駅間で運行されています。

【使用車両】
E7系、E2系

【たにがわの停車駅】
東京駅・上野駅・大宮駅・熊谷駅・本庄早稲田駅・高崎駅・上毛高原駅・越後湯沢駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席*自由席のみの列車あり)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E7系:全席
E2系:[J52〜J69編成]なし
   [J70〜J75編成]普通車/A・E席、最前列・最後列、グリーン車/全席

【車内販売】
なし


上越新幹線の詳細はこちら

東海道新幹線


東海道新幹線

東京、名古屋、大阪という日本の三大都市を直結し、1日に最大45万8000人もの人を輸送する大動脈。東海道新幹線の列車は「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類。どの列車もN700AまたはN700Sが使用され、座席配置は全列車同じですが、愛称ごとに使命と特徴は異なります。

区間:東京駅~新大阪駅
列車の種類:のぞみ、ひかり、こだま

のぞみ

速達タイプの、東海道新幹線の主力列車です。停車駅が全ての列車で品川駅・新横浜駅・名古屋駅・京都駅に統一されており、運行本数も多いので時刻表を見なくてもいつでも乗ることができます。


東海道新幹線 のぞみ/N700S

【使用車両】
N700A/N700S

【のぞみの停車駅】
東京駅・品川駅・新横浜駅・名古屋駅・京都駅・新大阪駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
N700A:グリーン車全席及び普通車窓側席/N700S:全席

【車内販売】
あり(詳細はこちら)


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ひかり

静岡駅など中規模都市の駅にも停車する列車です。多くの都市をきめ細かく結ぶ列車となりました。

1時間に2本運行され、1本は山陽新幹線の岡山駅まで直通、もう1本は新大阪駅止まり。停車駅は、1時間に1本停車する駅や2時間に1本停車する駅などが混在し、停車パターンはパズルのように複雑です。


東海道新幹線 ひかり/N700A

【使用車両】
N700A/N700S

【ひかりの停車駅】
東京駅・品川駅・新横浜駅・小田原駅(日中2時間1本)・熱海駅(1日3本)・三島駅(日中2時間1本)・静岡駅(日中1時間1本)・浜松駅(日中1時間1本)・豊橋駅(日中2時間1本)・名古屋駅・岐阜羽島駅(日中1時間1本)・米原駅(日中1時間1本)・京都駅・新大阪駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
N700A:グリーン車全席及び普通車窓側席/N700S:全席

【車内販売】
あり(詳細はこちら)

こだま

各駅停車タイプの列車で、1時間に2本、新大阪駅発着と名古屋駅折り返しの列車が交互に運行されています。


東海道新幹線 こだま/N700A

【使用車両】
N700A/N700S

【こだまの停車駅】
東京駅・品川駅・新横浜駅・小田原駅・熱海駅・三島駅・新富士駅・静岡駅・掛川駅・浜松駅・豊橋駅・三河安城駅・名古屋駅・岐阜羽島駅・米原駅・京都駅・新大阪駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
N700A:グリーン車全席及び普通車窓側席/N700S:全席

【車内販売】
なし


東海道新幹線の詳細はこちら

北陸新幹線


北陸新幹線

北陸新幹線は、首都圏と、富山・石川両県がある北陸地方を結ぶ新幹線です。

路線としては高崎駅〜金沢駅間ですが、東京駅〜大宮駅間は東北新幹線、大宮駅〜高崎駅間は上越新幹線に乗り入れて、運行系統としては東京駅〜金沢駅間で運行されています。

区間:高崎駅〜金沢駅
列車の種類:かがやき、はくたか、あさま、つるぎ

かがやき

上野駅(一部列車は通過)、大宮駅、長野駅、富山駅だけに停車する最速列車で、午前中と夕方以降に運行されています。全席指定席で、自由席はありません。全列車グランクラスが営業しており、一部区間運転の列車を除きアテンダントによる軽食・ドリンクサービスも実施しています。


北陸新幹線 かがやき

【使用車両】
E7系、W7系

【かがやきの停車駅】
東京駅・上野駅(一部列車は通過)・大宮駅・長野駅・富山駅・金沢駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
全席

【車内販売】
あり

はくたか

おおむね毎時1本ずつ運行されている、北陸新幹線の主力列車です。東京寄りの1〜4号車に自由席が設定されています。全列車グランクラスが営業しており、一部区間運転の列車を除きアテンダントによる軽食・ドリンクサービスも実施しています。


北陸新幹線 はくたか

【使用車両】
E7系、W7系

【はくたかの停車駅】
東京駅・上野駅・大宮駅・高崎駅(一部列車)・軽井沢駅(一部列車)・佐久平駅(一部列車)・上田駅(一部列車)・長野駅・飯山駅(一部列車)・上越妙高駅・糸魚川駅・黒部宇奈月温泉駅・富山駅・新高岡駅・金沢駅

【座席の種類】
普通車(自由席・指定席)/グリーン車(指定席のみ)/グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
全席

【車内販売】
あり

あさま

東京駅〜長野駅間で区間運転を行なう列車です。グランクラスは、アテンダントが乗務せず料金が若干割安になります。


北陸新幹線 あさま/E7系

【使用車両】
E7系、W7系

【あさまの停車駅】
東京駅・上野駅・大宮駅・熊谷駅(一部列車)・本庄早稲田駅(一部列車)・高崎駅・安中榛名駅(一部列車)・軽井沢駅・佐久平駅(一部列車)・上田駅(一部列車)・長野駅

【座席の種類】
普通車(自由席・指定席)、グリーン車(指定席のみ)、グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
全席

【車内販売】
なし

つるぎ

富山駅〜新高岡駅〜金沢駅間の短距離輸送を行なう列車で、ほとんどの列車が大阪方面からの特急「サンダーバード」、名古屋方面からの特急「しらさぎ」に接続しています。グランクラスは営業しておらず、乗車できるのは1〜7号車(一部8号車)と11号車のグリーン車のみです。

【使用車両】
E7系、W7系

【つるぎの停車駅】
富山駅・新高岡駅・金沢駅

【座席の種類】
普通車(自由席・指定席)、グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
全席

【車内販売】
なし


北陸新幹線の詳細はこちら

山陽新幹線


山陽新幹線

区間:新大阪駅〜博多駅
列車の種類:のぞみ、みずほ、ひかり、さくら、こだま

大阪から神戸、岡山、広島、山口と中国地方の中核都市を結び、博多に至る山陽新幹線は、1日に平均19万8000人を輸送する高速鉄道です。

東海道新幹線や九州新幹線と相互直通運転を行ない、バラエティ豊かな列車が行き交っています。

のぞみ

東海道新幹線から直通する最速列車で、ほとんどの列車が広島駅または博多駅発着です。通常は1時間に3〜4本運行されていますが、大型連休など多客期には1時間あたり最大6本が運行されます。


山陽新幹線 のぞみ/N700系

【使用車両】
N700A/N700S

【のぞみの停車駅】
新大阪駅・新神戸駅・西明石駅(一部列車)・姫路駅(一部列車)・岡山駅・福山駅(一部列車)・広島駅・徳山駅(一部列車)・新山口駅(一部列車)・小倉駅・博多駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席)

【コンセントの有無】
N700A:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列、N700S:全席

【車内販売】
あり

みずほ

新大阪駅〜鹿児島中央駅間で運行されている「のぞみ」タイプの最速列車。運行本数が少なく、始発駅基準で午前中と夕方以降に8本しか運行されていません。


山陽新幹線 みずほ/N700系7000番代(S編成)

【使用車両】
N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)

【みずほの停車駅】
新大阪駅・新神戸駅・姫路駅(一部列車)・岡山駅・福山駅(一部列車)・広島駅・新山口駅(一部列車)・小倉駅・博多駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席)

【コンセントの有無】
グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列

【車内販売】
あり

ひかり

山陽新幹線の「ひかり」は大きく分けて2種類あります。

ひとつは、東京駅〜岡山駅・広島駅間直通の列車(名古屋駅〜博多駅間、新横浜駅・名古屋駅〜広島駅間もあり)です。

もうひとつは、山陽新幹線内のみで運行され、いくつかの駅を通過する列車です。

しかし、このタイプは九州新幹線の全線開業後はほとんどが「さくら」に置き換えられ、早朝と夜間に下り2本、上り3本しか運行されていません。

【使用車両】
N700A/N700S/700系7000番代(E編成)

【ひかりの停車駅】
新大阪駅・新神戸駅・西明石駅(一部列車)・姫路駅・相生駅(一部列車)・岡山駅・新倉敷駅(一部列車)・福山駅・新尾道駅(一部列車)・三原駅(一部列車)・東広島駅(一部列車)・広島駅・新岩国駅(一部列車)・徳山駅(一部列車)・新山口駅(一部列車)・新下関駅・小倉駅・博多駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席)

【コンセントの有無】
N700A:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列、N700S:全席、700系7000番代:最前列・最後列

【車内販売】
あり

さくら

山陽新幹線の主要都市に停車する九州新幹線直通列車で、1時間あたり1〜2本が運行されています。

【使用車両】
N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)

【さくらの停車駅】
新大阪駅・新神戸駅・姫路駅(一部列車)・岡山駅・福山駅・広島駅・徳山駅(一部列車)・新山口駅(一部列車)・新下関駅(一部列車)・小倉駅・博多駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席)

【コンセントの有無】
グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列

【車内販売】
あり

こだま

各駅停車タイプの列車で、新大阪駅〜博多駅間のほか、岡山駅〜広島駅間、小倉駅〜博多駅間などさまざまな区間で運行されています。


山陽新幹線 こだま/500系

【使用車両】
700系7000番代(E編成)/500系
早朝・夜間のみ:N700A/N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)

【こだまの停車駅】
新大阪駅・新神戸駅・西明石駅・姫路駅・相生駅・岡山駅・新倉敷駅・福山駅・新尾道駅・三原駅・東広島駅・広島駅・新岩国駅・徳山駅・新山口駅・厚狭駅・新下関駅・小倉駅・博多駅

【座席の種類】
700系7000番代:普通車(自由席、指定席)、500系:普通車(自由席、指定席)
N700A/N700系7000番代・8000番代:普通車(自由席、指定席)全車自由席の列車もあり/グリーン車(指定席)

【コンセントの有無】
700系E編成:最前列・最後列、500系:なし
N700A/N700系7000番代・8000番代:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列

【車内販売】
なし


山陽新幹線の詳細はこちら

九州新幹線


九州新幹線 N700系7000番代(S編成)

福岡(博多)、熊本、鹿児島といった九州の主要都市を結ぶ九州新幹線。きめ細かく駅を設置して利便性を高め、日本の伝統文化を駅に取り入れるなど、独自の発達を続けています。

区間:新大阪駅〜博多駅
列車の種類:のぞみ、みずほ、ひかり、さくら、こだま

みずほ

山陽新幹線に直通する九州新幹線最速の列車で、朝夕を中心に1日8本運行されています。

【使用車両】
N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)

【みずほの停車駅】
博多駅・久留米駅(一部列車)・熊本駅・川内駅(一部列車)・鹿児島中央駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列

【車内販売】
なし(3・7号車に自動販売機あり)

さくら

おおむね10〜30分間隔で運行されている、九州新幹線の主力列車です。山陽新幹線に直通する列車と、九州新幹線内のみ運行の列車があり、九州新幹線内では必ずいくつかの駅を通過しますが、すべての駅に1日2本以上停車します。

【使用車両】
N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)/800系

【さくらの停車駅】
博多駅・新鳥栖駅・久留米駅・筑後船小屋駅(一部列車)・新大牟田駅(一部列車)・新玉名駅(一部列車)・熊本駅・新八代駅(一部列車)・新水俣(一部列車)・出水駅(一部列車)・川内駅・鹿児島中央駅

【座席の種類】
N700系7000番代・8000番代:普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)
800系:普通車のみ(自由席、指定席)

【コンセントの有無】
N700系7000番代・8000番代:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列
800系:最前列・最後列

【車内販売】
N700系7000番代・8000番代:なし(3・7号車に自動販売機あり)
800系:なし(4号車に自動販売機あり)

つばめ

各駅に停車する、東海道・山陽新幹線でいえば「こだま」タイプの列車です。九州新幹線のみの運行で、山陽新幹線への乗り入れはありません。

博多駅~熊本駅間の運行が中心で、博多駅~鹿児島中央駅間直通の列車は朝夕を中心に数本運行されているのみ。


九州新幹線 つばめ/800系

【使用車両】
N700系7000番代(S編成)・8000番代(R編成)/800系

【つばめの停車駅】
博多駅・新鳥栖駅・久留米駅・筑後船小屋駅・新大牟田駅・新玉名駅・熊本駅・新八代駅・新水俣・出水駅・川内駅・鹿児島中央駅

【座席の種類】
N700系7000番代・8000番代:普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)
800系:普通車のみ(自由席、指定席)

【コンセントの有無】
N700系7000番代・8000番代:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列
800系:最前列・最後列

【車内販売】
N700系7000番代・8000番代:なし(3・7号車に自動販売機あり)
800系:なし(4号車に自動販売機あり)


九州新幹線の詳細はこちら

西九州新幹線


西九州新幹線

西九州新幹線は、九州新幹線西九州ルート(福岡市・長崎市間)のうち、2022年9月23日に開業した武雄温泉・長崎間の路線です。
武雄温泉駅~長崎駅間を最速23分で繋ぎます。

区間:武雄温泉駅~長崎駅
列車の種類:かもめ

かもめ

東海道・山陽新幹線で活躍しているN700S車両(16両編成)が「かもめ」(6両編成)仕様で運行中。
白の車体にJR九州のコーポレートカラーである赤を配色、インテリアデザインには和洋折衷を取り入れ、「九州らしいオンリーワンの車両」となっています。


西九州新幹線 かもめ/N700S

【使用車両】
N700S

【かもめの停車駅】
武雄温泉駅・嬉野温泉駅(一部列車)・新大村駅(一部列車)・諫早駅・長崎駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)

【コンセントの有無】
全席

【車内販売】
なし


西九州新幹線「かもめ」についてもっとくわしく

西九州新幹線「かもめ」- 武雄温泉駅~長崎駅間が一足先に開業。最新鋭のN700S車両をリデザインした「かもめ」が長崎へ翔び立つ(THE列車)

  • トレたび編集室/編
  • 写真/交通新聞クリエイト
  • 本記事は2022年3月に公開いたしましたが、2023年2月8日にトレたび編集部により情報を更新いたしました。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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