2022.09.15ジパング俱楽部「おしゃれ」について|ジパング世代はどうしてる?
「ジパング世代」の意識調査、大公開!
プレゼント応募時にいただいたアンケート回答のなかから、ジパング世代(60代以上)の回答を集計・公開しています。
今回のテーマは【おしゃれ】について。
ジパング世代のおしゃれへの興味・関心、旅先での服装に関してのアンケート結果をまとめました。おしゃれに関するエピソードも公開!
気になるおしゃれ事情を聞いてみました。
調査期間:2022年6月15日~7月15日
回答者:ホームページプレゼント「雪駄」にご応募いただいた60代~80代の方512名
おしゃれに興味はありますか?
おしゃれに関心はありますか?
おしゃれに関心のある方の男女・年代別グラフ
服を選ぶ際に気にしていることはなんですか?(複数選択可)
- 1位 着心地・動きやすさ 17.7%
- 2位 自分に似合っているか 17.6%
- 3位 価格 11.6%
- 4位 サイズ感 11.0%
- 5位 素材 10.5%
おしゃれに関心のある人が7割超。
年代・男女別に見ると、60代の女性が一番高く関心を持っていることが分かりました。
そして、購入する時に気にすることは、着た時の心地よさや自分の個性を生かすような服装が選ばれているようです。
おしゃれに関心がある方もない方も、流行やブランドで選ぶという方は少ない傾向でした。
おしゃれに関心があるという方のなかでも、若い頃に比べると関心が薄れたという方も。
最近は着たいと思えるような服が見つからない……といったお悩みもいただきました。
旅先のファッション
ジパング世代が旅行ファッションで気を付けていること5選
- ・ しわになりにくいもの
- ・ 洗濯ができるもの
- ・ かさばらないもの
- ・ 動きやすさ、楽に着られるもの
- ・ 寒暖差に対応できるもの
ほとんどの方が、着心地がよく荷物にならないものを選んでいるようです。
70代後半以上の方の回答のなかには、「車に乗る時に楽なもの」「トイレが面倒でないもの」といった意見もありました。
ほかには、
・旅先でのTPOに合わせて、カジュアルにしたり、うんとオシャレをしたり楽しみます。(63歳 女性)
・旅行中はちょっとですが、非日常生活、旅に出た高揚感をファッションに取り入れて、別の自分を大いに味わっています。(63歳 女性)
・ホテルの雰囲気にふさわしいおしゃれと、散策に便利なスポーティーな服装を上手に使い分けています。(66歳 男性)
といったように、いつもとは違う、少し改まった服装で食事などを楽しむ方も。
サングラスや靴、帽子やアクセサリーなどの小物にこだわったり、気分が高揚する服、写真映りがよい服を選ぶなどさまざまな意見をいただきました。
おしゃれに関するエピソード
旅とファッション
- 旅行中は大体同じ物を着ているので、気候が同じだとどこで撮った写真でも服装は同じ。 (74歳 男性)
- 新婚旅行に着ていった一番のお気に入りの洋服を、ずっと保存していたが、最近終活で処分しました。 (71歳 女性)
- 伊豆方面に行った時、南に行くので暖かいと思って行ったら思いのほか寒く、スカーフを購入しました。 (72歳 女性)
- よく服を購入する店の店長に、購入した服を着て撮った観光地の写真を送り喜ばれています。 (68歳 女性)
- 麻のスーツで旅へ出かけたとき、映画俳優かタレントと間違われた(笑)。 (73歳 男性)
こだわりの話
- 流行でなくても、タイトでないAラインまたは抑えたフレアーのロングスカートで深めポケットは必須です。 (64歳 女性)
- 洋服が似合わないので和服で出かけることが多く、洋服を買うことは少ないです。 (79歳 女性)
- 雑誌やお店で、いいなと思うデザインを取り入れて、自分なりの形に変えて服を作ることをやりがいや楽しみにしています。 (69歳 女性)
- 靴にこだわりがあり、現役時代はビジネスシューズを最低5足持ち同じ靴を連続して履かないようにし、毎週末は自分で磨いた。 (74歳 男性)
- ヒョウ柄に凝っていた時期、その柄のコートを着ていたら渋谷でテレビインタビューを受けた。(ヒョウ柄が目について声をかけたとか) (70歳 女性)
- 街中で知らない中高年の人から「赤がよくお似合いね」と時々言われます。デイサービスに勤務していた時、夜にお通夜がありましたが、赤のポロシャツと赤の靴ではさすがに行きにくいので、上司に上着を借りて出席しました。 (78歳 男性)
懐かしいファッションの話
- 毎年、元旦に新品のお洋服を着て家族で初詣に出かけるのが楽しみでした。 (65歳 女性)
- 母が洋裁をしていたので小さい頃からいろいろな服を作ってくれました。懐かしいです。 (70歳 女性)
- 昔気に入って購入した服を娘が今また着ています。流行は戻ってきますね。 (63歳 女性)
- 青春時代は、デザイナーズブランド全盛の時代。「KENZO」「BIGI」「コムデギャルソン」「MOGA」とおしゃれしまくっていました。大いに背伸びをして、大人を演じていました。今は、背伸びをすることもなく、質素に日常生活を送っています。 (63歳 女性)
- 青春時代にファッション誌『MEN'S CLUB』に触発されて、年に一度、「ブルックスブラザーズ」や「バーバリー」のお店でボーナス払いでした (69歳 男性)
- 20年前の洋服や、亡くなった母の洋服を捨てられずにしまっていましたが、今のはやりに近い物もあり、捨てないでいて重宝しています。 (63歳 女性)
- 20代前半、「JUN」の白いスーツが欲しくて購入しましたが、結局何となく恥ずかしく、一度も着て外出する事はありませんでした(笑笑)。先日50年ぶりに着てみました。まだ着ることができ、嬉しかったですね。 (71歳 男性)
愉快なおしゃれの話
- 百貨店で、マネキンが着ていた服が素敵だと思い試着してみたら、まったく違う印象に。がっかりしながらも、鏡に映った自分を見て夫と大笑いしました。 (62歳 女性)
- 肥満解消ダイエットが成功したので、有名ブランドのコートを買いました。裏地の模様が素晴らしく、お店でコートを脱ぐのが楽しくなりました。 (72歳 男性)
- 昔気に入って着ていたが、サイズが合わなくなった物をリメイクするのが好きです。リメイクがうまくいくと、とても嬉しいです。 (73歳 女性)
- 若い頃は、スティーブ・マックイーンやポール・ニューマンのファッションをまねていました。 (71歳 男性)
- 空港の手荷物検査の列に、白いホットパンツの若い女性が、長い素足を惜しげもなく見せて並んでいました。それ、50年前の私と同じなんですけど!! (67歳 女性)
- 還暦前辺りから、バック、財布など小物に始まりこの頃はピンク色のコート、白い上着に花柄のスカートなどの明るい色の服を着て、娘(36歳)より派手と言われています。(68歳 女性)
- 衣替えの整理中。最近購入したジャケットをしまう際、昔購入したらしい、一度も袖を通していない、色柄そっくりのものがクローゼットの奥から出てきてびっくり。 (78歳 男性)
- ミニスカートがはやり始めた時、毎年毎年裾を10センチずつカットして詰めていきました。そしたら、翌年はミディやマキシム(長い丈)がはやりだしました。 (73歳 女性)
- グループで台湾へ。空港で私一人留め置かれ、念入りな身体検査。黒の衣装でカッコよく決めたはずが、ヤクザと思われたらしい。決めすぎた! (70歳 男性)
- 51年前、働き始めて1年。初めてもらったボーナスに少し貯金を加えて、給料2か月分近くを奮発して買った「ピエールカルダン」のデザインのスーツとドレスシャツに身を固めた私は、目当ての娘がいるスナックに張り切って出かけました。笑顔の対応に舞い上がり調子に乗って飲みすぎ、千鳥足での帰り道で思いっきり転倒。スラックスの膝がカギ裂けに……! 何度かの引っ越しでも捨てられず10年ほど持ち歩きました。悲しい、でも懐かしいスーツと青春の想い出です。 (72歳 男性)
まとめ
いただいたエピソードのなかで、ひと際目立っていたのが「アイビーファッション」。
・昔、アイビールックがはやり、長いこと箪笥にしまってあったシャツが懐かしく思い出され。今でもあったら着られるかな (73歳 女性)
・団塊の世代で学生時代はアイビーファッション、社会に出てトラディショナル、ブランドは「VAN」、「J.PRESS」を一貫して貫いてきた。 (73歳 男性)
と性別問わず、かなりの流行だったことがうかがえました。
もうひとつは、「ミニスカート」。
・昔、ミニスカートがはやったことがあった。ミニスカートしか売ってない時代で、すべての女性がミニスカートをはいていた。 (68歳 女性)
こんなに流行していたなんてビックリです!
ジパング倶楽部会員のみなさんは、若い頃にアイビールックでおしゃれをした自慢のお写真がありましたら、「会員コーナー」の「思い出写真館」までお送りください。応募フォームはこちら