トレたび JRグループ協力

2022.12.15ジパング俱楽部「ペット」について|ジパング世代はどうしてる?

プレゼント応募時にいただいたアンケート回答のなかから、ジパング世代(60代以上)の回答を集計・公開しています。
今回のテーマは【ペット】について。

ペットを飼っていますか?  ペットと旅行したことはありますか?
ペットにまつわるエピソードも紹介します。

調査期間:2022年9月15日~10月14日
回答者:ホームページプレゼント 「全国共通おこめ券」にご応募いただいた60代~90代の方812名



Q1. ペットを飼っていますか?

ペットを飼ったことがある・今も飼っている方は全体の約8割!


過去に飼っていた(今は飼っていない)57.3%、現在飼っている23.6%、飼ったことがない19.1% 約8割の方が「ペットを飼ったことがある」と回答

ペットを飼っている・飼っていたことがある方は約8割。

現在ペットを飼っているという方に「どんな生き物を飼っていますか?」というアンケートをとったところ、

1位はダントツで犬。トイプードルなどの小型犬が人気です。

2位は猫。ほとんどの方がミックス(雑種)を飼っているようですが、ベンガル・ロシアンブルー・スコティッシュフォールドなどさまざまな世界の猫の名前があったことが特徴的でした。

3位は観賞魚、なかでもメダカを飼っている方が多いようです。

以降は、鳥類・犬や猫以外の小動物・爬虫類・両生類・昆虫と続きました。

Q2. 旅行や移動でペットと一緒に公共交通機関を利用したことはありますか?  困ったことはありましたか?


ある 13.0%、ない87.0%

公共交通機関でペットと移動するのは難しいようで、利用経験のある方はわずか約1割程度。

ペットを「荷物」扱いしなければならなかったり、ずっと一緒にいることが難しい場合は、周囲へ迷惑をかけないか、ペットにストレスがかからないかといった不安があることは容易に想像できます。

利用したことがある方も、「列車内で吠えた」「猫が車内で泣き止まなかった」と困ったり、実際に鳴いていなくても「混んでいたので、吠えると迷惑をかける」「犬が吠えたらどうしようか」と常に気を遣っていたということでした。

ペットと利用したことのある公共交通機関は?


鉄道50.7%、タクシー17.8%、バス12.3%、飛行機11.6%、船6.2%、そのほか1.4%

半数以上が鉄道を利用したことがありますが、飛行機や船の利用はわずかでした。

場合によっては長時間離ればなれになってしまったり、基本的にはケージから出すことができず、ペットにも飼い主も不安が多い公共交通機関での移動。

「新幹線でケージから出してあげたいので、有料でいいから個室があれば!」という意見もありました。

Q3. ペットを旅行に連れて行ったことはありますか?


ある24.8%、ない75.2%

ある、と答えた方は、約2.5割。愛犬と一緒に旅をする方が多いようです。

ない、と答えた方が旅行に行く際は、ペットホテルや病院に預けることが多く、その次は家族や知人・友人に預けたり様子を見に来てもらったりするということでした。
また、どこにも預けず「お留守番」してもらう、「日帰り旅行にする」「ペットがいる間は旅行はしない」という方も。

 

ペットを旅行に連れて行ったことのある方に、ペットと泊まれる宿について、感想を聞きました。

ペットと泊まれる宿を利用してよかったことは?

  • ケージ、トイレ(シート)、排せつ物用の袋、おやつ、消臭スプレー、タオルなど一式揃っていた。犬用ご飯も種類と量が選べた。(64歳 女性)
  • 館内も部屋も犬と一緒に気兼ねなく過ごせた。広いドッグランがいくつかありホテルの周りも自然豊かで散歩も気持ちよかった。(66歳 女性)
  • ペットと家族風呂に入れて川の字で寝られたこと。(68歳 男性)
  • 家族と同じだから、心配せず安心して楽しい旅行ができました。(74歳 女性)

ペットと泊まれる宿を利用して困ったことは?

  • 食事の時は部屋に置いていかなくてはならなかったので心配だった。
  • ほかの犬の臭いが気になるようで落ち着かなかった。
  • 夜に吠えてうるさくしてしまった。
  • トイレを失敗してしまった。

設備が充実している宿も増えているようですので、ペットの個性を考慮して計画すれば楽しい家族旅行ができそうです。
宿によってルールやペット同伴の制限があるので、予約の際は事前確認を。

Q4. ペットに関するエピソードを教えてください

こどもの頃飼っていたペットとの思い出

  • 当時、鍵っ子の私が学校から帰ってくると、なぜか外に遊びに行っていた猫も帰ってきて、玄関の外でいつもじゃれていました。友達が少ない私にとって弟みたいな存在で、癒やされていたのを覚えています。そんな猫も私が大学に入ると、まるで「もう役目は終わった」とでもいうように姿を消し、家に帰ってこなくなりました。寂しく思うとともに「ありがとう」という気持ちでサヨナラしたのが、私の思い出です。(66歳 男性)
  • 小学5年の時、修学旅行から帰宅した私は、誰よりも先に飼い犬のロミーにただいまの挨拶! すると、なんとロミーは初めての出産途中でした。修学旅行の疲れも忘れて、ロミーの9匹の出産を見守りました。感動でした!(63歳 女性)
  • 小さい頃、クロという真っ黒な猫を飼っていて、ネズミを退治するのが上手だったのを覚えています♪(71歳 女性)
  • 私以外の家族はセキセイインコが大好きでした。私もカゴの外から見るのは大丈夫でしたが、カゴから出して手や肩に乗せるのは大の苦手。なんとも言えない温かい感じと足の指で留まられる感覚がゾッとしました。父親から半ば強制的に乗せられるのが本当に嫌でした。きっと慣れさせようとしたのだと思いますが…。(62歳 女性)
  • 公共交通機関でペットと一緒に移動など考えられなかったこどもの頃、「リコ」と名付けたスピッツ系の雑種犬を飼っていました。大阪から広島へ引っ越すことになりましたが、リコは木枠に入れられての貨物扱い。引っ越し先の五日市駅でリコを受け取った直後、リコは駅前のすぐ脇で砂地に穴が開くほどの勢いで長く大量のオシッコをしました。丸一日我慢していたのかと思うと、なんとも愛らしく、かわいそうな事をしたと今でも思い出します。(62歳 女性)
  • 小さい頃からいつも犬を飼っていました。小学生の頃は犬が遊び相手。犬の体に毛布を巻いてもらい、おんぶ紐で背中に背負って遊んでいました。小さい頃はヒヨコ、アヒル、金魚、近所のヤギはいつも友達でした。(75歳 女性)
  • ジュウシマツを飼っていたが、巣草を入れてやると丹精して巣を作る、その姿に本当に感動した。卵を温める姿も心温まる。実際すきをみて巣に手を入れてみたが、その時の温かさ、忘れない。(72歳 女性)
  • 終戦直後、小学生5年生の頃、ウサギを飼っていました。毎日の餌の草取りが大変で、大きくなったと思っていたら突然いなくなり大泣きしていると、父に言われました。「ウサギは天国に行った」と。食料不足時代でしたので食卓に上ったのでしょう。(87歳 男性)

旅先のペットの話

  • 旅先で出会った犬は、犬用のカートに乗っていました。電車にも同乗できるんですね。わが家の老犬も一緒にお出かけできるといいと思いました。(64歳 女性)
  • 泊まった旅館にいた犬が、なぜか私に近寄って来て目の前でお腹を出して「なぜて下さい」という様な仕草をしました。びっくりしましたが、なぜてあげたことが印象的でした。(70歳 女性)
  • ペットと泊まったホテルでは、レストランもペットカートで同席できました。わが家の犬は部屋で待っていましたが、同席した犬たちはみんな大人しくびっくりしました。また、大型犬何匹も連れている家族も多かったです。(66歳 女性)
  • 泊まりがけの旅行は無理でしたが、日帰りではよく遊びに行きました。泳ぎの好きな犬種で、海や川ではよく遊びました。川などでは自分でボールを落とし、勝手に飛び込んでひとりであそんでました。(74歳    男性)
  • 猫を連れて日本全国を車で旅行している中年夫婦に会いました。その猫は、夫婦が道の駅で食事をしている間、大人しく車内でお留守番。じっと車外を見つめて夫婦の帰りを待っていました。夫婦に話を聞くと、とても聞き分けがよくお利口な猫で、単調な旅程の癒やしになっているそうです。(71歳    男性)
  • 子猫の時、家に置いていかれず車にトイレを積んでキャンプ場に行きました。当時は首輪に紐でしたのでスルッと逃げられて(笑)追いかけ回して捕まえるのが大変でした。観光地ではキャリーケースに入れて移動したのですがみなさんにかわいい❤️と言っていただき、大モテでした。(69歳 女性)
  • こどもが小さい頃は旅行に車を使っていて、友人の別荘に泊まりがけで家族が招かれた時「犬OK」ということで初めて飼い犬を車に乗せて移動しました。車の後部座席の全開の窓の下枠に鼻先だけ出してちょこんと顔を乗せ、はじめて見る車からの景色を目をきょろきょろさせながら一生懸命に眺めていた姿が忘れられません。(72歳 男性)

ペット自慢!

  • 離れて暮らす家族に会うため、初めて新幹線に犬(ポメラニアン)との移動、長時間になるので鳴かないかと心配してましたが、ずっと寝ていたのでよかったです。その後も何度か連れて行き来しましたが列車の揺れが心地よいのか、いつもおとなしくしていてくれます。(64歳 女性)
  • 先住犬二匹が老衰で亡くなりもう飼わないつもりでしたが、保護犬に恵まれ11才の子と一緒に暮らしています。とても人懐こい頭のいい子です。(68歳 女性)
  • 数年前ですが、真っ黒なネコを飼っていて夜はいつも私の足もとで寝ていました。私が旅行中、どこで寝るのかな? と気になり、帰って留守番をしていた娘に聞くと「私の足元で寝ていたよ」とのこと。その夜、どっちに行くかな? と思っていたら、私の足もとでコトンと倒れこむように寝始め、なんだかおかしく、かわいかったです。(80歳 女性)
  • 水が枯れてしまう用水路から、掬ってきた黒めだかを、10年以上飼い続けています。(72歳 男性)
  • 主人が保護センターから犬を貰ってきました。旅行ができなくなるからと反対したところ、私と誕生日が同じ日だと言われ、運命的な出会いかもと思い飼うことに同意しました。後から出まかせだったと分かったけど、とてもかわいくて、主人の嘘が今はうれしいです。(70歳 女性)
  • 柴犬は「飼い主に忠実であまり人懐こくない」と言われますが、飼い主以上に誰でも大好きで、お医者さんまで大好きでした。予防接種でも病気で大学病院に連れていっても、白衣のお医者さんや学生さんにも飛びついて白衣に足跡をつけてしまうほどでした。だからよく「この子は雑種だね?」と言われていました。何歳になっても落ち着くことなくいつも飛び跳ねていました。癌になって、できるだけの事はしましたが亡くなってしまいました。今でも家族で話題になるペットです。(68歳 女性)
  • 飼い主が勤務日か休日かを察することができる。外飼いだったが、直面せずに朝の散歩を促すのは休日のみだった。(72歳 男性)
  • 高齢犬ですが毛並みがきれいです。寝ている事が多いですが、食欲ありで散歩にも行きます。目薬をさすのを嫌がりますが、頑張っています。偉いです。(69歳 女性)
  • 「パル君」。朝晩の見送り、出迎えを元気よく14年間続けてくれてありがとう。思い出が多すぎて次のペットは飼えないよ。(73歳 男性)
  • 10年以上、わが家でカメを飼っておりました。名前を呼ぶと、首を長く伸ばして、近寄って来ました。とってもお利口さんで、足が速い! のろまなカメでは、ありませんでした。(65歳 女性)
  • 「あんこちゃん」という名前のウサギを飼っています。息子が里親制度で探して来たのですが、いざ飼ってみたら「チモシー(牧草)アレルギーで飼えない」と家に置いていきました。飼ってみるとお利口で、必ずケージの中のトイレ以外で粗相する事もなく、教えるとお手もするし、朝はカーテンを必死で開けようとしてくれるし、「ネンネよー」と言うと急いでケージに入っていい子にしてるので、こちらの言う事がよく分かりとてもかわいいです。(62歳 女性)
  • ペットというより「家族の一員」のわが子が2匹います。毎朝、毎晩、一緒に散歩して、私の健康も維持されている気がします。いるだけでかわいいし、癒やしてくれてます。一匹はツンデレで、スキンシップしてあげると喜びます。もう一匹は、みずから甘えてきます。体の一部を私に寄りかけてきて可愛いです。お互いいつまでも元気で過ごしたいです。(67歳 女性)
  • 朝起きて、メダカの水槽の近くによると、「早くエサをちょうだい!」と言わんばかりに、寄ってきてかわいいです。(76歳 女性)
  • 息子が小学生の時大の虫好きで、セミが孵化して夜中に友達を呼んだり、カマキリが特に好きで、朝目が覚めたらカマキリの幼虫が卵からかえり部屋中にカマキリがふわふわ飛んでいた時は家族中驚いたものです。(72歳 女性)
  • 猫は「自分勝手で飼い主に媚びず、呼んでも寄って来ない」などと言われていますが、うちで飼っていた猫は呼んだら返事をしてそばに来ますし、こちらが話しかけると鳴き声いろいろで返事してくれました。食卓に猫が乗ったときに「ここはだめ」と言うともう上がることはありませんでしたし、爪とぎもあちこちでされるのは困るので、私たちの寝室の壁だけは爪とぎOKにしたら、寝室の壁はクロスがボロボロになってしまいましたが、本当にそこだけで爪とぎするようになりました。また、ドアを開けて欲しい時には誰かが気づくまでドアの前で静かに座っていました。それに気づいて、「開けて欲しいの?」と聞くと「ニャー」と返事するとてもおとなしい性格の猫でした。飼い主が暇そうにしていると必ず膝に上って、そこで寝たり、胸に上って抱っこをせがみ、ずっと肩に顔をのせて引っ付いているかわいい猫でした。そういう性格ゆえなのか、20歳という長生き猫でした。天の星になってしまってからは、そのような猫に出会っておりません。初めてでおしまいの猫でした。(71歳 女性)

まとめ

かわいい家族の話となると筆が止まらない方も多く、いつもより長めのエピソードが多いように感じました。
「とにかくかわいい」「とにかく賢い」といった自慢話も楽しく読ませていただきました。

すでに亡くなってしまったペットの思い出話には、今でも愛情がこもっていて、読みながら自分の亡き愛犬を思い出して涙ぐんだり……。
さまざまなエピソードをいただきましたが、同じエピソードを別々の方からいただきました。
最後にそちらを紹介します。

  • 朝起きたら、飼い猫が自分が寝ていた布団のなかで、こどもを産んでいた。(68歳 女性)
  • こどもの頃猫を飼っていました。朝、目が覚めたら足もとに違和感があったのでのぞいてみると、ふとんの中に猫が寝ていて、こどもを5匹産んでいました。(83歳 男性)
  • 冬に私の布団の中で出産したこと。朝、目が覚めて気づき、ビックリ仰天!(シーツは血だらけ)(68歳 男性)

私もビックリ仰天!
猫を飼っている方には「あるある」なのでしょうか?


そのほかのアンケート結果