トレたび JRグループ協力

2023.08.09ジパング俱楽部「怖い話・不思議な話」|ジパング世代はどうしてる?

プレゼント応募時にいただいたアンケート回答のなかから、ジパング世代(60代以上)の回答を集計・公開しています。
今回のテーマは【怖い話・不思議な話】について。

「いつもと違うアンケートに戸惑った」という方もいらっしゃいましたが、たくさんの回答をいただきました。

最後に、みなさんの体験した怖い話・不思議な話を紹介しています。
怖い話・不思議な話は、幽霊話や怪談だけでなく、虫の知らせや偶然にしてはできすぎた出来事など幅広くいただきましたが、苦手な方はご注意ください。それ以外の方は自己責任で……。

お盆の時期に少しひんやりできるかもしれません。

  • 調査期間:2023年5月15日~6月14日
  • 回答者:「ジェフグルメカード 3000円分」にご応募いただいた60代~80代の方136名



Q1.怖い話は好きですか?


大好き 6.6%、好き18.4%、どちらかというと好き 19.8%、どちらかというと嫌い 39.0%、嫌い 10.3%、大嫌い 5.9%

好きな理由は、「怖い映画やテレビ番組が好き」「(幽霊を)信じていないが、理解できないことに興味がある」「怖い話は、ちょっとワクワクする」と、好奇心をくすぐられるというものが多くありました。

新型コロナウイルスの流行で、妖怪の「アマビエ」が流行ったように、意外と身近なものだったり、「古代の妖怪の話は、何らかの歴史的事実が反映しているのではないかと思うと興味をそそられる。」といったアカデミックなアプローチも楽しそうです。

嫌いな理由は、「(テレビなどで)面白おかしく取り上げられるのが嫌」「気分が暗くなる」といった意見もありましたが、圧倒的に多かったのはやはり「怖いから!」ということでした。

Q2.不思議な体験・怖い体験をしたことはありますか?


ある 36.0%、ない 64.0%

3人に1人は体験したことがある、という結果でした。
意外と多いと思いませんか?

今回は、幽霊話などの怖い話だけでなく、妖怪やUFOの目撃談、 旅行先のパワースポットでの体験、「虫の知らせ」など不思議な体験も含めたアンケートでした。

怪談蒐集をしている人曰く、怪談や怖い話が嫌いな人でも「不思議な体験はありますか?」と聞くと、「そういえば……」「怖くはないけど……」と体験談を話してくれることが多いそうです。

身近な人に聞いてみたくなりました。

Q3.実際に体験した不思議な体験・怖い体験

予知夢・正夢


・最近は見なくなりましたが、夢で飛行機や列車の事故を見ると、翌日実際に起きていることがあって自分でも怖かったです。(68歳 女性)

・亡くなった人が夢に出てくると、何か自身に悪い事が起こります。朝起きてまず、神様にお参りし、自身もしばらく注意します。(73歳 女性)

・母が亡くなる前日に、母が亡くなる夢をみました。(74歳 男性)

不思議な体験

  • 母と泊まったホテルで記念写真を撮ってもらったら、半袖から先の母の右腕が写っていませんでした。(67歳 女性)
  • 武道館で推しのコンサートがあり、おひとりさま旅行を実行。その際、早朝の靖国神社に参拝しました。冬の寒い日で、参拝客はほとんどいませんでした。御神前で目を閉じて手を合わせていると、足元の地面から身体を突き抜けるような感覚がありました。驚いて目を開けると右上に白い龍の姿! じっと私の方を見ています。「え?!」。龍は、舞い上がりどこかへ消えていきました。夢を見たのでしょうか。(60歳 女性)
  • こどもの頃、雨上がりに、草むらで「コロボックル」のようなものに出会いました。だっこちゃん人形のように、小さな細い木につかまっていました。あまりにビックリし、走ってその場から逃げましたが、気になってまた戻ってみたときにはもういませんでした。(66歳 女性)
  • 小さい頃、昔から四国地方に言い伝えられている「犬神」に取り憑かれたことがあります。62年も前の出来事で忘れてしまいましたが、毎晩「犬が来た」とうなされていたと家族が話していました。(71歳 男性)
  • 岐阜の谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)の奥の院まで軽い気持ちで登ったとき、思いのほかの急登に、杖なしで登ったことを後悔しました。奥の院の満願堂に参って、帰る時に気付くと、いつの間にか杖にするのにちょうどいい木の枝を握っていました。そのあたりに立てかけてあった枝を手にしたのでしょうが、手にした瞬間にまったく記憶がありません。どこからともなく、何かに杖を授けられたような不思議な気持ちで、杖をたよりに楽に下山ができました。(72歳 男性)
  • 会社のロッカーを開けたら、亡くなった母の遺品の古い口紅の匂いがしました。「私は今、幸せよ」と呟いたら匂いがしなくなりました。(66歳 女性)

閲覧注意!? 怖い体験

  • いなくなった(たぶん死んでしまった)高齢の飼い猫が、自分の近くを歩いている気配をときどき感じます。(61歳 女性)
  • 40年前、実家を新築中のお盆。私だけ寝ていると、夜中玄関の戸が開いたように感じた。ご先祖様が戻られたに違いない。(65歳 男性)
  • 兄が亡くなり遺骨を部屋に置いて寝た明け方、すごくきれいな人魂がふわふわしていた。(70歳 女性)
  • こどもの頃、焼き場で夜中に監視していて、突然棺桶の遺体が動いた (足が曲がった)。(80歳 男性)
  • 以前、建て増した部屋で寝起きしていると何度も金縛りにあいました。重いものに押し付けられたような状態で、しばらくの間、現実がわかっていながら起きられない状況が続きました。(83歳 男性)
  • 21歳の時、深夜1時の山道を彼女とドライブしていました。突然、車の前面に白い服を着た女性がすーっと現れ、すぐに車の前を横切り消え去りました。しかし、奥深い山の峠付近です。近くに人家はまったくありません。しばらくして2人で「幽霊だ」と顔を見合わせました。今でも忘れられない体験です。(73歳 男性)
  • 今から約60年前、小学校4年生の初夏の夕暮れに、担任の先生と同じ学級の生徒3人で、家庭の事情でしばらく登校していない農家の同級生の家を訪ねました。その帰り道、日が沈み、田舎の細い農道がなんとか見えるほどにあたりは暗くなっていて、私たちは寄り添うようにして街中に向かって歩いていました。うっすらと見える農道の十字路に差しかかった時、私はその十字路の角になんとなく人の気配を感じましたが、何も見えず物音もしないので、気のせいかと思いそのまま歩きました。するとほかの生徒の一人が「さっき、あそこに誰かいたような気がしたんだけど……」と言い出しました。すると全員が『うん……』その後は、誰も何も話さなくなりました。(70歳 男性)

まとめ


ひとりだと「勘違い」「見間違い」で納得できることも、複数人が同時に同じものを見たり感じたりすれば、一気に怖い体験になりますね。

今回、お盆の時期の更新ということで、こういったアンケートを実施しました。

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旅行先で起こった話ならさらに大歓迎! 怪談好きの編集部員がお待ちしています。

次回もお楽しみに!


そのほかのアンケート結果