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2024.01.15ジパング俱楽部「朝活」どうしてる?|ジパング世代はどうしてる?

今回のテーマは【朝活(あさかつ)】について。

朝活とは、「朝に活動すること」という意味で、早起きをして仕事の前などに運動や勉強などをすることです。

今回は、ジパング世代のみなさんが普段行っている朝活や、旅先でやっている・やりたい朝活についてのアンケート結果を紹介します。

  • 調査期間:2023年10月16日~11月14日
  • 回答者:「図書カードNEXT」にご応募いただいた方 839名

普段の朝はどうしてる?


Q1.普段「朝活」していますか?どんな「朝活」をしていますか?


1位 散歩・ウォーキング、2位ラジオ体操・テレビ体操、3位ガーデニング・畑仕事、4位読書、5位勉強、6位ヨガ、7位ストレッチ、8位瞑想、9位ペットの世話・お弁当作り・新聞を読む 日々の習慣 朝活ランキング(複数回答)

普段、朝活をしていますか? というアンケートの結果は、

朝活をしている 65パーセント

朝活をしていない 35パーセント

表は、朝活をしているという方にどんなことをしているかを聞いた結果です。

上位のほとんどが運動や体操など体を動かすこと。バレエやテニス、ゴミ出しついでに歩くという方も。

運動以外では、クイズを解く、白湯を飲む、仏壇や神棚へのお参り、茶道、録画したテレビを観る、音楽を聴く、というようなゆったりとした時間を過ごされているようです。

また、お仕事をされている方のなかには、出勤前に家事をこなすという方も多くいらっしゃいました。

  • 5時50分頃、主人と散歩をしています。近くにため池が4カ所あり、水鳥がいます。カモ、サギ、10月にはコウノトリもやって来ました。また、太陽があがってくるのも感動的です。(72歳 女性)
  • まず起きるとコーヒーを片手に裏の小さな畑の作物を見に行き、前の庭の石に腰掛けて残りのコーヒーを飲むのが楽しみのひとつです。(76歳 女性)
  • 仕事のある朝は、お化粧と水筒にいれるコーヒーの用意をして、その後、朝ひきたてのコーヒーとトーストをゆっくり食べてから仕事に向かいます。(69歳 女性)
  • 年齢とともに早起きが日常となりました。日光の明るさは活字を見るのにありがたく感じられ、朝は頭脳もスッキリしているので前日の家計簿つけや勉強、読書の時間として朝を活用しています。(71歳 女性)

Q2.旅行中に早起きをしてやりたいことは?


1位 朝風呂、2位 朝市・市場に行く、3位 日の出を見る、4位 早朝ハイキング、5位 雲海を見に行く、6位 寺社参拝、7位 朝のお勤め、8位 朝釣り、9位 散歩、10位 ドライブ 旅行先で早起きしてやりたい 朝活ランキング

1位は朝風呂。温泉旅館に宿泊したら必ず朝風呂に行くという方が多数いらっしゃいました。

2位は朝市・市場へ行く。活気のある市場でおいしいものをいただけば、1日が充実しそうです。

3~5位は、歩いたり景色を楽しんだりとアクティブ、反対に6・7位は心穏やかに1日を始められそうな寺社参拝と朝のお勤めでした。

「信州長野に宿泊した時、朝食前に起きたら、すぐに善光寺を参拝する事をすすめられました。朝は観光客はほとんどいません。静かな境内に僧侶の読経が響いていて、荘厳さが際立っていました!」(75歳 男性)

8・10位は、釣りや車と趣味を楽しむ方、9位の散歩は3~5位とは違い、宿の近所を探索してみるという方の回答が多くありました。

  • 温泉は到着して1回、夕食後に1回、寝る前に1回、朝起きて1回、時間が許せばチェックアウト前に1回の5回は風呂に入ろうと思っています。(68歳 男性)
  • やっぱり温泉に入ります、大きなお風呂にはなかなかは入れませんからね。最後に入っておきます。海が見える大浴場のお風呂から日の出が見られたときは最高にうれしかった。(61歳 女性)
  • 9月に北海道旅行をして、朝市に行きました。カニやイクラなど新鮮でおいしいものが売っていました。今年は、暑過ぎて、イカが全然ありませんでした。(65歳 女性)
  • 岐阜県高山の朝市に行きました。漬物がたくさん種類があり、買い込みました。帰宅後、朝ごはんが楽しみになり2キロも太ってしまいました。(69歳 男性)
  • 比叡山や西本願寺の宿坊に泊まった時は朝のお勤めに参加しました。出雲大社での朝の参拝も空気が澄んでいて人も少なくあらたかな気分を味わえましたよ。(60歳 女性)
  • 旅先で朝早く散歩していました。朝練の子どもたちと出会いました。大きな声で挨拶を交わしました。こころが楽しく、嬉しく、爽やかになりました。(77歳 男性)
  • 仲間と知多半島の野間に泊まった思い出です。朝食前に目の前の港で舟釣りをしたときの、新鮮な空気が肌に冷たく気持ちよかったのが今でも思い出されます。(72歳 男性)

Q3.日常の朝の過ごし方についてのエピソードを教えてください。

  • 朝はいつも4時頃に起きて朝刊を1時間かけて読み、5時過ぎに朝飯を作って食べて、食後のコーヒーを飲みながら朝ドラを見た後にウォーキングに出て1時間歩くのが毎朝のルーティーンです。(68歳 男性)
  • 毎朝6時に必ずベランダに出て、朝日や富士山を眺めます。もちろん季節や天候により、明るさや太陽の位置、雲の具合に応じた富士山の見え方も日々違いがあります。朝ごとに新鮮な楽しみに満たされながらカーテンとサッシのガラス戸を開けます。ゆっくりと深呼吸とストレッチをして、それから朝食の準備にかかります。(70歳 女性)
  • 起きると4匹の猫(家猫3匹、外猫1匹)にご飯をあげ、畑を見回り、収穫。外猫が畑をたまに荒らしているので叱りますが、かわいくてブラッシング。ほっこりします。そして、やっと人間のご飯用意。さあ今日も頑張るぞ!(71歳 男性)
  • こどもが学生の頃からお弁当作りの習慣で、今も4時半起きです。ひとりの時間は早朝のみですので、一年を通して読書が楽しみです。夏は庭に出て、静かにガーデニングです。(66歳 女性)
  • 朝起きるとまず、台所の東側の雨戸を開け、東の空を眺めます。四季折々の朝の空を眺め、朝日を浴びたり、名残の月を見つけることが毎日の楽しみです。(60歳 女性)
  • 早朝、ひとりで誰にも邪魔されずに、コーヒーをすすりながら、CDでクラシック音楽を鑑賞する時が至福のひと時です。ある時、家人が早朝に目覚めて、一緒に音楽を聴いたのがよい思い出です。その家人は今、写真の中に収まっています。(74歳 男性)

ウォーキングのイメージ画像

  • 普段は朝6時頃からウォーキングをします。スマートウォッチで距離・歩数・時間・平均速度を計り記録しています。(74歳 女性)
  • 家事を終え9時からジムへ行き、近くの河川敷を散歩します。お地蔵様に毎日お参り。時々お供えをし、健康祈願をして帰宅します。最近、友人が癌になり手術を控えているので祈願しています。(60歳 女性)
  • 毎日一万歩を歩くことを目標に、夏は早朝ウォーキングに出かけていました。ウォーキングしている人は結構多く、すれ違う人達とお互いに「おはようございます!」と挨拶し合えることが楽しくて、ウォーキングを続けることができました。(63歳 女性)
  • 夏は朝明るいので、トイレ掃除をしてから神社まで散歩に行きました。気持ちのよい一日が送れました。秋になって熊のニュースを聞き昼間の散歩に変えました。(71歳 女性)
  • 今夏はトマトの収穫を手伝っていました。早朝2時間ほどでしたが例年になく暑かったので全身汗ビッショリでした。代謝もアップ、実益兼ねてよかったかも。(71歳 女性)
  • ラジオ体操を指の先まで意識して丁寧にやると、思いの外身体がじわじわして気持ちいいことを発見! 家族が起きる前の静かな自分だけの時間です(60歳 女性)
  • 退職後、朝のラジオ体操とストレッチ、93歳の母から受け継いだガーデニングをしていたら、膝を痛めてできなかったバドミントンができるようになりました。旅を楽しむためにも続けたいと思います。(65歳 女性)
  • 毎朝マンションの前の川沿いを30分ほど散歩。この散歩で当日の健康状態を知ることができます。前日に実家の畑の草刈りなどして疲れているときは、歩き出すとすぐにわかります。その時は少しペースを落として歩きます。(81歳 男性)
  • 20年前に仕事仲間から聞いて、NHKテレビ体操を続けています。最近は左右の手足がバラバラな体操に、体というか頭がついていかない。出演されている指導の方々には恥ずかしくて見せられません(笑)(76歳 男性)
  • 96段のお寺の階段を上がり、お参り。ラジオ体操、その後公園でストレッチをして、NHKの朝ドラ見て、朝食。でも、太っていくのはなぜ?(67歳 女性)
  • 昨年の冬に早朝の早歩きをしていました。まだ暗いなか、小さな四つ角で見知らぬ人とぶつかりそうになりお互いにビックリ。それ以来目立つ色の服を着て、ぶつかったりびっくりさせないように気をつけています。また、すれ違う時はこちらから早めに大きめの声で挨拶をするように心がけています。ほとんどの人が挨拶を返してくれるので気分もよくなります。(74歳 男性)
  • 今年の夏。6時過ぎに起床して、南西方向(ほぼ西?)のカーテンを開けると、大きな虹が目の前に。それも2重、もうびっくり! 5分ほどで消えましたが、35年ほど住んでいて初めての光景に感動しました。早起きは三文以上の徳だなあと感じました。(65歳 女性)

Q4.旅先での朝の過ごし方についてのエピソードを教えてください。

  • 毎朝日の出とともに目が覚めるので、旅先でもひとり早めに起き、露天風呂で日の出を待ち、日常のテレビ体操を行ないます。その後ゆっくりと起きる友とおいしい朝食をいただいています。(66歳 女性)
  • 今年4月、1週間の日程で、伊勢、熊野、高野山、和歌山市内、大阪をゆったりひとり旅で楽しみました。旅先では、いつもより早起きをして、宿泊先近くを1時間くらい散策をします。朝の風景、空気はその日の活力になります。高野山では、朝のお勤めをしました。(72歳 女性)
  • お寺の宿坊や会館に泊まった時は、必ず朝のお勤めに参加します。いつも身のひきしまる思いで、心が洗われます。とくに、延暦寺では、一晩のうちに雪が10センチ以上積もり、静まりかえった白一色の世界で、貴重な体験をしました。(61歳 女性)
  • 以前、伊勢神宮に初詣に行きました。混雑を避けるために開門の朝5時に参拝。薄暗いなか、燈明のぼんやりした明るさの中での参拝は荘厳でした。(65歳 女性)
  • 旅行の時は、大浴場付きのホテル旅館を利用する事が多く、朝風呂には必ず入浴します。秋田の玉川温泉では、外の岩盤浴に入るために早朝から並び、ゴザを引き、自然の岩盤浴で貴重な体験をしました。(60歳 女性)
  • 今年の旅行はゆっくり寝ておこうと思っていたのですが、毎朝ラジオ体操やみんなの体操をしているという友だちに起こされ、5人の仲間と浴衣の裾をはだけて体操に励み?ました。笑(67歳 女性)
  • 上高地の大正池の近くのホテルに泊まった時に早く起きて朝もやの大正池を写真に納めた。幻想的で感動でした。ちなみに、家族はまだ寝ていました。(67歳 女性)
  • 10月に山梨県の清泉寮に泊りました。朝5時過ぎ、部屋のカーテンを開けたら、朝焼けの富士山が空中に。すぐ着替えて、牧場に飛び出し、散策をしました。 (79歳 男性)

温泉イメージ サル

  • 温泉の内風呂から日の出を見ていると、露天風呂入口から猿が入ってきて、湯船の縁を上手に歩いて眼の前を通り過ぎ、出て行きました。あっという間の出来事で、驚きよりもほほえましかったです。(65歳 男性)
  • 早朝の白鳥の飛行は見応えがあります。V字飛行に見とれています。中には、必ずと言ってよいほど一羽遅れて隊列を追う白鳥がいます。どこかほほえましいです。鳥のさえずりや植物の様子などに心が癒やされます。日常でも旅先でも朝の何気ない光景を大事にしたいと思っています。(72歳 男性)
  • 猛暑の約2カ月間。標高1550メートルの避暑地で、仕事を兼ねて滞在することができました。早朝外に出ると出会うのはまず野生の鹿たちでした。驚かさないように小さな声でおはよう!の挨拶……。一瞬じっとこちらを見ていましたが、その後は何事もなかったかのようにもぐもぐタイムを続けていました。その姿に朝から癒やされました。(67歳 女性)
  • 金沢の駅前を早朝散歩していた時、カルガモの親子に出会いました。子供たちは餌を取って来る親をじつと待っていて親鳥が来た瞬間嬉しそうに羽をバタバタさせて喜びを全身で表していました。(68歳 女性)
  • 旅先の朝は、朝ごはんをゆっくりと楽しみます。今年の夏はクルーズ船の朝食ビュッフェ。バラエティ豊かで楽しみすぎて、帰宅後、体重を測ると2キロも増えていました! ビュッフェになるとどうも自制心が効かなくなって食べ過ぎる傾向にあります。罪なビュッフェです。(71歳 女性)
  • 旅行の宿は必ず温泉。大きなお風呂があり、食事内容を吟味して選びます。シティホテルに泊まる時も、おいしそうな朝食バイキングのあるホテルを選んでいます。ありがたいことに残念な思いをしたことがありません。(66歳 女性)
  • 旅行先では朝食は前夜に買ってきた軽めのものを部屋でのんびり食べるのが最近の習慣です。朝の時間を部屋でゆっくりできると疲れ方が違う気がします。(68歳 男性)
  • どこへ行っても宿泊施設の周りをひとりで散歩することにしています。見知らぬ土地の朝の風景や人々の動きを感じるのが好きです。方向音痴なので宿泊施設に戻れなくなると困るので、それだけは要注意です。(64歳 女性)
  • 知らない街に宿泊して、朝の散歩に出かけたのはいいが帰り道が分からなくなって、すれ違った方に宿の名前を言って帰り道を教えてもらいました。しっかり記憶していたつもりだったのに! それからは、必ず曲がり角の写真を携帯で撮影。それを逆に帰るようにしたら、心配なく着くようになりました。よかった!(78歳 男性)
  • 先月の温泉旅行での話。宿に着いて露天風呂に入り、先客がいて世間話をし、次の日の朝、露天風呂に行ったら、またその人と一緒になりお互い大笑いしました。(60歳 女性)
  • 今年の夏、最東端の日の出を見るために宮古に泊まりました。ホテルを出た時は真っ暗。山道をどう歩いているのか分からず、暗闇に「熊に注意」の看板を見かけて、友人達と大声で歌を歌いましたがそれぞれ調子ハズレで、「熊もびっくりして離れていくわ」と大笑いしながら歩きました。水平線に雲がかかり日の出は見られませんでしたが、水面はオレンジ色に染まり、幻想的なシーンを楽しめました。(62歳 女性)
  • かなり前のことですが、仕事ついでに大津で琵琶湖湖畔の宿に泊まりました。夕暮れ過ぎての到着で、大浴場の窓の外は暗くなっていましたが、湖面は明かりを映してキラキラ。湖の向こうは東、朝風呂で日の出を見よう! と決めました。翌朝、少しずつ明るくなっていく空と湖。素晴らしい日の出を見ることができました。以来、旅先での日没・日の出を拝むことが楽しみのひとつになりました。本当に❝拝む❞という気持ちになります。(80歳 女性)
  • 8月下旬、北アルプスを1日10~12時間、2日間歩き続けました。2日目は日の出前からヘッドライトを点けて歩き出しましたが、1時間ほどすると山々が朝日を浴び始めました。清々しさと美しさに「ずっと山に登り続けたい」とあらためて思いました。(67歳 女性)
  • 娘と久しぶりに熱海旅行をしました。早朝にふたりだけで露天風呂に浸かりながら、海から昇るお日さまに感激。夫を亡くして悶々としていましたが、前を向いて生きていこうという気持ちが湧いてきた旅でした。(65歳 女性)

編集後記


今回は、たくさんの投稿をいただいたのでエピソード多めでお送りしました。

アンケートの応募期間は10~11月。

外出を自粛していた方も少しずつ旅行へ出かけるようになった時期ということで、最近の旅エピソードが多い印象でした。

また、野球のメジャーリーグ(MLB)での大谷選手の活躍に日本中が盛り上がったということで、こんな投稿もいただきました。

  • MLBのシーズン中は、大谷選手の試合開始に合わせて一日がスタート。たまに、午前3時、5時、開始のゲームもありますが、夫婦揃って元気に起床。ホームゲームは10時30分開始が多く、散歩の時間は試合開始時間により変化します。73歳の我々夫婦の健康維持は、大谷選手次第です。(73歳 男性)

同じように大谷選手にスケジュールを合わせて過ごされた方も多かったのではないでしょうか?
ご夫婦で楽しめて健康的に過ごせるなんて素敵です。

旅先での「朝活」の投稿も愉快な話からグッとくる話までたくさんいただきました。
全体的に「のんびり過ごす」という方は少なめで、みなさん早起き!

  • 西国三十三所の月参りは、始発に乗車します。こういう時は、絶対に目覚ましの音が鳴る前に起きます。普段は音がなっても止め、2度寝……旅行に行った先のホテルや旅館でも目覚めがいいのは私だけでしょうか? 旅行は脳の働きを変えるのか?(73歳 男性)

これは「旅行あるある」ですよね?

最後に、早朝のお仕事のお話。

  • 最近、朝7時から2時間の清掃の仕事をはじめました。結構キツイ運動と同じくらい体を使います。新しい生活習慣になりました。(76歳 男性)

早朝のお仕事、お疲れ様です!
私も学生時代、早朝のコンビニでアルバイトをしていました。
冬の時期は、6時の出勤直後の駐車場清掃が寒くて寒くて……すぐに店内に逃げていました。ただ、静かで冷たくピーンと張りつめた空気のなか、空が少しずつ明るくなっていくあの時間は好きでした。
朝は、出勤・通学前の常連さんが多くて購入するものも大体決まっているので楽でしたし。懐かしい。

今回もたくさんのご応募とエピソードをいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!


そのほかのアンケート結果